underfirejgさんの映画レビュー・感想・評価 - 18ページ目

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テス 4Kリマスター版(1979年製作の映画)

2.9

久々だが文芸大作は合わないなと痛感する結果に。体調もあろうがゆったりテンポに定期的に睡魔遅い、ようやく盛り上がるのはホントの終盤に。ただ撮影の素晴らしさは特筆もので、これだけでも観る価値あり。ポランス>>続きを読む

トラック29(1987年製作の映画)

2.8

N・ローグ監督の不思議な感覚のサスペンス。なのだが、どうも中途半端な演出で、まとまりのなさほ否めず。過去のトラウマでアル中のキャラは理解できるが、描き方やはり巧くないよな。T・ラッセル、G・オールドマ>>続きを読む

肉弾鬼中隊(1934年製作の映画)

3.1

J・フォード監督の第一次大戦もの。砂漠でも任務も目的地もわからぬまま、見えぬアラブ人の攻撃受けるという、ある意味閉所サスペンス。前に出るとやられる恐怖感の醸成はなかなか。墓標の代わりに立つ剣等印象的シ>>続きを読む

静かなる男(1952年製作の映画)

3.3

アイルランド舞台にしたJ・フォード&J・ウェインのコラボ作品。大自然背景に進み戻りつつの流れは少し冗長にも感じたが、今の時代が忙し過ぎるのか。回想シーンも不要と思ったり。M・オハラがいいねぇ。あのキス>>続きを読む

何かいいことないか子猫チャン(1965年製作の映画)

3.0

W・アレン脚本のコメディ。セラーズ、オトゥールの両ピーターがおふざけ演技を披露。セラーズの馬鹿馬鹿しさに、オトゥールが美貌で対抗し、今ではなかなか見れぬ味わい。クライマックスのホテル終結とゴーカートよ>>続きを読む

ロバート・デ・ニーロの ブルーマンハッタン/BLUE MANHATTAN I・哀愁の摩天楼(1970年製作の映画)

3.0

デ・パルマ&デ・ニーロのアーバンコメディ。黒人、ベトナムと問題提起しながら展開するが、シリアスとユーモアの境界が曖昧でややとっつき難い。が、前年の作品と比べて洗練度上がり感心。覗きにニンマリ。

御婚礼/ザ・ウェディング・パーティー(1969年製作の映画)

2.8

B・デ・パルマ含む3人の共同監督による作品。習作の域をやっと越えたような仕上がりで、手放しで褒める内容ではないが、所々可笑しくはある。本作最大の功績は、デ・ニーロ、クレイバーグ、W・フィンレイ等実力役>>続きを読む

すぎ去りし日の…(1970年製作の映画)

3.1

サントラは所有し何度も聴いているが本編は今回初めて。交通事故を一本の軸に回想・過去・幻想を挟み込む構成は、最初まだるっこしいなと思ったが、徐々に効果的になるから不思議。サルドのスコアはデビュー戦とは思>>続きを読む

クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

2.8

3作目にして一気に質落とした感。中盤まで展開としてはまずまずなのたが、途中から現実離れしてきてんーん。ファイトシーンの演出も、異次元でやっているかのようで違和感あり。家族愛に注力した作りは悪くないだけ>>続きを読む

予定は未定(2018年製作の映画)

3.2

アラフォーの独身女性描く短編。お節介な叔母、不倫上司、お見合い相手、TV企画者と手際よく主人公と絡ませる術はなかなか。シビアではあるが、昔の陸上時代を埋め込みながらの展開は面白味も。哀しいけども前向き>>続きを読む

ジャッキー・チェン カンフー・キッド/ジャッキー・チェン カンフーマスター(2009年製作の映画)

2.6

看板に偽りありとはこの事で、ジャッキー出るには出るが完全なるゲスト出演。ジャッキーの弟子入り目指す16歳という設定悪くはないが、スリ一家や女性警察官との交流が中途半端過ぎる。ジャッキーのアクションのキ>>続きを読む

4匹の蝿(1971年製作の映画)

3.2

D・アルジェント&モリコーネのコラボ作品。展開の雑さは元々監督が気にしておらず、如何に殺人シーンを描くかに腐心しているのは、徹底していて微笑ましい。独特のカメラワークも好ましく、演出の筋は通っている。>>続きを読む

素直な悪女(1956年製作の映画)

3.4

B・バルドーはそれ程好きではないが、本作でのオーラは凄い!奔放なセクシー女子を巡る男達という流れで、決して珍しい設定ではないのだが、B Bの魅力で見事に格を押し上げる。クライマックスの踊りは正に爆発!>>続きを読む

女と女と女たち(1967年製作の映画)

3.1

V・デ・シーカ監督&S・マクレーンのコメディオムニバス。とびきり上等というわけではないが、全編登場のマクレーンの魅力で見せ切る。7つのエピソードの中では最後が1番いいかな。M・ケイン、A・エクバーグ、>>続きを読む