べるさんの映画レビュー・感想・評価

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レッドクリフ Part I(2008年製作の映画)

3.3

2008年11月18日に書いていた感想をブログから書き写しました。


「レッドクリフ パート1」
見てきました。
三国志の破天荒な世界観~しかも今回は正史ではなく演義を基にしていると言うことで、より
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“それ”がいる森(2022年製作の映画)

1.8

このレビューはネタバレを含みます

だーかーらー!
正体不明系のホラー映画はクリーチャー出しちゃダメなんだって!(超自信と覚悟がある場合を除く)

クリーチャーの正体が人類捕食系宇宙人というギーガーに立ち向かった勇気と、松本穂香さんが可
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

2.9

そもそも原作が面白く、そこを基軸にしたままエピソードを絞り、いつもの演出といつもの展開といつものCGでラッピングしているので、一見山崎貴風でも展開に感動する。世の大艦巨砲主義を受けて作られた(と思われ>>続きを読む

劇場版 マジンガーZ / INFINITY(2017年製作の映画)

2.9

公開当時、映画館に勤めていたので、この上映時間になると映写室に籠って何回も見た映画。
今回、能登半島地震の復興応援配信されているので見直してレビューを書きます。

マジンガーは最近になっていくつか新作
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崖の上のポニョ(2008年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

そもそもジブリが好きではないのだが、その上で「こりゃ凄い」と思った。
はじめて向こう側に行ってしまう話だった。
パズーもポルコもアシタカも千尋も帰って来たのに。向こう行ったまま終わって良いのか(宮崎駿
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幕末青春グラフィティ Ronin 坂本竜馬(1986年製作の映画)

2.8

武田鉄矢好きでもないし歴史考証もちゃんとして欲しいしミスキャストも多いし広角泡を飛ばす演出も好きではない。だけど展開と台詞回しが印象的で、こんな海援隊はさぞ楽しいだろうなと思った。まさに青春グラフィテ>>続きを読む

来る(2018年製作の映画)

3.1

クリスマスなんでクリスマス映画を見る。なんかいい感じに始まって、雰囲気も良かったのに、最後派手に血糊使ってフワっと終わった。嫌いじゃないけどカタルシスは解放されない。オムライス食べたくなった。

ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

ゴジラとキングコングには因縁がある。
最初は昭和37年(1962年)。
東宝映画の作品として公開されたゴジラシリーズ三作目にあたる「キングコング対ゴジラ」で、本格的な「~対ゴジラ」「ゴジラ対~」はここ
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ほつれる(2023年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

ちょうど90分ほど時間があって、アマプラが見れる環境だったので視聴。

良かったところ
・台詞回し。予備知識なく見たのだけど、割と冒頭に木村が綿子に何か渡して「お互い指輪してない方の手に付けよう」って
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さよなら ほやマン(2023年製作の映画)

3.9

僕とあなたが会話をしたとして、それを録音して第三者に聞かせた時、当事者以外には話の内容の6割以上が理解できないそうだ。
映画はそれでは困るので、科白を説明的にしたり、不要な一人称を付け加えたり、曖昧に
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

1.8

全っ然怖くない。迫力もない。
サメ映画が飽和した所為なのか昨今SNSなどで流れてくるノンフィクション動画のクオリティが高いのか、CGで頑張って作ってますねって感じだった。
コンプラを意識してか凄惨なシ
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流浪の月(2022年製作の映画)

2.2

誘拐犯と女子児童の関係を描く、というのが主題である(そうだよね?)のならば松坂桃李はカッコ良すぎる。見た目二枚目でない誘拐犯役の方がこの映画の本質を描けるのではないか。

ターミネーター2(1991年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

公開当時、僕は大学の映画サークルにいたのだけど、ハリウッドの大作映画を毛嫌いして邦画至上主義を掲げているアホな時期だった(笑わないでね、方向は違えどみんなにもあるでしょそういう時期💦)

あの名作、タ
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死霊のはらわたIII/キャプテン・スーパーマーケット(1993年製作の映画)

4.1

僕は大学生の頃(1990年代)、映画を学ぶ大学の映画研究会にいて、自主制作映画を撮っていた。そんな僕たちと同じく学生時代から映画を撮り、当時新進気鋭だったサムライミ監督のことは当然意識していたし、彼の>>続きを読む

ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(2003年製作の映画)

4.7

超大作トリロジーの最終作は、当初集まった旅の仲間はバラバラになってしまっても、みんな一つの志のもとに各々が出来ることをやるっていう熱く燃える群像劇になった。

舞台がファンタジーなので、ファンタジーを
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

2.1

面白いかと言われたら普通には面白いんだけど、宣伝文句以上に超えて来るものはなかった。
生活に疲れた主婦が特殊能力を持って戦う、という出オチ。カンフーアクションはちゃんとしてるけど、ある程度は人間関係も
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死霊のはらわた ライジング(2023年製作の映画)

3.6

ホラー的なドキドキする感じはあんまりなくて、スプラッタ的な意味ではお腹いっぱいになりました。
そもそもの死霊のはらわたって最初は8mmで撮ってて、まだホラー映画とかがニッチな時代のカルトな名作だったの
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スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(1983年製作の映画)

4.4

僕は小2で父親にスターウォーズに連れて行って貰い、訳も分からず怖い&カッコ良くてイッパツで虜になり、当時なりに本とかで調べて小5で帝国の逆襲、そして中1でジェダイの復讐。13歳にしてこれほど楽しみにし>>続きを読む

