nanaさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ポストカード付き前売り券買ってわくわく待ってた甲斐あって面白かったです。


物語のテンポが段々変わっていって女優2人もどんどん表情もファッションも変わっていくのが面白かったし、ミステリーの中に抜け感
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ヨルゴス監督の作品はロブスター観ただけですが個性的で好き嫌い分かれる作家性で今回どんなかなぁと思ったら物凄くエンターテイメントとしてまとめててびっくり。脚本違うから?女性の観客多かったですが皆ぐいぐい>>続きを読む

ゴッズ・オウン・カントリー(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

土地に縛られてる(と思っている)ジョニーと帰る土地がないゲオルゲが神の恵みの地で出会う話。

生まれた土地に残り続ける男を描いたギルバートグレイブを思い出しました。
一次産業の問題はどの国も一緒で、ジ
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移動都市/モータル・エンジン(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

色々惜しい!移動する都市とか心のない人造人間に育てられた顔に傷持つ少女とか、赤い飛行船の空賊とか、めっちゃ面白くなりそうなのに演出も何処かで見たような〜の連続で、おおっと思う映像も演出もなかったのが残>>続きを読む

ファースト・マン(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

なぜか叩かれがちなチャゼル監督。タイトルや概要から予想される映画と違う質感の作品になるからでしょうか?


今回もアームストロングの自伝的物語であの星条旗の場面がなかったり、宇宙がロケットから観る切り
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

賞レース総ナメだったのでかなり期待値上げて観たのですが予想はるかに上回る凄さ!

ストーリーも映像も音楽も妥協しないで極限まで完成度高めてて、ここまで複雑かつ大胆なイメージ、音楽、テンポを製作陣で共有
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アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

予告で目が大き過ぎるのが違和感あったけど本編は全く気にならなかった。アンドロイドっぽさも出てて良かったと思う。
アリータどっかで観たと思ったらメイズランナーのブレンダ!そしてエド・スクラインがデッドプ
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ギルティが重かったので気分転換に観ました!関東じゃない地区でしたが結構笑いが起きてた。東京と横浜、埼玉と千葉、そして群馬や茨城の関係性ネタ楽しかった〜群馬、プテラノドン飛んでなかった…?

横浜の陰謀
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

デンマーク映画というのと評判いい!くらいしか情報入れずに観たのですごく見応えありずーっと力入れてたので疲れました…。でも観て良かった。劇場全体が電話を一言も聞き逃すまいと耳を傾けてるのが伝わってきまし>>続きを読む

アクアマン(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

IMAXで観て正解!かなり期待しててそれを軽々超えて嬉しい!海底の世界が楽しくてうっとり。未知の世界への冒険、貴種漂流譚、ロードオブザリングとかジャンプやWWE、ディズニー、特撮、インド映画、80年代>>続きを読む

ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

シャマランの集大成でよかった!予告ではもっとアクティブな映画になるかと思ったら従来通り、傷ついた無垢な存在が風変わりな方法だけど救われる話でラストは泣けた…。残されたものが手を繋いで迎えるラストはシャ>>続きを読む

英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2018/2019「くるみ割り人形」(2018年製作の映画)

4.0

ちょっと前にボリショイのくるみ割人形を見たので違いがわかって面白かったです。ゴージャスでドラマチックなボリショイ、洗練されて物語を語るロイヤルという印象。どちらも良かった!


今回はカーテンコールで
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蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

あんまり期待してなかったせいかとても楽しめました。リスベット役はどの女優さんのも好きです。クレア・フォイは一番非力で子鹿みたいなのに一番頑丈!薬にも暴力にも回復が早い!


毎回島耕作?なモテっぷりの
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英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2018/2019「ラ・バヤデール」(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

オープニングのバッセルさんの解説やインタビューわかりやすいし、インタビューされる側がインタビュー時と現場で別人になってるのも良かった。元トップダンサーでこれだけ喋りが上手いってどんだけ才能持ってるの…>>続きを読む

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

自尊心って大事!というのを笑いつつしみじみわかる映画。パンクした時に一緒に居て楽しい人になりたいものです。


女性向けっぽいですが男性にも響くと思います。彼氏はじめ出てくる男性が女性に都合がいい描か
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クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

初めて観たロッキーシリーズが4だったので楽しみ半分、不安半分だったのが予想以上に良くて感動しました!

クリードももちろんいいけどやっぱりドラゴ親子に涙ですよ…。ドラゴ役でドルフ・ラングレンのファンに
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日の名残り(1993年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

執事やメイドの振舞いや言葉遣い、当時の仕事意識、豪奢なお屋敷、狐狩りなどの貴族の文化とても興味深く観ましたが、ジェイムズ・アイボリーらしい抑制された心理描写がとても良かった。

鑑賞後ウィキペディアを
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ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

中島美嘉みたいな細身の美女が着る服なイメージありますが案外老若男女、スタイル関係なく似合う服だと思います。着ると元気になります。でも一番似合ってるのはヴィヴィアンだなーと思いながら見ました。

このフ
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パリの恋人(1957年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

監督は雨に唄えばのスタンリー・ドーネン、音楽ガーシュウィン、にリチャード・アヴェドンがカメラマンのモデルということでオープニングからお洒落臨界点!アヴェドンの写真がスクリーンで見られるのも嬉しい。>>続きを読む

私は、マリア・カラス(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

監督の情熱でここまでの作品が出来たことに感激。関係者の証言、本人の自叙伝の原稿や画像や動画などよっぽどじゃないと手に入らない貴重な資料の数々を積み重ね、織り合わせ、極力カラス本人に近くなるよう作り上げ>>続きを読む

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

歌声二人共素晴らしい!特にシャロウはエモーショナルで涙腺に来ました。

初監督とは思えない演出、特に人物の心理描写とか描きわけ、表情の捉え方が素晴らしくて俳優監督の強みかもしれません。
コミカルな場面
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マチルダ 禁断の恋(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

マリインスキー関係というのに惹かれて鑑賞。後で調べたら華やかな恋愛もですがロシアで初めてのプリマバレリーナ、32回のフェッテの成功者、プティパも認める実力者、マーゴ・フォンティンも指導してたり贈られた>>続きを読む

メアリーの総て(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

自分内で今見逃せない女優No.1.2のエル・ファニングとベル・パウリーの競演!っだけで大満足。ゴシックな衣装も似合って、ドレスの色が自分の意志で行動しだすとオレンジになるところとかよかった。


シェ
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おとなの恋は、まわり道(2018年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ラブコメは基本観る!プラスそれがキアヌとウィノナだったら見ないわけないでしょ!で鑑賞しました。


コミュニケーションが独特な二人が、お互いの好意を認め合う前にやることやるのが笑った。ずっとしょうもな
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

純粋に音楽を楽しむ映画として優秀なのと途中で監督交代で良くも悪くもシンガー監督のカラー(自分の主張が出過ぎるところがちょっと苦手)が薄まったのも万人に受け入れられている理由かも。

事実からの改変はク
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ヴェノム(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

捕食する側とされる側の物語というと吹替えの獅童が演じた「あらしのよるに」を思い出します。寄生かつ共依存、シンビオートは肉食という、確かにグロなシーンは少なめですが生きるものの本能をぐらつかせてる、レー>>続きを読む