薪さんの映画レビュー・感想・評価 - 40ページ目

薪

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グランドフィナーレ(2015年製作の映画)

4.0

この映画、Sun Kil Moonのマーク・コズレック氏が出てるんですよ…!
二年前に出したアルバム「Benji」で彼は、世間についていけなくなる自分、知人の(または自分の)老いや死を感じずにはいられ
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Doglegs(2015年製作の映画)

3.8

「障害者のプロレス団体があるらしい」
「へぇ」
「健常者とも闘うらしい」
「はっ?」
って感じで興味本位で観に行った本作。
いや、正直めちゃくちゃ感想が言いにくい。

僕には彼らがそんなにも"本気"に
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ルーム(2015年製作の映画)

3.6

世界中で今この瞬間も行われているであろう「誘拐・監禁」をリアリティを持って描く…
というより、ジャックが「世界を受け入れ、受け入れられていく話」がこの映画の核なんでしょう。
だから僕には「部屋」の前半
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人生は小説よりも奇なり(2014年製作の映画)

3.9

僕が「リリーのすべて」を観たときの違和感。
それは性的マイノリティの苦しみや問題をドラマとして描くというのは2016年の今、時代遅れなのではないかということだった。

まぁそう思わせてくれたのが「キャ
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マジカル・ガール(2014年製作の映画)

3.5

まさか「まどマギ」と「不条理ノワール」両方を連想する映画に出会う日が来るとは思わなかった。
暗示だけに留めて後は観る側の想像に任せる作りや”動き出したら止まらない”残酷な世界を前にして唸らざるを得ない
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バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年製作の映画)

2.8

いやーこれはダメでしょう。

シーンやカット繋ぎは無茶苦茶で、説明してるのにまるで要領を得ない脚本は明らかに練り込み不足だし
「なんでバットマンとスーパーマンが闘ってるのかわからない」って意見がこれだ
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マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

3.7

序盤のコミカルさが、終盤一気に暗雲と悲哀が立ち込める色調に変わる。
この映画の構造がそのまま当時の金融業界を表しているだけで、アダム・マッケイが撮った意味はあったなと。
そしてスティーブ・カレルを起用
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ディーパンの闘い(2015年製作の映画)

3.5

「難民」が発生してしまう問題ではなく、難民を受け入れた先の、彼らの処遇や未来を提示するという意味で今作はこれ以上ないほどにタイムリーな社会派作品と言える。
ディーパンの闘い、それはしたくもない血みどろ
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キャロル(2015年製作の映画)

4.1

切り返しの、リバースショットの映画だと再確認。

クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

4.6

熱い!!!
泣ける!!!
最高!!!
もういいっすか!(半泣きでパンフ買う)

↑観た直後
↓1日経った後

これはやっぱり現代のアップグレード版「ロッキー」だ。いろんな意味で。
主人公の出自が不良で
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ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール(2014年製作の映画)

3.6

全編ミュージックビデオみたい?
いいんです、それで。
自分はこのスコットランドの淡~い空気感、ベルセバの音楽、ファッション、どれもが大好きなんで!
「はじまりのうた」のキーラ・ナイトレイ並みにハマりっ
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