うめこさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

来る(2018年製作の映画)

4.7

中島監督の言う通り、お祓いライブ映画。終盤、何度も観たいくらいかなり好き。少しずつみんなクズ。岡田准一をワンパンでのめす松たか子がツボ。
原作読んで何が「来る」なのかわかって面白かったし、映画はこの描
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散り椿(2018年製作の映画)

4.0

殺陣と佇まいにひたすら引き込まれる。話の筋よりも画を観る映画。カラーなのに白黒映画のような雰囲気。
岡田さん出演の時代劇の中で今のところ一番好き。

銀魂(2017年製作の映画)

3.0

原作が漫画なのに、演者のコミカライズがすごい…と訳のわからないことを思った。

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.5

ゾンビ好きなので公開時に気になっていたものの、あまりの邦題のアレさに劇場へ行かなかったことを後悔した。スクリーンで観たかった。

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.3

口コミに乗ってユーロスペースへ観に行った自分にグッジョブと言いたい。

パンク侍、斬られて候(2018年製作の映画)

3.5

町田康原作、宮藤官九郎脚本、綾野剛主演だなんて、観ないわけにはいかないやつ!と劇場で。
この世は嘘ばかり。すぐに流される狂騒の阿呆共。なんともシュール。メタ。自由間接話法。

万引き家族(2018年製作の映画)

4.2

ニュースや行政の判断からこぼれ落ちる「誰も知らない」家族の話。
演者たちの凄み。
犯罪を「是」とは描いていないし感動モノでは決してない。

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.0

主人公はすごく「生きたい」人なのだなあ。
観終わってから続け様にもう一周。
演出、おもしろい。
音楽も耳に残る。

チェイサー(2008年製作の映画)

4.2

「哭声」の監督作品ということで鑑賞。
凄惨で暗くもどかしく、とても容赦がない。
韓国映画、すごい…。
犯人のあの返事の仕方と表情に慄然とした。

少女の慟哭にはもう…。

「哭声」でもそうだったけど、
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

4.0

シェイプオブウォーターが良かったので鑑賞。
つらい。救われたんだと思いたい。
ラビリンスがとても好きな感じだっただけに、もっとラビリンスを見せてーとなったけれど、この按配だからよかったのかも。
手の目
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バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

4.0

切ないハッピーエンド、まさに。
主人公がタイムリープする分岐点自体が、平々凡々と生きてきた私からすると些細じゃない…となったりもしつつ、時間を行き来し大きく異なる何通りもの人生に最後まで釘付けになった
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

3.5

けっこう重い。
してしまったことは決して無かったことにはならない。
でも、傷ついてぶつかってお互いの「聲」に向き合って、そして何よりも自分自身の「聲」に向き合って、少しずつでも変化しながら生きていくん
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ルドルフとイッパイアッテナ(2016年製作の映画)

3.3

立て続けに殺人映画を観た直後になんとなく観始めたのでとてつもない清涼剤になった。
猫、賢い。かわいい。
「絶望は愚か者の答え」かっこいい。
ブルドッグ、古田新太だったの気づかなかった!

22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.7

時効後に殺人犯が告白本でもてはやされるとか、藤原竜也の演技も相俟ってなんという胸糞…となり、あいつが怪しいと気づいてから引き込まれつつ、結局結末ももやもや…と、まんまと乗せられた感。
元の韓国版、観た
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.5

鑑賞中はただただ驚いていて、いつのまにか泣いている自分にも驚いた。
水の表現、青緑色の世界。
冷戦下、マイノリティ、人魚姫、美女と野獣のアンチテーゼ、等々色々要素はあるのだろうけど、
とにかくうまく言
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.2

色とか音楽とか主役の女の子のキュートさとか、そこそこ楽しいけれど、あんまりはまらなかった。

メッセージ(2016年製作の映画)

4.1

例えば自分にとってつらい未来があるとして、そこに向かって一瞬一瞬を大切にしながら生きていくということが私にできるんだろうか。宇宙人ものでこんなに切ない気持ちになるとは。
表義文字が円相図みたいで好き。
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空海 ーKU-KAIー 美しき王妃の謎(2017年製作の映画)

2.8

「空海」…?中国タイトル「妖猫傳」はしっくりくる。
映像はとても綺麗。楊貴妃も綺麗。

何故吹替しか上映してないのか、染谷君の中国語聞きたかった。

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.8

原作が大好きなのに劇場に行けなかった。やっぱり劇場で観たかったなあ…。

帝一の國(2017年製作の映画)

4.0

若手俳優奮闘。くだらなさの塩梅がとてもよい。