映画 妖怪ウォッチ FOREVER FRIENDS(2018年製作の映画)

3.8

いやもうそろそろ妖怪ウォッチ卒業しようぜ、ってタイミングだったけど息子に誘われて劇場へ。
主人公もライバルも敵もモブも全然知らない、新作アニメくらいの印象だったけど、独立したストーリーであるが故に広が
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映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!(2014年製作の映画)

4.1

このムーブメントの中、映画版になった時には当然「♪プリティオレッチともだち福はうちぃ〜」でジバニャンが登場する、というのがクライマックスになるべきなのだけど、同時に人気キャラであるジバニャンは主人公で>>続きを読む

柘榴坂の仇討(2014年製作の映画)

4.1

桜田門外ノ変で生き残った武士がいたとしたらーーーというフィクション。
だが、中井貴一と阿部寛のとんでもない演技力によって、非常に人間味のある二人の武士それぞれの、暖かくて切ない生き様が描かれる。
個人
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ズートピア(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

肉食動物と草食動物。
男(雄)と女(雌)。
職業や地位。
ウサギとキツネのステレオタイプな性格づけ。
様々な固定観念や差別を描き、戦い、乗り越える物語。
こういう良質なテーマを軽く明るく楽しくテンポ良
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機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

3.0

開幕早々の感想は、うっわー、オシャレなガンダムやな!
テロリスト乗せてくるギャプランがなんかもう恥ずかしい。ガンダムって固有名詞を口にするのも恥ずかしい、ってハサウェイも思ってるのか「クスィージー」っ
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

1.0

企画を思いついたところまでは良かったが、それを作品にするためのスキルとセンスが足りなかった、というところか。
専門用語を羅列したりウィットなギャグを入れてみたり、そういうのに憧れたんだろうなという寂し
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.5

正直、シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバースで括られた辺りから全てがどうでも良くなっていたのだが、まぁそれでもネタバレされるのもなーって思って公開初日の最終回で鑑賞。

本郷猛は藤岡弘、さんのイメージ
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メジャーリーグ(1989年製作の映画)

4.0

メジャーリーグを舞台に、はみ出し者の集まりのようなチームが爽快に勝っていく映画。
このプロットだけである程度は面白さが保証されると思うのだが、我々日本の野球ファンはアストロ球団や侍ジャイアンツ、ドカベ
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ジョーズ ザ・ファイナル(2022年製作の映画)

2.2

WOWOWでやってたのでダラダラと鑑賞。でも綺麗なお姉さんが水着でウロウロするところくらいしか見どころがなかったなぁ。
所々過去のトラウマぽいカットで水の怖い演出入れてくる意味が薄かったのと、ジョーズ
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憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

5.0

何の捏造もなく、1ミリも話を盛らず、ただ事実だけを伝えるドキュメントがこれほどドラマティックな展開になった場合、映画に限らず全てのフィクションはこれに及ばない。クロサワやスピルバーグの作る作品とは比べ>>続きを読む

傷だらけの天使(1997年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

「傷だらけの天使」と銘打ち「原作丸山昇一」と表記されてはいるがドラマ版とは別モノ。それがいけないってことではなくて、これはこれで面白く見れた。まぁ僕、阪本順治信者なんで。

豊川悦司の存在感、カッコい
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

この映画の原作となったダンジョンズ&ドラゴンズを割と人生の長い期間かけて遊んでいるので、そのゲーム世界や魔法、衣装、装備、生活やファッション、文化までをこだわって再現してくれたことをとても嬉しく思いま>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ネタバレされたくなかったので公開2日目に鑑賞(初日は一緒に行きたいと言った息子の都合が悪かったので)。新規の話なのか原作切り取るのか、それすら解らず開幕ブザー、暗転。開幕のドラマ部分を受け入れつつ始ま>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

予告編見た限り海外版ぽい顔してるんだよなぁ。

【観てきたので追記】
9割くらいの方が絶賛してて、1割くらいの方が酷評してて、こんなに両極端になるのかというのを確かめたかったのもあるのですが、残念なが
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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

3.9

新ジャンルの映画がスマッシュヒットすると必ず大企業が介入し、制作費何億円もかけたにも関わらず初期の良さを失った駄作が生まれる。ナンバリングタイトルだからといって名作にはなり得ない。
それに比べて、いろ
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エル・トポ(1970年製作の映画)

3.0

大学生の頃、同じ学科のニシハマさんをデートに誘い、どんな映画が好きか聞いたらこの映画がナンバーワンだ、と言われたので前情報なしで鑑賞。

いや全然ワケ解らんかった💦
それから10年ほど経って、考察サイ
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小さき勇者たち 〜ガメラ〜(2006年製作の映画)

4.9

ガメラは子供が好き、というゴジラに対抗するために取って付けたようなかつての設定をちゃんと掘り下げて描いた傑作。
「少年が異形と友情を育み、困難を乗り越える物語」に必要な要素が全て入っている。
怪獣映画
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ウルトラマンサーガ(2012年製作の映画)

3.7

今度の映画はDAIGOとAKBの子が出るらしい、と聞いて多少萎えて劇場に行かなかったんだけど、後で観て後悔した、ウルトラマン映画屈指の名作。

他シリーズのウルトラマンが平行世界で闘っている、という設
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