wantaroさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

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関ヶ原(2017年製作の映画)

3.8

歴史にまったく知識も興味のない私でも楽しめた!
ヒューマンドラマ要素や恋愛要素も含めているから飽きずに見られた。戦闘シーンも多すぎないし。
「関ヶ原の戦い:1600年」しか知らなかったので、勉強になり
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子どもが教えてくれたこと(2016年製作の映画)

3.4

病気の子供達の日常を映し出すドキュメンタリー。彼らは普通の子供でありながら、どこか大人びて見える。
親の苦労を心配してみたり、無邪気に周囲へ気を遣う様子が印象的だった。それはきっと親や周囲が普段からフ
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渇き。(2013年製作の映画)

4.5

どうしよう、すごく好き。超ロック。
アクションとか暴力描写は苦手なのだけど、この作品ではどこかポップに、非現実的に表現されていて、良かった!
内容もキャラも行動もぶっ飛んでいて狂ってるから、非リアルで
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.7

虚しくて切なくて悲しいけど、人間の心の脆さと強さをじわじわ感じるいい映画だった。
役所広司と広瀬すずの薄暗い演技がとても良かった。
法廷と、それに携わる人々の「仕事」としての動きに対し、裁かれる人間の
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私はあなたのニグロではない(2016年製作の映画)

3.5

ある程度アメリカの黒人差別問題の根っこを知らないと「誰?」「それも誰?」になるので注意。
ドキュメンタリーとして見やすく、メッセージがはっきりとしていた。エンタメ度はない。
それぞれの人々の言葉はちっ
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北の桜守(2018年製作の映画)

3.3

これは、舞台なの?
実際に舞台シーン(歌入り)があるし、その他の部分も仰々しさがあるのでそう思った。この人が吉永小百合さんなのね!顔知らなかった。存在感すごかった。目の感じが独特。

親が子について覚
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教誨師(2018年製作の映画)

3.7

教誨師という言葉を初めて知った。
キリスト教育ちなので、今となってはこの教誨師さんの気持ちや想いがよく分かる。今では感謝でしかないが、若い頃に先生や神父様の言葉につっかかったし、彼らの言動も腹立たしか
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かごの中の瞳(2016年製作の映画)

2.8

観念的な映画だった。そして暗い。
夫の気持ちも妻の気持ちも分かるけど、分かるほどに重い。「突然の変化」の前に、人は無力だ。需要と供給バランスを取ろうとする人間の本能?みたいなものが、生々しい。
演出に
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ヘイト・ユー・ギブ(2018年製作の映画)

3.8

原題と邦題の意味が違うんですけど。そのTHEは入れようよ。入れないと変だよ。
黒人と白人の溝の深まらなさ。その社会問題の矛先は結局子供達とその未来。彼らのためにも、大人は不必要な憎悪と争いを捨てなけれ
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キラー・メイズ(2017年製作の映画)

3.4

斬新!段ボールの迷路が非現実的すぎるのもあって、コメディとアートとポップとファンタジーと哲学がうまくマッチしている。色んな成分を詰めたのに崩壊してない。まさにクリエイティブそのもの。クリエイターになり>>続きを読む

ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲(2018年製作の映画)

3.1

イギリスのコメディなのかと期待して借りたら、笑いのセンスはアメリカンだった。結局ほぼ笑えず。アトキンス氏はラブアクチュアリーでしか見たことがないので良い経験になった。
ブリキに油さすシーンがオズの魔法
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ピッチ・パーフェクト ラストステージ(2017年製作の映画)

3.9

1も2も面白かったけど3もやっぱり面白い!歌もダンスもすごくキャッチーでノレる。女子トークもわかるわかる。笑えるし、服もステージ衣装もメイクも可愛い。
ニースの海辺がメインで、すごく明るくて良いです。
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カノジョは嘘を愛しすぎてる(2013年製作の映画)

3.3

歌モノラブストーリーだった!邦画にも歌モノあるんだねえ。
歌も、一般に満遍なく受け入れられる感じの曲と歌声(お手本的うまさ)で、見やすかった。
撮り方がきれいで、どのシーンも絵になってた。
いい歳いっ
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空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

3.9

タイトルがまさかその内容だとは!(中身知らずに借りた)いきなり引き込まれた。
長瀬智也が泥臭い役に合ってた。
中小企業と大企業の、それぞれの内部の様子が結構胸熱。
ディーンフジオカが異次元にキラキラし
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祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

3.0

長編ドラマみたいだなーと思ってたらドラマシ劇場版なのだそう。
ドラマドラマしてて、演技もちょっとわざとらしいけど、うまくまとまってたしちゃんと見られた。
「泣かせるぜ」っていうシーンが特にわざとらしい
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ナラタージュ(2017年製作の映画)

3.2

清潔感のあるキャストたちによる、どこか不潔で爛れた雰囲気の映画。みんなどこかメンヘラ気味な上に、それを増長させるセリフまわし。精神虚弱的な教師に純愛依存気味の女の子、モラハラまがいの男の子。いやぁ〜な>>続きを読む

後妻業の女(2016年製作の映画)

4.0

主人公が悪いやつな映画大好き!軽快で明るいテンポと音楽、悪いコンビだけど見てて楽しい。関西弁のまくしたても気持ちいい。
大竹しのぶは清々しいし、豊川悦司は相変わらずセクシー名優だし、その他キャストもす
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ルームロンダリング(2018年製作の映画)

3.7

世界観が統一されていて良かった。衣装も音楽もかわいい。それぞれのキャラもちゃんとしていて愛着がわく。キミヒコいいよね。ちゃんと生きたいと思わせてくれる。
ヒロインの描くスケッチが良い。エンドロールでは
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ミッシング・レポート(2018年製作の映画)

