johnさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

4.0

スターウォーズシリーズで捻くれ者として人気のあるハンソロが、メインシリーズにも登場する自分の大切なアイデンティティを手にするまでの話。そして話の殆どが何故か重要資源コアキシウムとの戦い。

ギャンブル
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.9

諸事情多めの家族の物語は万引きから幕を開ける。
誰も知らない、奇跡等の作品でフォーカスした、子供という存在、彼らの思考や行動を問うテーマと、そして父になる、歩いても歩いても、海街diary、海よりもま
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ヒューゴの不思議な発明(2011年製作の映画)

3.2

ジョルジュメリエス
パリ出身で、映画の創成期に様々な実験的な試みをし、SFX(特撮)の産みの親としてのみならず、色を手付けて塗りカラー映画を作るなどして、エンターテイメントの発展に寄与したと考えられて
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.0

音楽とカーアクションのハーモニーがとにかく爽快。ワクワクが止まらない。

ベイビー、B.A.B.Y、BABY
と名乗り続けサングラスとアイポッドにこだわり続ける主人公の青年は、未熟ながらも最高にクール
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ミックス。(2017年製作の映画)

2.7

最初の掛け合いが逃げ恥みたいで、笑えたが、進むほどキャスティングとは裏腹に色々観ていてキツかった。
吹っ切れていてなんとか最後まで観れたが、もうちょっと違う活かし方あったと思う。

蒼井優の中華人くら
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.2

He's a dude and he's a guy. And he only has one eye. Fred! Fred! Fred! Freedy, Fred, Fred!

子供が物心ついて
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.3

思ったこと全部言語化しているのは最初新鮮だけど、途中からもういいよってしつこさを帯びてきてしまう。
でも、主人公のインパクトと、二を含めた職場でのやり取りは若手事務職の会話を知れる感じで面白い。この人
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.8

冷戦下で宇宙開発競争の気運が高まる中、米政府秘密研究機関の隅で巡り会ったマイノリティーたちが描くファンタジー映画。

一見社会に溶け込んでいるように見えているが、消化しきれていないマイノリティーたちの
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フィフス・エレメント(1997年製作の映画)

3.5

少し安っぽい。でも観ていられるのは童心のSFの世界観だから。

名画レオンを作って資金集めをしてまで監督が映像化したかった少年時代に考えたストーリー。
第一次大戦のころから約300年後、地球外から謎の
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マトリックス(1999年製作の映画)

3.6

世紀末のSF映画らしい陰鬱な空気が印象的。とにかく画面がグリーンで、人が黒い。自分がミドリムシかと勘違いするレベル。
ストーリーも数百年後の世界といった描写で世界観や思想はターミネーターに似ているが、
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ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年製作の映画)

3.6

安定のMIクオリティだが、いろいろなアクションと比べても特に男性陣はベテラン揃いで演技も編集も緩急の付け方がまさにプロ中のプロ。
この映画は吸盤やファンの下りや特に有り得ないこともスリリングかつコミカ
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キングスマン(2015年製作の映画)

3.4

スタイリッシュに残忍にキメる。
格闘ゲームのリプレイのようなキレッキレの戦闘シーンはコミカルで新しい。
台詞のブリティッシュな言い回しと爽快な音楽、コリンファースとサミュエルLジャクソンの胡散臭さが戦
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映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

3.9

恋愛とは誰かの元カノと誰かの元カレがくっついたり離れたりすること。
恋愛は人間を凡庸にする。

現代の東京にいる若者のわだかまりをボーイミーツガール物語にしてぶつけた作品。
工事現場で働く青年と看護婦
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神様メール(2015年製作の映画)

3.1

御伽噺な感じがヨーロピアン。
人の心の音楽が分かるという特に実用性のない特集能力を持った神様の娘が、一般人である使徒を探して、彼らの人生を少しだけ変えて行く。

最初の導入から使徒探しの旅に出るまでは
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フード・インク(2008年製作の映画)

3.2

規模の経済とはまさにこのこと。
生きるために食べて、楽に生きるために食べることを簡単にして行くと、いつのまにか食べているものに殺される可能性が出てきてしまう。
個人的にはチキンの部分がショック。歩けな
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ルーム(2015年製作の映画)

3.5

ドキュメンタリーちっくになりそうな議題でも、演技と音楽で映画として再構築できることが証明された。
リアリティ番組の様な暗転した画が1時間弱続き、後半世界を舞台に描かれる再生の画は目を眩ませる。

光と
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フォークス・オーバー・ナイブズ-いのちを救う食卓革命(2011年製作の映画)

3.4

データやイメージが効果的に使われており、とにかく伝えたいことを伝えている作品。
要は飯から目のある食べ物を無くして、トライアスロンで金メダルを取るぐらいハマれば健康になれるということ。

