うめこさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.6

YouTuberが題材ながら、人間の業の深さのようなものが凝縮されていた。

ファイブ・デビルズ(2021年製作の映画)

3.5

タイムリープの設定がおもしろい。
映像が美しかった。

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

3.5

同世代なので郷愁が半端なく、懐かしい歌もいっぱい。田舎だったからか周りにはあそこまでのコギャルはいなかったなあ。私はルーズソックスは履かなかったし序盤のすずちゃんの芋っぽさがまるで当時の自分を見てるよ>>続きを読む

線は、僕を描く(2022年製作の映画)

3.8

水墨画に惹かれて鑑賞。
横浜流星さんと清原果耶さんが若い葛藤と成長を見事に演じていた。
「できるできないじゃない、やるかやらないかだ」
ますます水墨画に興味を持った。

閉ざされた森(2003年製作の映画)

3.8

藪の中、トラボルタ。
二転三転、食い違う証言、辻褄。
最後の最後まで転がされる。

RRR(2022年製作の映画)

4.5

蜂起!咆哮!反乱!のハイテンションで3時間疾走する濃密エンタテインメント肩車映画だった。

犬鳴村(2020年製作の映画)

3.0

冒頭のVOPっぽいシーンは良い感じと思ったものの、犬鳴村について詳しく教えてくれるシーンや幽霊のCGにちょい萎え。
でも意外と楽しく観られた。
一番怖かったのはエンドロールかも。

“それ”がいる森(2022年製作の映画)

2.5

もっとこう土着信仰的な何かとかを期待して観たらだいぶ予想外だった。
「子供向け」「あえての」ならばわからないでもないけれど、有名俳優で真正面にこれを撮って大規模公開するの、一周回ってすごい。

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.5

アダちゃんの尋常ならざるかわいさとアイスランドの美しい地平線、始終漂ううっすらとした気味の悪さ。
終わり方に呆気にとられたが、あれ以上どう描いても蛇足なような気もする。

ヘルドッグス(2022年製作の映画)

4.4

闇堕ち元警察官とサイコボーイのバディという設定がまず好き。ノワールな雰囲気と登場人物がみんな狂っていてよかった。
アクションシーンはさすが。
特に高級クラブでの格闘シーンが会話なども含めて一番興奮した
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.7

フルサイズIMAXスクリーンで鑑賞。
ジョーダン・ピール監督の宇宙人ものという情報だけで観てみたら、予想外の大迫力の使徒襲来…もとい、UAPだった。
音楽と疾走する馬がとてもよき。
奇妙な自己言及的ス
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最強殺し屋伝説国岡 完全版(2021年製作の映画)

3.5

お仕事のお供はポテチな殺し屋モキュメンタリー。
ゆるさと徒手格闘アクションの激しさのギャップがすごい。

オカルトの森へようこそ THE MOVIE(2022年製作の映画)

3.7

クリーチャー、超能力、心霊、新興カルト宗教…まさしくオカルトのてんこ盛りのオカルトの森。
本気でふざけていて大変な熱量。思いの外アクション映画。
ミミズをぶん回しているシーンで劇場で笑い声が起こってい
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.5

ほぼ主人公家族しか出てこないのがすっきりしていてよかった。
音を立てたら即死なんてもうはらはらするしかない。妻と娘が強い。

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.8

見世物小屋などの始終薄暗い雰囲気、美術に引き込まれた。
オチはなるほど。

魔法にかけられて(2007年製作の映画)

3.6

おとぎの国の住人たちの実写クオリティすごい。
姫かわいい、リスもかわいい。家来のおじさんが一番よく見つけたな!という。
ジゼル役の人、ばかうけ宇宙船でおなじみの「メッセージ」の人なのか、びっくり。

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.5

タイムループラブコメ。
記憶や知識は消えずに同じ日をループという設定や、主人公男女がおバカやってるシーン楽しい。

真・事故物件 本当に怖い住民たち(2021年製作の映画)

3.4

劇伴やスロー演出なかなか個性的だなあ、前半の心霊描写まあまあちょい怖い、ヒロインの女の子よくそんな冷静でいられるなあとか、RaMuちゃん演じる女の子ウザかわいいとか思ってたら、後半のグロ祭にそうきたか>>続きを読む

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.9

真面目優等生女子2人の卒業前日のパーティーデビュー。
遊んでる同級生も表面ではわからないものをそれぞれ秘めていたりと、周りのキャラクターも立てつつテンポよく2人の成長を一晩で描く脚本と演出がすばらしい
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女神の継承(2021年製作の映画)

4.4

「哭声」のナ・ホンジンのプロデュース。
タイの土着信仰を題材にした、エクソシストとゾンビみのある高湿度なモキュメンタリー激烈ホラー映画だった。
「哭声」のアナザーストーリー、特にラストにかけて想像以上
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サカサマのパテマ(2013年製作の映画)

3.5

空に落ちるという設定がおもしろい。
上下が切り替わるのも楽しい。

黄龍の村(2021年製作の映画)

3.6

後半怒涛のアクションと展開。死に様のサクサク感。けっこう好き。

あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.0

田舎から上京して大学に通ったものの高学歴でもないし「貴族」との関わりもまったくなかったので違う世界のお話、と見始めたものの、女性であり上京した者として自分に引きつけざるを得なかった。「東京は違う階層と>>続きを読む

X エックス(2022年製作の映画)

3.8

高齢殺人鬼がゆっくり大暴れのスラッシャー映画。
登場人物それぞれの死に方が印象的。
老いへの恐怖、少し切なくなった。
「悪魔のいけにえ」「サイコ」「シャイニング」など往年のホラー映画オマージュも。
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呪詛(2022年製作の映画)

3.7

母親がずっと撮影してるのが違和感だったのだが、なるほどそうゆうことか上手くできている。
怖いというより気持ち悪い。
あの呪文が耳にこびりつく。

哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

4.0

大枠はゾンビものなのだけれど、襲ってくるのがゾンビではなく理性を失い持ち前の悪意を大放出した"人間"というところが肝だし、絵面的にも肝が頻出する。

犬猿(2017年製作の映画)

3.5

血の繋がった兄弟・姉妹だからこその「犬猿」の仲、断ち切れない。
配役がはまっていた。

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.0

「万引き家族」「そして父になる」に連なる、家族の在り方に切り込んだ作品。
母も子どもを産んだら自動的に母になる訳ではない。
ペドゥナの台詞「育てられないなら産むな」は悲しいけれど、現代の大半の声なのだ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.7

ワーニャ伯父さん劇中劇とシンクロしてゆく脚本がお見事。

聖地X(2021年製作の映画)

3.8

なるほど、霊の存在、そうゆうことか!
岡田将生演じる兄がポンコツ、しかし憎めない。
ホラーというよりSF。
予告映像を見返すとホラー煽りがすごくて、おそらく狙ってやっているんだろうなあ。

パプリカ(2006年製作の映画)

4.0

サイケなおもちゃの魑魅魍魎大行進、シュールな口上、なんとも言えないグロテスクさ、好き。

コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

3.6

やっぱり伏線回収が面白い。
このやり取りは誰に聞かせているのかと考えながら観るのも楽しい。
ジェシーとスターの名前に泣きそうになる。

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.3

冒頭の禍威獣のオンパレードをもう一回観たい。
メフィラスの配役が秀逸。