2.8

哲学的要素だけを見てたら割と考えさせられたけど、考えるのがめんどくさいような分かりにくさとどうでもよさ。
哲学的というかこの人大丈夫?いや大丈夫じゃなさそう。うーん魅力もない。
もうちょっと楽しく映画
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ビリオネア・ボーイズ・クラブ(2018年製作の映画)

3.5

何となく借りたらベイビードライバーとキングスマンの主演同士じゃないですか〜!
超魅力的なその2人に加えて、他のキャラも割と良かった。
全体的にすっきりまとまってたし、お金と若さの怖さがよく出てた。もう
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海街diary(2015年製作の映画)

3.7

ちょっとその曲…メインタイトルから使われてるその切なげな曲よ…マーラー5番4楽章(ベニスに死すでひたすら流れてるやつ)そっくりすぎ(°_°)
とはいえ全体的に音楽にこだわりを感じた。落ち着いていて美し
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杉原千畝(2015年製作の映画)

3.8

豪華!キャストもロケもお金かかってる。
長いけど飽きずに見られた。
こういった偉人ストーリーを見るたびに、自分の生き方や覚悟を見返す。いざという時の選択は、必ず人生にいくつもやってくる。
感動したし、
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サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

3.8

題材は面白いし、実際考えておくべき内容だと思う。知識も備えもないとやばいよね。舞台がアメリカじゃなくて日本だから、銃撃戦や殺し合いがないためリアル。日本の自然の景色もきれい。
でもこの「お父さん」がモ
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ダマスカス(2018年製作の映画)

3.7

最近もう半分忘れられかけてそうなISIS問題。それを使い、お近くのイランが人情モノアクションを作成。
パルミラからダマスカスという身近い距離を飛ぶのも決死。全ての行動が決死。
ISIS側の人も色々決死
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500ページの夢の束(2017年製作の映画)

3.8

アイアムサムでは見守る側だったダコタさん、とうとう自らも自閉症を演じる。
それがすごくハマってた!ダコタさん本人のもつ聡明な感じと透明感が、この役に合ってた。
高い知能なのに自閉の特徴が強く出ていて、
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タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

3.2

ほぼ「夫源病」に見えてしまった…。3人の子供(自閉っぽい子含む)を一人で育てるのは過酷だ。夫が最後の最後までケロッとしてるのが謎。んで最後だけ調子よくなってて謎。そんなすぐ変われるなら最初からこうなっ>>続きを読む

華氏 119(2018年製作の映画)

3.7

トランプ大統領が主演級で悪役の扱いだけど、本題は「アメリカの今までとこれから」を知り、今後どうしていくのか自分の頭で考えて行動するための意識改革だ。
本来のアメリカとは何か?問われる。
フリントの町の
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エリザベス∞エクスペリメント(2018年製作の映画)

2.9

日本人にもうける、ドーリーフェイスなモデルアビーたんを鑑賞するSF映画。可愛い感じなのに流石のカラダ。完璧モデルボディを惜しみなく見せてくれます。クローンという無機質さに合ってた。
ただこの映画ひとク
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

3.4

きっと原作は良いのだろう。生きることについて王道的に向き合っていく作品だ。キャストも豪華だし、ヒット前提の全世代向け無難作品になっている。
邦画全体的にこうなのかな?台詞が非現実的な書き言葉。舞台演技
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.6

最初はノリが分からなかったけど、後半から慣れてきて楽しめた。若い感覚が面白かった。
コミュニケーションが苦手で、自己認知も低い、そんなヒロインの姿が今っぽい。もがく姿が若々しい。冷めた感じや攻撃的な感
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女神よ、銃を撃て(2017年製作の映画)

3.0

カトリーヌドヌーヴ様の貫禄が浮き立ってた。ダイアンクルーガーが地味に見えてしまうほどに。
ダメな娘とチンピラ達によって迷惑を被っている母…に見えるけどいやアンタ、あなたが1番謎だわ。ある意味元凶じゃな
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ANON アノン(2018年製作の映画)

2.4

近未来のはずなのに、新しさを感じなかった。建物やその内部、人々の服装までむしろちょっとレトロ。またそのテクノロジーはすごいのに、その表示の仕方や使われ方に創造性を感じない。もっとクリエイティブさが欲し>>続きを読む

ヴェノム(2018年製作の映画)

3.9

マーヴェル苦手、アクション苦手、そんな私が楽しめた。
トム・ハーディ目当てで借りたけど、ヴェノムのキャラが意外に可愛くて賢くて人間味もあって良かった。漫才みたいな2人の掛け合いに飽きることなし。
顔出
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

2.7

おとなしそーな女子が豹変するところが見どころなのかな?
私は豹変する前までのところまでしか楽しめなかった…。
もっと早く覚醒してたくさん能力見せてほしい。タメすぎ。
その特殊能力がありきたりで、なーん
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死霊館のシスター(2018年製作の映画)

3.0

荒ぶるシスター映画。怖くはない。
荒ぶる悪魔シスターを笑いながら、雰囲気を楽しめたら上々では。
ルーマニアの深い森が美しい。妖しい木漏れ日や霧が魅力的。

日本の田舎の廃神社で祟られた巫女が荒ぶるシチ
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死霊館(2013年製作の映画)

2.8

B級を期待していたら意外に真面目だった。
そうよね、不気味な異国の文化はオシャレホラー向けだよね…。薄暗い空や灰色の村、そんなルーマニアの田舎に乗り込んだ主人公!
序盤は良かったけど、どんどん怖くなく
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