ゼロの未来(2013年製作の映画)

3.5

最初の30分は現代デジタル社会あるあるで、それからはどうすればこの男は幸せに向かうのかという実験を描いたものだと思う。結局それは大きな挫折を与えと小さな愛を生むことだった。

複雑性の極地的な世界観は
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ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(2014年製作の映画)

3.4

居住歴40年の家を巡る老夫婦の思い出と変化を求める葛藤の話。

抜群の安定感を誇るモーガンフリーマンのナレーションを脇に、ベテラン俳優二人の手腕が光る。演技を全くしていないように見えるくらいリアリティ
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イン・アメリカ/三つの小さな願いごと(2002年製作の映画)

3.6

自伝的私小説を監督自ら映画化した作品。

アイルランド系の家族がアメリカNYに移民する話。マンハッタンの騒音だとか、親を見る目とかが長女の語り口で書かれているので新鮮。 そして目を伏せたくなるような部
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メジャーリーグ(1989年製作の映画)

3.0

ストーリーの中身なんてどうでもいい。
オーナーが球団を移転させたくていろんな訳あり達を集めてメジャー制覇を目指すフィクション。

無茶苦茶亜米利加。

コンタクト(1997年製作の映画)

3.5

科学は神を殺したのか。
地球外生命体がいなければ空間のムダ(a waste of space)なのか。

90年代のアナログさがあっての全力感があってSFっぽさが沁みる。
特にコード解読のところやワー
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偉大なる、しゅららぼん(2014年製作の映画)

1.7

岡田将生、深田恭子、琵琶湖、濱田岳。
なんか面白そうなのに、火が通らなかったみたい。

チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話(2017年製作の映画)

3.6

実話を基にした、高校競技チアダンス部の女子たちの部活動物語。
ありがちな理由でなんとなく入ったチアダンス部は厳しさとつまらなさのあまり、新入生の代以外はいなくなってしまう問題アリの部だった。残された一
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50回目のファースト・キス(2004年製作の映画)

3.6

ハワイのオワフ島で、水族館の飼育係として働く主人公が、ある女性に興味を示して、いかにして彼女を振り返らせるか試行錯誤するラブコメ。

こういう実験で繰り返しが多いコメディは途中で伏線張ってくるから大抵
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本能寺ホテル(2017年製作の映画)

3.3

婚約中の主人公が、相手の実家がある京都に来て、見つけたホテルは不思議なホテルだった。ポルトガルから来たキリスト教徒の鳴らないオルゴールに、ベル、食べ物、そしてエレベーターで上った先の客室。

タイムト
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図書館戦争(2013年製作の映画)

2.8

表現の自由、思想の自由が普及したことにより世の中の犯罪が増加。それを防ぐため、有害な表現を含む書物は検閲に回され一般市民は本を手に取れなくなる。そんな国に対して、立ち上がる組織の物語。

規制について
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愛を読むひと(2008年製作の映画)

3.5

時代背景が第二次大戦から20年程経った後で、それが後半キーとなる感じは新鮮。

大学の寮や地元の友人と行くビーチのしっとりとした雰囲気などは味わい深いものがあって好きだった。

個人的には後半でもう少
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モンスター上司2(2014年製作の映画)

3.3

キャストやや豪華。
モンスター上司に頭を悩ませていた中年男トリオは起業をする。そして超有名物流企業から大型の受注を受けるがそれは罠だったという所から転がっていくドタバタ系コメディ。
MFジョーンズのハ
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緑色音楽(2017年製作の映画)

2.8

雰囲気を撮りたかったのかな。オダギリジョーのドラムナイス。ラジオから主題歌流れるの良い。

二ツ星の料理人(2015年製作の映画)

3.5

料理が美しい。
ブラッドリークーパー勝ちな映画。

ミシュランの三つ星というワードで必要最低限に説明を省いて、キッチンという戦場をストイックに描きに行った作品。

スカッとしたい人にオススメです。

アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

3.8

信用とは。
夫婦の二人の精神をテーマに、人間の本質に挑んだのは面白かった。随所に描写される夫婦の近すぎる距離感もメッセージの一つであり、夜中の少し不気味なロードムービーを挟んで、最後はシンプルな一言で
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ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

4.1

南北戦争時代のバウンティーハンターたちの物語。

クリストフヴァルツの胡散臭い芝居が期待通り。ジェイミーフォックスの叩き上げ感。ディカプリオの集中の余り血を流した芝居。ポップなブラックミュージックに優
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ナイト・ビフォア 俺たちのメリーハングオーバー(2015年製作の映画)

3.2

50/50のチームは悪くないが、
クスリに酔って、クリスマスの教会で嘔吐はヤバい。
平和。友達は大切に。