johnさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

3.9

50/50の監督最新作。
Charlize TheronとSeth Rogenのバディ物。

この監督は、
バディ物をハートウォーミング×コメディで仕上げくれるから好き。

大統領選を目指す国務長官と
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

4.1

圧巻の世界観。
自然とネオン街と研究所。

可愛さはビジュアルに留め、
頑固さはそのままにという
ライアンレイノルズの
ピカチュウのイメージの崩し方が絶妙で、
肩の力を抜いて観れるように作れたのは
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.4

女→男→女 + 男→女という映画
第一項は男→女→男 より切ない。

ロケットマン(2019年製作の映画)

3.6

エルトンジョン
Your Song, Tiny Dancer
リズミカルな歌もあるけれど、やっぱりしっとりとした歌詞とメロディーが印象的。

物語の進行と共にミュージカル形式で披露される歌は観ていて
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トールキン 旅のはじまり(2019年製作の映画)

3.9

指輪物語の著者の物語。

親との別れを経て、愛と創造と仲間を得る様子はとても自然で美しかった。戦争の悲しみの中作られた物語だったのかと思うと、長いのも納得する。しっかり読んでみたくなった。オックスフォ
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5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生(2017年製作の映画)

3.6

実話を元にした
視界が5%しかない病になった男が、
夢を追う物語。

ストレスに負けそうになる時もあるけど、
周りの人に支えられながら、
なんとか成し遂げようとする様は見習いたい。

ドイツ映画だが
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未来のミライ(2018年製作の映画)

2.9

達郎が冒頭に流れた時がピーク。

見ていられるけどホッコリするだけだった。親になるといろいろ変わるのかな。

シカゴ(2002年製作の映画)

3.4

銃弾一発で有名になる町、シカゴ。
それ以上でも、それ以下でもない。

パワフルなミュージカル映画で曲調は全体的にjazzyでノリノリな感じ。ビッグバンドとかスウィングとか1920年代感強めでいい。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.9

1969年、
1人の役者とその専属スタントマンが、
1966 Cadillac Coupe de Villeと
1966 Volkswagen Karmann-Ghiaで
ハリウッドを駆け抜け、
彼ら
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.2

物質、言葉、時間
人間世界での以上3つの因果関係が圧倒的他者(地球外生命体)と触れ合うことで、崩れた時、人はどうなるのだろう?

まず物質は物質でしかなくなる。
そこに共通概念はない。移民が母国で見慣
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.6

圧倒的世界観。

アメリカ西部開拓時代のフロンティアの罠猟師で毛皮商、探検家ヒュー・グラス(Hugh Glass、1780年頃 – 1833年)が、旅路でグリズリーに襲われ仮死状態になりつつも生還を遂
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ギャラクシー街道(2015年製作の映画)

1.4

ありとあらゆる可能性を潰されたので途中でやめた。キャプテンソックスのネーミングだけ良かった。

帝一の國(2017年製作の映画)

3.7

英才教育、親の夢の押し付け、クラシック音楽、受験戦争、寄付金、中高一貫私立、内部生外部生、男子校、学ラン、体育会、生徒会、フォークダンス、贈賄、派閥闘争、国家公務員。

日本の伝統という伝統をとにかく
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キセキ あの日のソビト(2017年製作の映画)

3.0

有名音楽グループGReeeeNがオリコン1位を取るまでの話。
メンバーの、知られざる家族の中のわだかまりと兄弟の絆は等身大で多くの共感を生むと思う。
道っていい曲。
映画全体の大学生のキャッチーな感じ
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カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

3.9

安定のファッション、ジャズ、雑談力。

ウディ映画で、コテコテの西海岸が舞台になるのは個人的には新鮮で嬉しい。

今回はLAからNYに舞台を移す部分も興味深いが、何より人間の芯は、実はそう変化しないと
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かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

3.0

手描きの柔らかさ、温かさとは裏腹に、天から降りてくる仏とか天使とかが、みんな笑ってて鳥肌立った。

フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

3.8

野球ファミリーファンタジー映画。

I'm 36 years old, I love my family, I love baseball, and I'm about to become a far
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.2

