スーミンさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

スーミン

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ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

3.8

若返って身体的に自由が増すのに、なぜかより一層孤独が深まる
一緒の時間軸で積み上げていく事ができないからなのか
なんだか不憫すぎた

グッド・タイム(2017年製作の映画)

3.5

こういう兄弟愛もあるんだよーみたいな話だと思ってたらラスト、こわい

在りし日の歌(2019年製作の映画)

4.3

ほかほかの蒸しパンみたいの、むぎゅっとしててむちゃくちゃ美味しそうだった

大きな喪失と絶望の中で祈るように寄り添い暮らす夫婦

久しぶりいい映画見た

ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

3.5

ドランの作品はとにかく母が全面に出てくる
良くも悪くも母が強い

出てくる男性がみんなセクシー
繊細な映画だった

サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)(2021年製作の映画)

4.0

音楽は宗教的であり
歴史的であり
政治的であり
こんなにも自分の根幹なのだと
埋め尽くす人々が物語っていた

オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

4.1

旧友との再会
何か決定的な変化はないはずなのに埋まらない大きな溝
互いに築き上げてきたものに大きな満足感もないが昔のように戻ることも出来ない
切なすぎる

大自然とワンチャンと
Yo La Tengo
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ジョーカー(2019年製作の映画)

2.9

かわいそうで恵まれない境遇
虐待による後遺症も残り
精神疾患も患い
社会生活の適応能力が多少低い

色々、盛れるもの全部盛って
見離された成れの果て

別にジョーカーの話じゃなくて
いい気がする

ラッカは静かに虐殺されている(2017年製作の映画)

4.0

ただ生まれた場所が違うだけ
家族が奪われ 故郷が奪われ
こんなにも私たちと異なる
いち市民がジャーナリストとして
奮起する姿は胸打たれる

【ISは思想だ 倒しても別の何かが
出てくるだけで 変わらな
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殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)

3.7

お手軽な邦画見ようと思って選んだら
思ってた方向の話と
だいぶ振り幅ちがった

最後、胸がきゅーって
苦しくなった

彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

4.1

3人にとっては違和感なく
普通の家族だったけど
周りには普通と見られていない
でも3人が仲良く並んで編み物する姿は
どう見ても家族そのものだった

ふつうってなんなんだろ

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.5

予習、もしくは隣に解説してくれる人いないとダメなやつ
散々予習を勧められていたのに予備知識なしに観てしまった
シャロンテート事件を何も知らなかったから、隣で解説してくれなかったらラストに向かっての強い
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37セカンズ(2019年製作の映画)

4.4

まさかのロードムービー

自分で自分の限界をつくってはダメだね
すごい元気になれた
勇気をもらえた

タイトル、拒絶(2019年製作の映画)

3.3

邦画 群像劇
こういうのどうしても観てしまう

でんでん、こういう世界観
ほんと似合うよなー

罪の声(2020年製作の映画)

3.9

事件が終わっても時効が成立しても
【終わり】ではなく
そこに関わった人たちの
生活や人生はずっと継続していく

大人の勝手な大義名分で
子どもが振り回されることは
絶対にいけない

マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

3.8

途中で止めてちょこちょこ
知識入れてかないと
追いつけないとこはあるけど
多少なりとも理解できると面白い!
あー、無知ってこわー

偶然と想像(2021年製作の映画)

4.2

こんな偶然あったら
人生観変わりそう

演劇と映画の間にあるような
不思議な作品

2人のローマ教皇(2019年製作の映画)

4.0

何かを赦すということは
それを代わりに背負うということなのね

こんなにも考え方が違う2人の
根幹には同じ神がいるんだ
そう考えるとキリスト教に限らず
仏教やイスラム教含めて
宗教って改めてすごい

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.5

あなたの希望は“約束”で
彼女の希望は単なる“話”

はっとさせられた
核心つくセリフ

夫婦って一番近くにいる
他人なんだな

オクジャ okja(2017年製作の映画)

3.6

食物、動物、ペット、家族
人それぞれの境界線
何をもってラインを引くのか
危うい

街の上で(2019年製作の映画)

4.2

クスッと笑えるシーンが多かった
久しぶりにかなり強めの
今泉ワールド

あー
やっぱり会話劇好きだわ

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

4.2

ある家族の物語
いい映画だ

これはスクリーンで観たい

ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

3.4

この痛々しいほどの思い出たち
誰かと観られない気恥ずかしさ

世代はかぶってないけど
勝手に思い出覗かれた気分

それにしても森山未來の20代
ステキ過ぎた

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.5

自分の正義が
必ずしも世間の正義とは限らない

それでも自分を理解して
支えあえる誰かがいれば
それだけで生きていける

それこそ
『すばらしき世界』

ファーザー(2020年製作の映画)

4.0

事実や記憶の断片を組み合わせ
自身の信じる【真実】の中で生きる
実際の【真実】と異なるため
周りとうまく繋がらない
それに対してもどかしさ苛立ちといった
感情はきちんと残る

認知症の孤独

ものすご
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CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

3.5

前半からの振り幅すごい
理性失った人間こえー
音楽も相乗効果出してた


『生きることは集団における不可能性』
ドスンと響いた

静かな雨(2020年製作の映画)

3.7

一緒にいるのに想い出や記憶を
共有できないことは悲しい
一方は毎日塗り替えられ
もう一方は溜まっていく

その記憶はどこへ行くのか

レクイエム・フォー・ドリーム(2000年製作の映画)

4.1

観終わったあとも
脳内でずっとループする音楽

あーそうだった
こういう映画だった
なんでまた観たんだろう

ラストに向かってく
怒濤の盛り上がりが心底不快

真白の恋(2015年製作の映画)

4.3

どうやったら普通になれるの?
真白は泣きながら母に質問する

普通ってなんなのか
何をもって障害というのか

何も知らないからこそ
個性として受け入れる人もいる

こんな風に誰かをキレイに想いたい

ハローグッバイ(2016年製作の映画)

3.7

2人はまた話さなくなるのだろう
でも一緒に過ごした時間や
共有した感情はなくならない
この名前のない関係が羨ましい

委員長の凛とした横顔がとても綺麗

T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

3.3

スタイリッシュな映像と音楽は
変わらず素晴らしい

40越えて変わらない精神年齢に
ちょっとついていけない感

存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.4

世話ができないなら産まないで、もう子どもを作らないで、自分の親にそう訴える

こんな辛い人生あるのか

At the terrace テラスにて(2016年製作の映画)

3.9

なにこれ
むちゃくちゃ面白いけど
これ、笑っていいのかな

日本人にしか作れない映画だな

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.3

小松菜奈の人の心を貫くような
目がよかったな
大泉洋のおじさん感も
ちょうどよかった

三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.5

自身が何を開示するかで
こうも相手の印象は変わるのかと
薄気味悪くなった

人はわからないものを
なんとか理解しよう判断しようと
経験や価値観から答えを導き出す

人が人を裁く限り絶対なんてない

まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

3.5

面白かった
こういうサクッと見られる映画
たまに無性に見たくなる