ucandoitさんの映画レビュー・感想・評価 - 22ページ目

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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

4.5

愛なのか共依存なのか。ホラータッチの美しい映画。
天才的デザイナーで潔癖症で自己中、マザコンのレイノルズ、
母代わりの姉に依存している。
田舎のレストランでウェートレスをしていたアルマに一目惚れ、ドレ
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

4.0

ネタバレです。
孤児院で育った天才的鑑定士バージル。経済的にも社会的にも成功している。しかし偏屈な潔癖症で女性恐怖症。秘密の部屋で壮大な美女の肖像画コレクションに囲まれているのが最大の喜び。そこに登場
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

3.5

アナーキーなヒッピーの父親は森の中で6人の子供を教育する(洗脳とも言えるかな)。スパルタンな鍛錬とか子供たちの超人的な学習能力とかエンタメ性が楽しかった。社会派作品としては深みに欠ける気がした。小さい>>続きを読む

幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

5.0

生きるのも死ぬのもヘタなオーヴェ。頑固者で貧しく面白味はないが、彼の良さを見抜く二人の女性。妻と戦禍をくぐり抜けてスェーデン にたどり着いたイラン人の妊婦。地味で低予算で抑制されたコメディタッチのヒュ>>続きを読む

恋妻家宮本(2017年製作の映画)

4.0

間の悪い阿部寛、色気がない割に強くない天海祐希。主演の二人良かったと思います。天海祐希の犬神家シーンは吹きました。藤純子を始めとする共演陣も好演。ちょっと長いのが玉に瑕ですが十分楽しめました。優しいだ>>続きを読む

モヒカン故郷に帰る(2016年製作の映画)

2.5

特に悪くは無いが柄本にも矢沢永吉にも広島カープにも思い入れゼロなので少し退屈しました。雰囲気映画で伝えたい事が見当たらない。

マイレージ、マイライフ(2009年製作の映画)

3.5

途中までは退屈でした。ジョージクルーニーのにやけた作り笑いは好きじゃない。そう言う意味ではリチャードギアの笑い方も嫌だなあ。確かに二人共笑いジワが売りだけど。話は飛ぶがモーガンフリーマンやメリルストリ>>続きを読む

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.5

ニューカッスルの初老の大工ダニエルは妻に先立たれ心臓病で働く事を医師に止められている。保守党の社会保障削減政策で補助をカットされ困窮しているがシングルマザーのケイティと子供達を助ける。闘う手段を持たな>>続きを読む

ナチュラル(1984年製作の映画)

4.0

野球モノには目が無いです。ロバートレッドフォード渋くてカッコいい中年ルーキー。女優陣も個性豊かです。

ターミナル(2004年製作の映画)

3.7

突っ込みどころ満載ですが楽しいハートフルコメディでした。トムハンクスはさすがです。トランプのアメリカだからこそ今観たい映画。

日の名残り(1993年製作の映画)

4.0

チャーチルの反対勢力です。ダーリントン卿(架空の人物)はチェンバレン首相やハリファックス卿と共にナチに対して融和策を取り、その為ナチに付け入れられたというのが一般的な評価。外交はそう単純では無いはずで>>続きを読む

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

5.0

良くも悪くもタランティーノw。好きなのでおまけの5点。ジェイミーフォックスも良いけど、クリストフヴァルツ、デカプリオ、サミュエルLジャクソンと芸達者が揃っています。皆さんさすがの演技。タランティーノは>>続きを読む

駆込み女と駆出し男(2015年製作の映画)

4.0

井上ひさし大好き。本作の原作は読んで無いけど井上さんの雰囲気はよく出てます。彼の遺作にとなった短編集、読みたいと思います。キャストが良いですね。戸田恵梨香初見ですが素晴らしい。満島ひかりはちょっと台詞>>続きを読む

パドルトン(2019年製作の映画)

3.6

安楽死をめぐるブロマンスのロードムービー。地味で低予算でホロリとくる。送る方の心情が主だが死を選択した方の苦悩も最後に出てくる。末期ガンで苦しむ前の安楽死選択。ちょっと早すぎでは無いのかと思ってしまう>>続きを読む

ピンポン(2002年製作の映画)

4.0

窪塚洋介初見。とてもいいですね、この人。獅童の狂気と哀愁も見応えあり。脇では夏木マリ、大倉孝二が好演。竹中直人は相変わらずキモいw。

みんなのいえ(2001年製作の映画)

