うなぎさんの映画レビュー・感想・評価

うなぎ

うなぎ

映画 聲の形(2016年製作の映画)

4.6

オリジナル版というのだろうか、別冊マガジンの読み切りだけ読んだことがあった。
先生のクズっぷりがかなり薄まっていた。まあ、主役は子供たちなのでいいのだが。

それにしても考えさせられる。なんだかんだと
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.3

非日常のへ扉はロマンスでした、ってか。やかましいわ。すずめとは一体、何だったのだろうか。

飽きずに見ることはできた。まぁ、さすがの物語創作だと思う。が、なんだかブツ切りだった。起承転結の要約を見せら
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ハント・フォー・ザ・ワイルダーピープル(2016年製作の映画)

3.5

トラブルにトラブルを呼ぶ過程が雑過ぎるが…まあ、おもしろかった。

コメディに求めるものではないが、クソガキに必要なものは結局何なのだろうか、と考えてしまった。
無償の愛?話を聞くこと?湯たんぽ?
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この子は邪悪(2022年製作の映画)

2.3

ジャケットにありえないと書いてあったわ。
まあ、仮面の女の子のビジュアルだけ、かな。玉木氏が俺つえーしてたけど、精神的には弱かったお話。

キャプテン・フィリップス(2013年製作の映画)

3.8

なるほど、実話ベースだったのか。終始緊張感がすごかった。
それにしてもトム・ハンクスは海でヒドイ目に遭いやすいな。空港でも一人で奮闘してたな。

とにかく、もうちょっと歴史的というか、情勢の把握が必要
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ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

3.6

恋愛要素?はいらなかったな。ありがちなキスシーンとかなかったのはよかったけれど。
話が進んでいくうちにどんどん普通の人になっていくのは残念。徹頭徹尾、自分のルールに従って事を運んでほしかった。

とは
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スペクトル(2016年製作の映画)

3.3

トントンと話が進んでいった。ストーリー的にはあまりひねりがなかったけれど、敵のゴースト?はよかった。
真相がなかなかの鬱だったのはSFしてたなー。解き放つシーンは少し切なくもあった。

スマイル(2022年製作の映画)

2.6

主人公がクソザコすぎて話にならない。

精神科医設定が不運な連鎖をもらうためだけにしか機能していなくて残念。もっと精神科医ならではの展開もできただろうに。過去のトラウマもしょうもない。ストーリーに絡ん
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木更津キャッツアイ ワールドシリーズ(2006年製作の映画)

3.6

相変わらずメチャクチャだが、最後はきっちりまとまっていた。バイバイはしっかりしないとな。
人は成長し、祭りはいつか終わるものなんだなーと…。

なんか野球したくなってきた。

木更津キャッツアイ 日本シリーズ(2003年製作の映画)

3.4

さすがメチャクチャやってますわ。
だが、おもしろい。

もう20年前ってのがまたすごい。確かに若い感じはするが、みんな変わってなかった。すげーな

シティ・オブ・エンジェル(1998年製作の映画)

3.2

設定がわりとゆるかった。
こんな二人が恋に落ちたら、ってのをやりたいだけだったかなーと。
まあ、人間はビックリするくらい呆気なく死ぬこともありますからね…うん。

ミケランジェロ・プロジェクト(2013年製作の映画)

3.4

戦争の渦中でも、未来へつなげるための別の闘いがあったのだなー、と。
全体的にはコメディ調で軽く観れたけれども、やはり死は付き物だった。

美術品を見る視点が増える、いい作品だった。

別に問題はないの
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日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

4.0

思わず見入ってしまった。
実話ベースというのだから笑っちゃうわな。成果主義の行き着く果てということか。
まあ、警察なんてどこもこうなのでしょうね。

I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

3.8

ルーシーかわゆす

もちろんイイ話ではあるのだが…
ちょっと切り取り方が一面的すぎる気がした。まあ、難しいところではあるけれど。
そもそもあんな裁判になるものなのかなー、とか
7歳レベルでも一人暮らし
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鹿の王 ユナと約束の旅(2020年製作の映画)

2.4

既視感を覚えつつ…。
ファンタジーなのはいいのだけれど、もっと現実に根ざした問題というか、課題というか…。とりあえず訴えかけるものがなかった。

原作はもっと違うのだろうか。原作への興味が湧いた、とい
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正欲(2023年製作の映画)

3.1

文字でないと伝わらないことが多くあると思えた。

まあ、結局みんな「普通」に囚われているんだな、っていう。それだけだった。
原作は未読だが、性癖紹介だけじゃなくて何かしらの結末はつけてほしかったかな。

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.5

これは続編を前提に作ったのかな?
エピローグが蛇足だった気がする。エンドロールへの切れ間がめちゃカッコよかっただけに、ちょっと残念。
やるなら間にちょくちょく入ったインタビュービデオの世界を描いてほし
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.1

