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ゴジラ-1.0のべるのネタバレレビュー・内容・結末

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
2.3

このレビューはネタバレを含みます

予告編見た限り海外版ぽい顔してるんだよなぁ。

【観てきたので追記】
9割くらいの方が絶賛してて、1割くらいの方が酷評してて、こんなに両極端になるのかというのを確かめたかったのもあるのですが、残念ながら僕は1割の方でした。
Amazonプライムビデオ版の仮面ライダーBLACKを観たときも感じたんですが、なんか「頑張って作ったね」って言う感じ。良く出来た迫力あるCGも登場人物のステレオタイプな背景も「おっそうきたか、これからどうするかもう一枚カード持ってるなら見せてくれよ」と思ってるうちにエンディングになりました。
山田裕貴の展開はあれで熱くて良いけれど、あんなふうに引っ張ったらクレーンごと取れちゃうじゃんって思わなかった?
だいたいあんな小さい家でたいしたエンタメもなく男女二人が何年か暮らしてたらセックスするだろうが!(←心の汚れた大人なので申し訳ない)
とかもうそういうのが気になって没入できなかった。全部がきれいごとなんですよねぇ。

あと最初に書いたゴジラの造形だけど、最近の顔がデカくて上腕の太い、所謂アメリカぽいゴジラは好きじゃなくて、頭が小さく三角形のシルエットになってて腕(ていうか前脚)は小さいのが好みです。

余談ながら僕の趣味の一つがTRPGなのですが、今夏(今スケジュール帳確認したら8/12(土)だった)やった僕のプレイで同じ特攻オチやってますからね、素人の僕がその場で考えつくようなネタをプロがドヤ顔でタメて披露しちゃいけない。電報のくだりから橘が説明するときに無音になって行く辺りでもうオチまで全部読めました。なので残念ながら大半をただCGスゲーって眺めるだけでした。

最後に良かった点を幾つか。
明子が可愛い。ここだけは卑怯なくらい感情移入する。震電、高尾、四式戦車の登場、こういうのこそファンタジー映画でやることだ。放射能火炎吐く前の背びれがビンビン立つ描写は危機感煽るカウントダウンになってて良かった。あとゴジラがちゃんと人を踏み潰してるの初めて見た。電車とか船とかが吹っ飛ばされて宙に舞うのもドラスティックで笑ってしまった。それくらい。

観終わって、息子に面白くなかったって言ったら「まぁな、マイナスじゃけんな」って言われまして、ああそういうことなんだよな、と笑
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