社会の中でスポットライトを浴びるわけではない人たちが、木漏れ日に照らされているような、そんな映画だった。
変わらない "ような"ものがあって、そこに刻一刻と形を変える光が当たっては消え、当たっては消え>>続きを読む
去年一番後悔したことは、と聞かれて答える一つに必ず挙げていたのは「ほやマンを見逃したこと」だった。それがなんと岩手で上映されるなんて!!!という感激を携えて鑑賞に行った。
愛おしいキャラクターたちと>>続きを読む
ずっと気になっていた映画。今回の飛行機は本を読もうと思って映画は観ないつもりだったのに、ふらっとラインナップを確認した時に発見してしまって思わず鑑賞。
75歳以上になると安楽死を制度的に選べるようにな>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
なんとなくずっと気になっていた映画。アメリカ行きの飛行機の映画リストにあったので鑑賞✈️
超個人的な感覚としては、『100円の恋』の"痛み"と『ウォーターボーイズ』(ちゃんと覚えてないけど笑)的な"笑>>続きを読む
「扉を開いていく物語ではなく、扉を閉じていく物語が必要だ」ということを、特報か何かの段階で監督が話しているのがずっと印象に焼き付いていた。
今回映画で描かれた閉じるべきトラウマは、物凄くストレートに >>続きを読む
名作ミュージカル『RENT』の裏側にあった人生。
時限爆弾がチクタクいっているような、僕らの人生。友達のことも、恋人のことも、自分が本当にしたいことも、生計を立てる時間に奪われていく。今にも爆発しそう>>続きを読む
ありえたかもしれない人生と、そうあって欲しかったと、願わずにはいられない人生。
内的外的要因によって思い描いた人生とは別のものになることが人生の常。「ああ、こうだったらよかったのに」と思うときに「今>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
この映画が伝えたかったものはなんだろう、といつも鑑賞後に考える。
人知を超えた存在、核の使用と国際的圧力、人類による環境破壊、人類の敵対者と味方、その狭間にいる者、人間味とは、ヒトの魅力とは、作品>>続きを読む
どんな過去があっても、「あれがあったから、今があるんだ」と今を嬉しく思えたら、きっと前に進める。そう思えないうちはきっと過去に囚われてしまう。
自由と孤独の母。
自信が持てない父。
いろんな人たちの手>>続きを読む
この世の創作物の殆ど全てがその創作者の人生と密接であるが、細田守監督作品は殊更それがわかりやすい印象があって、僕は好きだ。
心を自ら閉ざしている故に生まれる、思春期の孤独感。でも実は近くで見守ってく>>続きを読む
家族を失った男が、契りを交わして"家族"になる。ぶっきらぼうで血生臭い世界の中に、義理と人情があった頃の世界。そして14年を経て権力が移行し、ヤクザが許されなくなった世界。
"家族"を与えてくれた人た>>続きを読む
シンエヴァを見終わった率直な気持ちとしては、あれがなんだったのか、これはどういう意味なのかというロジックをつい考えたくなるけど、僕らは"辻褄合わせ"という執着に縛られているんだなということ。笑
エヴ>>続きを読む
ずっと気になってマークしていただけだったけど、たまたま近くで上映会をやるとのことで鑑賞。
ズキズキする映画だった。
無気力な日々。負けしかない人生。勝てるといったらテレビゲームのボクシングだけ。「呆>>続きを読む
煙に覆われた世界で星があると信じた父と、その想いを真っ直ぐに受け継いだ男の子の物語。グッとくる大切な言葉が散りばめられた映画でした。
星があるならば見たい。それだけなのに、行く道を阻まれたり、厄介者>>続きを読む