うそからでたまことさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

うそからでたまこと

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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

3.4

軍事政権時代の光州を取材するドイツ人記者とタクシー運転手を描いた史実に基づく作品。軍に暴圧される様は当時の凄惨さを物語っていた。ラストのタクシー運転手”たち”に感動した。

籠の中の乙女(2009年製作の映画)

3.2

ヨルゴスランティモスの初期作。楽園のような邸宅と狂った家族の奇妙なバランスが面白い。相変わらず不条理で変態なところは好みもでもあるけれど、ちょっとついてけない部分もあった。「例文:プッシーが消えて急に>>続きを読む

セルフィッシュ・サマー ホントの自分に向き合う旅(2013年製作の映画)

3.4

大火災に遭ったテキサスの森林の山道を修復するマリオとルイージのロードムービー。ヤケ酒で傷舐め合いながらウーウー言ってるこいつらの事を嫌いにはなれない。

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.5

ネイティブアメリカンの保留地ウインドリバーで起きた事件をめぐるサスペンス映画。雪と孤独しかないその土地で起きた悲惨な事件の謎が説かれるのと並行して、登場人物の過去や哀しみが浮き彫りになる。ワイオミング>>続きを読む

ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

3.6

ロマンポランスキーの名作ホラー。
劇中の音楽や物音、悪夢、隣人など様々な要素が歪で不気味な空気感を静かに演出している。ラストも狂ってる。最高。

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.4

オーシャンズ シリーズの最新作。
女性が主人公だがフォーマットはほとんど同じでユーモアのセンスも良かった。ミッションの実行中はトラブルがなさすぎて物足りなく感じた。アンハサウェイの顔芸が最高。「ロシア
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.4

サクラメントのカトリック系高校に通う女子高生の青春劇。背伸びして表面的な部分だけ取り繕う薄っぺらいその様は一度は経験したことあるようなリアルで生々しく目を背けたくなるものばかりだった。でもってそんな彼>>続きを読む

男はつらいよ(1969年製作の映画)

3.1

はじめての寅さん。想像通りだったけど、想像以上ではなかった。他の傑作とかを見てみたい。

リプレイスメント(2000年製作の映画)

3.8

ストによって急遽プロチームに呼ばれた曲者揃いの代理選手たちを描くフットボール映画。それぞれキャラが個性的で試合の迫力もあり、アツくてグルーヴィな見応えたっぷりの作品。
痛みは治る
傷は女にモテる
勝利
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ロンゲスト・ヤード(1974年製作の映画)

3.8

悪徳看守を囚人がやっつける痛快アメフト作品。やはりロバートアルドリッチは最高である。カリフォルニアドールズといい、試合の熱量を撮るのがとても上手いのだと思う。試合開始時の分割カットだったり、毎回の円陣>>続きを読む

フロム・ダスク・ティル・ドーン(1996年製作の映画)

3.4

一見シリアスなサイコキラーものかと思いきや、おバカホラーな異色作。
映画的なルールや定石を一切無視する脚本がよい。
地獄のサンタァアニコォウ!

ファンシイダンス(1989年製作の映画)

3.4

周防正行のコメディ作品。のちのshall we dance?やしこふんじゃったほどではないけど面白かった。特に美意識高いシティボーイのもっくんが最高。
猥雑な俗世ではついぞ知らなかった極め付けの美学が
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ゼイリブ(1988年製作の映画)

3.3

資本主義を風刺したジョンカーペンターのカルト作品。上流階級のエイリアンと下流の人間との対立ではなくて、エイリアンとわ分かっててOBEYする人間も敵側にいる点が面白い。

娼年(2018年製作の映画)

3.0

松坂桃李が娼婦を演じたエロコメディ。なにかを読み取るほどのドラマ性はなく、ただ主役のお尻と変態プレーを楽しむ作品。最後の光の柱が立ったシンクロ3Pは笑う。

ウォリアーズ(1979年製作の映画)

3.3

ストリートギャング同士の抗争を描くバイオレンス作品。
終始ダサいがサイケデリックなオープニングは最高。サイラスの「can you dig it?」で沸く演説もイカす。

素敵なダイナマイトスキャンダル(2017年製作の映画)

3.2

実在するエロ雑誌の編集長の伝記作品。電話番のセロハンテープ使った応対には感動した。
静かなることちんこのごとし
侵略することまんこのごとし
動かざることちんこのごとし

バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

3.3

女性の尊厳と権利を巡って行われた世紀の対決「男性至上主義のブタVSフェミニスト」を描いた実話に基づく作品。
女は弱い、ダサくて金持ちのスポーツ、当時の既成概念に真っ向から立ち向かう彼女でも葛藤した、自
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スプリット(2017年製作の映画)

3.1

unbreakableに続いて予習。
多重人格ものとしての斬新さはなく、サイコスリラーとしての恐怖感も弱くイマイチだけど、次回作を期待させるラストはシリーズものとして知らなかったらニクい。監督本人が言
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アンブレイカブル(2000年製作の映画)

3.6

ミスターガラスの予告を見て今更鑑賞。サスペンスと見せかけて実はヒーローでしたオチかと思ってたから予想外な展開だった。静かながら迫力がある画や演出が好みだった。

REVENGE リベンジ(2017年製作の映画)

3.0

痛々しい血みどろ映像連発のバイオレンス作品。最後の追いかけっこがアホくさくてよい。

ミュート(2018年製作の映画)

3.3

30年後の世界を舞台に声を発せないバーテンが恋人を探す、ダンカンジョーンズのSF最新作。
ブレードランナー然とした世界観より、義足vsベッドの柱で殴り合う一騎打ちを評価したい。

search/サーチ(2018年製作の映画)

3.6

全編PC画面で進行するサスペンス映画。
PC上で細かい仕掛けが連続的に起こる謎解きは見応えあり。あるシーンで誘うコテコテなミスリードはなんだかなって感じた。

人狼(2018年製作の映画)

3.2

押井守原作キムジウン監督のSFアクション。うまく原作と韓国映画が融合してる。暗闇で赤く目が光って現れる特機隊の登場シーンはまんまとアガってしまう。

ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

3.3

ジェイクギレンホール主演、ダンカンジョーンズ監督のSFアクション作品。
擦られまくるミシェルモナハンが絶妙に毎回違って良い。

ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

3.4

ノーベル経済学賞を受賞した数学者の半生を描いた作品。ジェニファーコネリーがひたすらに慈悲深く、エドハリスがハマり役。

ヒート(1995年製作の映画)

3.6

マイケルマン監督、アルパチーノ、デニーロ主演のクライムアクション作品。
周囲に気をつけろとか言ってる割にはどうみてもおかまい無しでショットガンぶっぱなしまくる市街地での銃撃戦は見もの。相変わらず多用さ
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交渉人(1998年製作の映画)

3.6

立てこもって無罪を主張する交渉人とそれに対峙する交渉人のダブル交渉人をサミュエルLジャクソンとケビンスペイシーが演じる。特にサミュエルLジャクソンがファーリーを激詰めしまくる交渉が最高。

エスター(2009年製作の映画)

3.1

不気味な映画だったが、ツッコミどころ多すぎて、挙句のあてには車ごとツッコむ始末

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.0

なんもしないをする、ってのをこじつけたラストがなんだかな、とか言わずに可愛いからいいんじゃないかな。

ヴィジット(2015年製作の映画)

3.6

シャマラン監督の良質なサイコホラー。
頭おかしいと病気だからしょうがないの間を行き来するサイコ感が絶妙だった。
サラマクラクラン!ケイティペリー!

ヤング≒アダルト(2011年製作の映画)

3.4

タリーと私の秘密の時間の監督脚本主演トリオのコメディ作。
寝起きでコーラがぶ飲みしてキティのTシャツ着て、MacBookの汚れたキーボードをタイピングするいい歳こいたズボラ女を演じるのがシャーリーズセ
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.4

冷戦末期が舞台のスパイ映画。
ネオンに照らされるシャーリーズセロンの肉体が美しく激しく炸裂した。

殺人者の記憶法(2017年製作の映画)

3.7

アルツハイマーと認知症の元殺人鬼が娘を守るため連続殺人犯と闘うサイコサスペンス。
認知症の症状をうまく使った映画的なトリックがサスペンス要素を高めていてどんどん引き込まれた。
一瞬の勝負をつけるのは上
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ヴァレリアン 千の惑星の救世主(2017年製作の映画)

3.4

変態なアイディアと愛が盛りだくさんで思った以上にフィフスエレメントだった。カーラデルヴィーニュが最高に可愛い。

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.4

Playbackぶりの三宅唱監督作品。
静かなストーリーなんだけど、風景や家だったり夜遊びの様子に観ていて飽きさせないセンスがあった。omsbがMC噛んでた