underfirejgさんの映画レビュー・感想・評価 - 21ページ目

underfirejg

underfirejg

映画(4065)
ドラマ(0)
アニメ(0)

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

3.7

初公開時にも観ており、その時はファンタジーとしていいと思ったが、今回は独特のリズムで描かれる映像美に感心。V・エリセ監督のきめ細やかな演出は特筆するに値。そしてA・トレントの魅力が大きく作品の格アップ>>続きを読む

アドベンチャー(1970年製作の映画)

2.1

T・カーティス&C・ブロンソン主演のアクションフィルムだが、気の抜けたコーラのようなかなりの不出来。2人の特徴全く活かされず、アクションシーンもサスペンスなく中途半端。何故故このような作品になってしま>>続きを読む

フラッシュ・ゴードン 4K(1980年製作の映画)

2.6

初公開時に劇場で観て、あまりのショボさにトホホの記憶あるが、その印象は今回も変わらず。ただエロティックさがここまであったかとか、M・V・シドー熱演だとか、改めて気付くことも。そして心に残るはやはりクイ>>続きを読む

おませなツインキー(1969年製作の映画)

3.0

監督がR・ドナーとは知らずに観て、最初は軽やかな演出に心躍るも、次第に飽きが来ることになり残念。感性で作られているのでハマると楽しいのだが、長時間だと厳しくなるのだ。S・ジョージの可愛さは特筆もの。逆>>続きを読む

扉の影に誰かいる(1970年製作の映画)

2.2

ブロンソン、パーキンス、アイアランドと役者は豪華も、何とも奇妙な珍品サスペンス。妻の不倫に対する復讐に、えらい手の込んだ仕掛けをする医者の心理が理解できぬが、「サイコ」のイメージの延長での配役であろう>>続きを読む

潔く柔く(2013年製作の映画)

3.0

まさみ様主演の罪悪感をキーにしたドラマ。数多い情報量の整理なので致し方ないところあるかとは思うが、尺は長過ぎ。もう少しコンパクトなら。罪悪感とは一生付き合い生きていく必要あるとは、重い言葉。携帯見なが>>続きを読む

AIR/エア(2023年製作の映画)

3.5

伝説のシューズ誕生秘話を多彩なキャストで映像化。1番嬉しいのは自身の多感な時期と重なる80年代が強く意識された作りで、特に歌・曲がピタリとハマった。カタルシスは薄いが、仰々しくない演出は本作に合ってい>>続きを読む

豹/ジャガー(1968年製作の映画)

4.0

マカロニ最高作の1つと言える面白さ!粗いがその粗さが魅力的で、撃って撃って撃ちまくる!F・ネロ&T・ムサンテがいいコンビぶりを見せてくれる。J・パランスもいい味で決闘シーン熱い!何度もクライマックスが>>続きを読む

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.1

"壮絶"というワードが相応しい秀作。舞台劇の映像化は、空間限定の会話劇中心なので苦手なのだが、本作は引き込まれた。ファットメイクしてオスカーとは何事かと思っていたが、ここまでとは!B・フレイザー恐るべ>>続きを読む

ロストケア(2023年製作の映画)

3.1

救いを大義名分に42名殺害した犯人軸に描くが、問題提起は大変興味深く、安全地帯と落ちた穴で暮らす人々の対比は成る程と思う。そこに持つ自身の結論は作品で描かれるものと違うが、それでも納得いくものと見てい>>続きを読む