YouTuberが題材ながら、人間の業の深さのようなものが凝縮されていた。
同世代なので郷愁が半端なく、懐かしい歌もいっぱい。田舎だったからか周りにはあそこまでのコギャルはいなかったなあ。私はルーズソックスは履かなかったし序盤のすずちゃんの芋っぽさがまるで当時の自分を見てるよ>>続きを読む
水墨画に惹かれて鑑賞。
横浜流星さんと清原果耶さんが若い葛藤と成長を見事に演じていた。
「できるできないじゃない、やるかやらないかだ」
ますます水墨画に興味を持った。
藪の中、トラボルタ。
二転三転、食い違う証言、辻褄。
最後の最後まで転がされる。
蜂起!咆哮!反乱!のハイテンションで3時間疾走する濃密エンタテインメント肩車映画だった。
冒頭のVOPっぽいシーンは良い感じと思ったものの、犬鳴村について詳しく教えてくれるシーンや幽霊のCGにちょい萎え。
でも意外と楽しく観られた。
一番怖かったのはエンドロールかも。
もっとこう土着信仰的な何かとかを期待して観たらだいぶ予想外だった。
「子供向け」「あえての」ならばわからないでもないけれど、有名俳優で真正面にこれを撮って大規模公開するの、一周回ってすごい。
アダちゃんの尋常ならざるかわいさとアイスランドの美しい地平線、始終漂ううっすらとした気味の悪さ。
終わり方に呆気にとられたが、あれ以上どう描いても蛇足なような気もする。
闇堕ち元警察官とサイコボーイのバディという設定がまず好き。ノワールな雰囲気と登場人物がみんな狂っていてよかった。
アクションシーンはさすが。
特に高級クラブでの格闘シーンが会話なども含めて一番興奮した>>続きを読む
フルサイズIMAXスクリーンで鑑賞。
ジョーダン・ピール監督の宇宙人ものという情報だけで観てみたら、予想外の大迫力の使徒襲来…もとい、UAPだった。
音楽と疾走する馬がとてもよき。
奇妙な自己言及的ス>>続きを読む
お仕事のお供はポテチな殺し屋モキュメンタリー。
ゆるさと徒手格闘アクションの激しさのギャップがすごい。
クリーチャー、超能力、心霊、新興カルト宗教…まさしくオカルトのてんこ盛りのオカルトの森。
本気でふざけていて大変な熱量。思いの外アクション映画。
ミミズをぶん回しているシーンで劇場で笑い声が起こってい>>続きを読む
ほぼ主人公家族しか出てこないのがすっきりしていてよかった。
音を立てたら即死なんてもうはらはらするしかない。妻と娘が強い。
見世物小屋などの始終薄暗い雰囲気、美術に引き込まれた。
オチはなるほど。
おとぎの国の住人たちの実写クオリティすごい。
姫かわいい、リスもかわいい。家来のおじさんが一番よく見つけたな!という。
ジゼル役の人、ばかうけ宇宙船でおなじみの「メッセージ」の人なのか、びっくり。
タイムループラブコメ。
記憶や知識は消えずに同じ日をループという設定や、主人公男女がおバカやってるシーン楽しい。
劇伴やスロー演出なかなか個性的だなあ、前半の心霊描写まあまあちょい怖い、ヒロインの女の子よくそんな冷静でいられるなあとか、RaMuちゃん演じる女の子ウザかわいいとか思ってたら、後半のグロ祭にそうきたか>>続きを読む
真面目優等生女子2人の卒業前日のパーティーデビュー。
遊んでる同級生も表面ではわからないものをそれぞれ秘めていたりと、周りのキャラクターも立てつつテンポよく2人の成長を一晩で描く脚本と演出がすばらしい>>続きを読む
「哭声」のナ・ホンジンのプロデュース。
タイの土着信仰を題材にした、エクソシストとゾンビみのある高湿度なモキュメンタリー激烈ホラー映画だった。
「哭声」のアナザーストーリー、特にラストにかけて想像以上>>続きを読む
田舎から上京して大学に通ったものの高学歴でもないし「貴族」との関わりもまったくなかったので違う世界のお話、と見始めたものの、女性であり上京した者として自分に引きつけざるを得なかった。「東京は違う階層と>>続きを読む
高齢殺人鬼がゆっくり大暴れのスラッシャー映画。
登場人物それぞれの死に方が印象的。
老いへの恐怖、少し切なくなった。
「悪魔のいけにえ」「サイコ」「シャイニング」など往年のホラー映画オマージュも。
続>>続きを読む
母親がずっと撮影してるのが違和感だったのだが、なるほどそうゆうことか上手くできている。
怖いというより気持ち悪い。
あの呪文が耳にこびりつく。
大枠はゾンビものなのだけれど、襲ってくるのがゾンビではなく理性を失い持ち前の悪意を大放出した"人間"というところが肝だし、絵面的にも肝が頻出する。
「万引き家族」「そして父になる」に連なる、家族の在り方に切り込んだ作品。
母も子どもを産んだら自動的に母になる訳ではない。
ペドゥナの台詞「育てられないなら産むな」は悲しいけれど、現代の大半の声なのだ>>続きを読む
なるほど、霊の存在、そうゆうことか!
岡田将生演じる兄がポンコツ、しかし憎めない。
ホラーというよりSF。
予告映像を見返すとホラー煽りがすごくて、おそらく狙ってやっているんだろうなあ。
サイケなおもちゃの魑魅魍魎大行進、シュールな口上、なんとも言えないグロテスクさ、好き。
やっぱり伏線回収が面白い。
このやり取りは誰に聞かせているのかと考えながら観るのも楽しい。
ジェシーとスターの名前に泣きそうになる。