3.5

建築とアートを混同してるのかなと、ちょっと心配だったけど杞憂でした。いつも通りの三谷幸喜。この頃は勢いがありますね。

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

4.5

大好きなゲイリーオールドマンだが(イギリス人だったのね)、前半は癖の強い演技に辟易。しかし素晴らしい脚本と印象的なカメラワーク、脇役陣の抑制された演技そして何よりもオールドマンの白熱の演技に引き込まれ>>続きを読む

ビリギャル(2015年製作の映画)

3.6

有村架純がただただ可愛い。吉田羊さんもいいね。二人ともとても意外な役柄を好演しました。赤色エレジーのあがた森魚が出てる。

本能寺ホテル(2017年製作の映画)

3.5

綾瀬はるか大好き。堤真一、近藤正臣も安定の存在感。映画としてもきちんと出来てると思います。矢嶋智人がチョコっと出てきて訳のわからない芝居するのが堪らなく嫌。

オケ老人!(2016年製作の映画)

3.5

超ベタですw。杏がとてもいい。オケが急に上手くなりすぎてミュージシャンとしてはちょっと現実感が。光石はやはりいいです。エンディング辺りが好き。

ヘアスプレー(2007年製作の映画)

5.0

文句無しに楽しいミュージカル。主演のおデブさんがなんとも言えず可愛い。脇を固めるのがトラボルタにザックにクイーンラティファにブリタニースノウ全員素晴らしいです。性悪女役のミッシェルファイファーの歌もイ>>続きを読む

スキップ・トレース(2015年製作の映画)

3.5

60代のジャッキー本当に頑張ってます。全員体当たり映画。ファンビンビンもお疲れ様でした。

ミックス。(2017年製作の映画)

2.0

記録。これはこれでよろしいんでは無いでしょうか。2/5

鉄道員(ぽっぽや)(1999年製作の映画)

3.0

グッと来るけどそれだけかな。雪子の「幸せ」という台詞が意味不明。高倉健のヘタウマ振りは良いにしても周りがイマイチです。吉岡と大竹のベトベト振りはどうしても好きになれない。広末は可愛いから許すw。

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

4.5

サイコもの好きですw。これはソシオパスかな?真実の行方のエドワードノートンの気の弱そうな吃音、悪の経典の伊藤英明の清々しさ、凶悪のリリーの可愛げ。ジェイクジレンホールのニカッと大きな笑顔は彼らに負けて>>続きを読む

真実の行方(1996年製作の映画)

4.0

とにかく25歳のエドワードノートンが凄いですね。何を言ってもネタバレになりなますw。ローラリニーの最後の方の演技も素晴らしかった。リチャードギアは悪くないが、個人的には薄ら笑いが好みではないです。楽し>>続きを読む

めまい(1958年製作の映画)

4.0

1958年作品だが綺麗にリマスターされています。主人公の高所恐怖症を利用した完全犯罪。軽妙な喜劇風に始まるが段々とジェイムズスチュアートが狂っていく。自分も高所恐怖症何で階段のズームイン・アウトはゾク>>続きを読む

ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

4.5

ダメ男が異性交渉の結果HIV患者となり自分の延命と共に人間的、社会的に成長する。
マシューマコノヒーとジャレットレトーが迫真の成り切りブリ(共にオスカー受賞)。
ジェニファーガーナーも良いです。

17歳のカルテ(1999年製作の映画)

4.0

自分と全く同年代だが全く違う景色を見ている人達。病気と健康の境目のお話。主人公の自著だそうです。女優陣頑張ってます。若いのに皆さん演技力が凄いのに驚かされます。ハリウッドは違うね。特にアンジーの存在感>>続きを読む

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

3.7

バズラーマンのド派手な演出は好き嫌いの別れるところ。デカプリオもトビーマグワイアも良いです(この二人以外は役の上ではクズばかりw)。途中まで全く馴染めなかったが、そこはスコットフィッツジェラルドの古典>>続きを読む

ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

3.0

映画というよりMV。歌は素晴らしいが本は見るべきところなし。ゲロシーンとかセンスのかけらも無いガキンチョ下ネタが興ざめ。アナケンドリックは歌は凄いが女優としての華に欠けるかな。コンサルタントでは良いと>>続きを読む

ラブ&ドラッグ(2010年製作の映画)

3.5

セックス依存症の二人、その理由は。製薬会社の反社会性を糾弾するような内容かに思えたが、何やらうやむやに。難病の彼女の人生と向き合おうと決意する。続くことを祈るばかり。アンハサウェイの気前の良い露出ぶり>>続きを読む

ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬(2011年製作の映画)

4.0

ロザムンドパイク見たさに鑑賞。この映画本当にバカバカしい。大好きです。