うそからでたまことさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

うそからでたまこと

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羊の木(2018年製作の映画)

3.2

6人の元受刑者が出所後の受け入れ先となった港町魚深で暮らし始めるが、徐々に不穏で危険な空気が漂ってくるというミステリー。
特徴的な変拍子のポンッ音と激しいギターの轟音で作品の展開とかシーンを演出するの
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TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ(2015年製作の映画)

3.3

修学旅行中の交通事故で死んだ学生が地獄から抜け出そうとするコメディ作品。
クドカンのハイテンションなギャグと向井秀徳作曲の劇中歌が心地よいのは世代ドンピシャだからでしょう。金剛寺さんは面倒くさいといい
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バッドボーイズ(1995年製作の映画)

3.2

必ずよい知らせと悪い知らせをセットで報告するトラブルメーカー刑事のバディムービー。
段取り悪すぎドタバタしたら何かが爆発するわけだが、主役二人のキャラクターで成立する。
ラストの足怪我して運転早くなっ
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ブレイド(1998年製作の映画)

3.4

人間とヴァンパイアのハーフの男の復讐劇を描くダークヒーロー映画。
ウェズリースナイプスのキャラクターや作風はかなり好みだが、ストーリーの盛り上げ方と敵がイマイチ。監督は日本が好きなのか、海のシーンもど
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COP CAR コップ・カー(2015年製作の映画)

3.4

おバカな悪ガキコンビが、プッツン悪徳警官とプッツンヤクの売人とプッツンおばさんから怒涛のお仕置きを受けるという、スパイダーマンでお馴染みのジョン・ワッツの作品。
ガキの危うさと、恐ろしい大人が迫ってく
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サスペリア(2018年製作の映画)

2.9

名作ホラーのルカグァダニーノによるリメイク作品。
スージーのダンスとシンクロしてオルガが死ぬシーンはとても不気味で恐ろしいシーンだった。比べちゃいけないが、少し独りよがりな作品に思えてしまって、このテ
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天気の子(2019年製作の映画)

3.8

100%の晴れ女と家出少年が出会い恋に落ちて愛にできることがまだあるか模索するラブストーリー。
空で二人が再開するシーンは非常に純度の高い美しいボーイミーツガールだった。
天気と引き換えに陽菜を選んだ
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

3.7

MCUスパイダーマンのシリーズ続編。ヨーロッパ旅行中、新たなヴィランに襲われ、別次元の世界からきた謎の男ミステリオとタッグを組み立ち向かうが、って感じの映画。ジェイクギレンホール好き的にはもう少し憎し>>続きを読む

ザ・セル(2000年製作の映画)

3.3

最新科学によってサイコパスの精神世界に侵入し、事件解決の糸口を見つけながら彼自身のトラウマを取り除き治療するサイコサスペンス映画。
精神世界にダイブするシーンのトリップ感は良かったけど、どこか安っぽく
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サバハ(2019年製作の映画)

3.7

宗教問題専門の牧師が新興宗教を調査するなかである犯罪に巻き込まれるミステリーホラー作品。
宗教感が醸し出す堅苦しくて不気味な雰囲気とホラー要素のおぞましさと、少しばかりのシュールなユーモアが絶妙に噛み
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マトリックス(1999年製作の映画)

3.7

仮想現実を舞台に人間とコンピュータプログラムの抗争を描くSFアクション作品。
いつ見てもモーフィアスのウオオオオオオ!!が一番アガるシーンなわけだが、電話ボックスから出入りする設定も臨場感を引き出して
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ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

2.9

主人公のシリアルキラーが一人称で過去の殺人を語りながら進行するスリラー映画。
ただただ残虐なシーンが少しのユーモアと小難しいことを交えながら描かれるが、苦手だった。

ウィーアーリトルゾンビーズ(2019年製作の映画)

3.5

両親を失った四人の少年少女が葬式場出会いバンドを組む話。
少年の目線や世界観を体感してるような8bid調のビジュアルやカメラワークが素晴らしかった。最後にcontinueして水面から出て初めて実際に涙
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

3.7

不条理にまみれながらも歌って踊り、強く生き抜いた女性をビョークが熱演したラースフォントリアーの代表作。
工場の機械は彼女を襲う悲劇を予感させる凶暴さを備えながら愉快な音を奏でる楽器にもなったミュージカ
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.7

大不況のダブリンでモデル志望の女の子に一目惚れしたことでバンドを組んだ少年の成長を描いた青春音楽映画。
ひ弱で優等生のがきんちょが恋や学園生活で苦闘しながら大好きな兄の教え(宿題)と音楽と仲間によって
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22ジャンプストリート(2014年製作の映画)

3.5

ジョナヒル、チャニングテイタムがポンコツ潜入捜査官を演じた21jump streetの続編。
相変わらずテンポよくて笑える。前作ほどのアツさと脚本の妙はなかったけど十分楽しめる。続編も製作予定だとか。

21ジャンプストリート(2012年製作の映画)

3.7

プロムに出られなかったポンコツ刑事コンビが高校に潜入捜査し青春アゲインするコメディ。
お馬鹿ギャグだけではなく、バディ同士の友情、互いのカースト立場を逆転させる青春劇、高校に潜入捜査という設定、など何
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スカーフェイス(1983年製作の映画)