結局、なに?っていう…。

制度の是非はさておき、人の死に際してはいろいろ考えるところありますよね、という域を出ていないと思った。
安楽死でその場面を作り出してみたものの…残ったメッセージは老人が邪魔
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ある男(2022年製作の映画)

3.2

それぞれの演技力があったから観れた感じ。
言いたいことはわかる気がするけど、あまり刺さらなかったな。所詮、旅館の兄貴側なのかもしれん。

東日本大震災を人工地震と言い切る時代になったのだなあーと、時の
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パレード(2024年製作の映画)

2.7

人間の命とは儚いものであり、だからこそ得られたラストチャンスは必死になるものだろう。
それが全く感じられなかった。

もちろん、死者を想えばあってほしい世界ではある。だが、目的が、未練が、ハッキリして
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.8

おもろいやん。
ある意味ハクスラ系脱出ゲームとでも言おうか。
積み重なった想いが導いていく展開は熱かった。

妹パートは超常が過ぎる気がしたが、まあ、いいでしょう。
おもしろい着眼点ミステリーだった。

ミスミソウ(2017年製作の映画)

4.0

安易といえば安易だし、ナンセンスといえばナンセンスなのだが…。
それだけでは語れない重さがあったように思う。
誰もが一度は描いた妄想をドストレートに表現していた。少しも共感できない人はかなり恵まれた環
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誰も知らない(2004年製作の映画)

4.2

この手のものはどう評価していいのやら。
「子宮に沈める」ほどThe絶望でないのはいいことなのだろうか?ちょいちょい見え隠れする希望がまたツライ。
実際はもっと悲惨なようですね。

子どもたちが自然な演
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

4.8

言わずもがなの名作。
改めて見るとオトナ帝国の描写はそれほど多くなかった。むしろあっさりしていたかも。
昔への郷愁よりも大人のいなくなった街がいい。大人になった今でもデパートに泊まるのは夢がある。

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦(2002年製作の映画)

5.0

最高傑作。
脚本が完璧。シーンの撮り方がうまい。
抗えない歴史と身分の違い。しんのすけの圧倒的成長。
見るたびに泣ける。

とらわれて夏(2013年製作の映画)

3.6

じゃあ一体誰がパイを焼くんだ、ってね。
ヒゲはあったほうがよかったかな。

大人の弱さと子供の強さをキレイに描いていたと思う。
大人の身勝手は困りますねって感じ。

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.3

まあ、いろいろ考えられておもしろいかもしれない。
トラクターで夫が涙を流した理由をどう解釈するのか…って感じ?
もうちょいストーリーに波が欲しかった。

一体、あれは何なんだ?━━幸せさ。
というセリ
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.3

物語における偶然をどこまで許容すべきなのか…が問題である。まあ、主題はそこじゃないからいいのかもしれないけどさ。細かいとこも拘らないといけないでしょ、プロとして、作品として、と思ってしまった。

キャ
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クローバーフィールド・パラドックス(2018年製作の映画)

2.3

意味分からんのがSFではなくて、想像の一歩先をいくのがSFである。何か勘違いしていないか?という内容だった。
いろいろ起こるけど、特に意味はない連続だし、理由も分からん。

とりあえずオチを統一させれ
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10 クローバーフィールド・レーン(2016年製作の映画)

3.6

前作とは打って変わっておもろいやん。
別物ではあるけど、土台の土台は共通してるかな。クローバーフィールドという時点でお察しなので、安心して観れたオチって感じ。それでも、もしかしたら…?と思えたのはよか
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クローバーフィールド/HAKAISHA(2008年製作の映画)

3.0

まあ、やりたいことはわかるけど…。
よく撮り続けたね、という違和感しかない。
故に緊張感もパニック感も薄くなっているような…

ゆるキャン△(2022年製作の映画)

3.8

みんな大人になっていた。
内容も大人になっていた。
ゆるくはないが、それでいい。

これほどまでに「その後」を描いた作品があるだろうか。テーゼとアンチテーゼから見事なジンテーゼを生み出し、ソリューショ
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Lift/リフト(2024年製作の映画)

2.9

なんか普通だなあ、と。

特別悪いところはないのだけれど。ありきたり??オーシャンズほどのギミックもなければ、アクション、スマートさにも欠けているような。

ハイテク機器でボタン、ポチッで終わってしま
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.4

ポアロの傲慢さ?はやっぱ昔の作品だからなのかな?
まあ、おもしろいし意外なオチでもあるのだけれど…ポアロの知識量がすごかっただけ?
手がかりをなぜ残したのか…。もっと気を使ってほしかったな。
素直にお
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“それ”がいる森(2022年製作の映画)

1.8

UFO研究所がある関係上、とりあえず作られた作品ですね。

内容はどうでもいいので、祐志君だけは守りたかった。

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