3.5

キューバ移民の青年がマイアミの麻薬王に成り上がり転落する様を描いたブライアンデパルマ監督のクライムmake money作品。
冒頭の移民シーンがカッコいい。ロケーションも最高で、マイアミの常夏感と夜景
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セデック・バレ 第二部 虹の橋(2011年製作の映画)

3.6

台湾山間部の狩猟民族と日本の統治軍との争いを描く2部作のうちの第2部。
野蛮民族の誇りと怒りが文明に反旗を翻す、反撃編。
民族の存続と文明化の間に揺れる彼らが選んだのは、野蛮民族として誇らしく死ぬこと
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セデック・バレ 第一部 太陽旗(2011年製作の映画)

3.5

台湾山間部の狩猟民族と日本の統治軍との争いを描く2部作のうちの第1部。
彼らの平和とその崩壊が描かれる、怒り蓄積編。2部の爆発に繋がる序章。

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

3.5

人気韓国映画をリメイクした、大根仁監督のおばさんホイホイ作品。
広瀬すずのコメディエンヌっぷりに笑い、小沢健二の人間賛歌に泣いた。

スケート・キッチン(2018年製作の映画)

3.4

実在するガールズスケートクルー自身が演じ、実際に起こった出来事を脚本にした作品。
口が悪くて周り気にせず好きなことばっかやってるオシャレティーンを美しい映像と音楽がさらに輝かせる。クーポンは人を狂わせ
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

3.9

別次元から集まった異なる6人のスパイダーマンが活躍するアニメーション作品。
コミックが動き飛び出てきたような映像表現に、サマーウォーズとスペースジャムを足して2で割ったような皆んな大好き要素満載の世界
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テルマ(2017年製作の映画)

3.3

厳格なキリスト信者の家庭で育てられた少女に起こる謎の心因性発作をめぐるサイコホラー作品。北欧の美しく涼しげな風景はホラーとマッチしてチル。思春期における宗教、家族への疑問や反発がある能力を引き出すわけ>>続きを読む

96時間(2008年製作の映画)

3.7

リーアムニーソンの実は殺人マシンでしたの代表作。
娘のために無関係の人を撃つとか人道外れちゃってほんと殺人マシン。
その上、誘拐犯震え上がらせる特殊能力持ってて、アルバニア語で書いた文字読ませた口元見
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アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

3.2

アベンジャーズシリーズ二作目。
遡ってシリーズを見ちゃってるせいか展開も分かるし迫力も落ちてしまうのは仕方ない。

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

3.6

アベンジャーズシリーズ最終作。
半分になった世界を最小の犠牲で見事元どおりにするご都合主義全開で潔い。ホームカミングを事前に観といて良かった。長い間ファンだった人はエンドロール泣くんだろうな。
アベン
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

3.5

スパイダーマンの新シリーズ一作目。
気の利いたコメディと軽快で変則な糸ギミックアクションをみてるとやはりスパイダーマンが1番好きなヒーローだな、と思う。初期スパイダーマンで電車を止めた時の腕ちぎれちゃ
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.3

一晩だけ過ごした隣人の美女が突然失踪したことから謎めいた捜索が始まるストーリー。不可解さへの探求と妄想的期待で勝手に事態をややこしくしてそうな主人公が魅力的。
確かにデビッドリンチっぽい悪夢的な描写は
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

3.2

アベンジャーズが思想の違いから内乱を起こしキャプテン派とアイアンマン派で分裂してしまう話。
キャプテンアメリカシリーズ初めてなのでとこどころ分からなかったけど、ヒーローとヴィランの二元論ではなく、超能
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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

3.4

Mナイトシャマランのヒーロー映画シリーズの新作。超能力ヒーローが悪を倒す勧善懲悪ではなく、超能力やヒーローの存在そのものを現実社会との境界線で問うスタイルのシリーズだが、今回はメタ的にそれ自体を主題と>>続きを読む

デッドプール2(2018年製作の映画)

3.1

ライアンレイノルズ主演のヒーローコメディの続編。分かったりわからなかったりする内輪ネタ含めてハイテンションな笑いに少しついていけなかった。

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.3

魔術を扱うヒーロー、ドクターストレンジの誕生を描くマーベル作品。
ベネディクトカンバーバッチの洒落た憎まれ口が良い。映画としてはインセプションとハリーポッター混ぜたみたいで新鮮味がなかった。

マンディ 地獄のロード・ウォリアー(2018年製作の映画)

3.4

カルト集団に愛する人を殺され復讐の悪魔と化した主人公をニコラスケイジが狂演するスリラーアクション。
クラシックなB級映画をここまでシリアスに厳かに高めているのはなんとなくそうだろうなと思った、ヨハンヨ
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

3.7

アベンジャーズシリーズの最終章。ところどころ関連作品観ていて分からない点はあったけれどエラい事になってるのは伝わってきたし、各ヒーローのギミック混ざりまくるアクションなどアガるシーンが盛りだくさんだっ>>続きを読む

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.6

祖母を失った四人家族に次々と悲劇と恐怖体験が襲いかかるサイコスリラー映画。
スタイリッシュな映像や繊細な音、読めない展開が今まで見てきたホラーとは一味違う印象を受けた。サイコホラーのようでダークファン
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