最後の切なさは
途中のミュージカルチックな
ハリウッドの薄っぺらい幸せという
荒唐無稽な皮肉が出す落差もあって、
満点でした。

ライアン・ゴズリングが
チル過ぎて熱くならない笑

照明は結構好き。

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.6

限りなくスタイリッシュに残忍に。
カウボーイと大麻企業のオーナーが加わり、大分アメリカナイズされた
衝撃のシリーズ第二弾も
ぶっ飛んでました。
本当にこの映画は目と頭が痛くなる。

空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

3.4

三菱自動車の脱輪事故からのリコール隠しをモデルにしたと言われているストーリー。

期待通りいい話だが、
正直、池井戸原作ドラマ集のしつこさを無くしてサッパリさせた感じ。

キャスティングも安定感抜群す
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終わった人(2018年製作の映画)

3.0

元銀行員で出向先で定年を迎えた東大卒の男とその家族の話。

最初のじーっと時計の針を見つめて
定刻と共に帰宅の
ちーんかと思いきや、最終出社日でした。
っていうタクシーは霊柩車だとかブツブツ言いなが
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ライフ・オブ・ザ・パーティ(2018年製作の映画)

3.1

父から離婚を告げられた母が
娘の大学に復学して、
張り切ってジェネレーションギャップに
戸惑いながらもキャンパスライフを謳歌しちゃう話。

美人な同級生が、どうしようもなく頭が悪かったり、
母といい感
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美女と野獣(2017年製作の映画)

3.3

至極の美術に本物の美女。

美しい。

この言葉に尽きる。

個人的には魔法にかかった家具や置物たちの動きのスムーズさが一番美しかった。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.2

I'm just a musical prostitute.

人種、セクシュアリティ、見た目、
そういったところで確実にマイノリティなのに、どこまでも純粋に音楽を求めた人間。
Freddie Mer
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

2.5

入り込めなかった。
何を考えさせたいのかよく分からなかった。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

ずっと観ていられる絵画的な美しさ。
現代版印象派。
北イタリアに降り立った、アーミーハマーの緑短パンに青シャツ姿の爽やかさが異常。物語の暗闇はあまり頭に入ってこなかった。ビジュアルと自然観がリアルタイ
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

3.4

1800年代後半から1900年代の大恐慌時代を生き切った、男性から性転換をしたデンマーク人デザイナーの伝記物語。

リアルになりがちな実話映画だが、あくまでも美しさを最優先に作られている雰囲気が観客の
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.4

アベンジャーズよりもこの映画が、好きな貴方はきっとインドア派。

サイバーパンク+70-80sハリウッドナンバー+日本の特撮、アニメ萌芽期
ボロアパートに住む青年の唯一の居場所が仮想世界。この仮想世界
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

2.8

良い話というのは分かるが、エンターテイメントとして、しっとり系の学園物はどうしても刺さらない。ただ悲しい。

しかし、若手の俳優陣の演技力や、登場人物の関係が心の支えにフォーカスされている部分では高い
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Ray/レイ(2004年製作の映画)

4.4

民衆たちよ、踊れ。

1950年代後半から60年代初頭の米国、
戦後音楽の進化の中心で確かに
Ray “Charles” Robinsonは歌っていた。

Mess Around
I Got a Wo
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

4.2

青と白、時々黒。

ファッショナブルな現代西洋劇。

タイトなスキニーブラックジーンズに紺の革ジャン、赤のブーツ、水色のドレス、細身の男と、ふっくらした女、長髪に蒼い目。

マニュアル車と道路、雨と灯
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ストレイト・アウタ・コンプトン(2015年製作の映画)

3.9

Compton, CA

1980-90年代、LAのすぐ隣にある街には、日々警察や事件に悩まされるアフリカンアメリカンたちが居た。

音作りが得意なDr. Dreはある日、資金力があるEazy-Eを音
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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

3.9

2つの不思議なロードトリップ。
弟と兄と砂漠
父と息子と街

夜に静かに観たい一本。

砂漠で黙り続ける兄を迎えに来る弟に対し、兄は応えない。ひたすら応えない。空路を嫌い、陸路でテキサスからロサンゼル
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.3

12歳の夏。
4人で過ごす最後の夏。
主人公たち子供達で、その周囲にいる大人たちはあくまで環境。
完全に子供の主観で描き切った、BODYを探す線路道を進む旅は、普遍的な少年像を具現化したもの。

秘密
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ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

3.4

後のシリーズにはあまり見られない90年代の哀愁漂う重めな空気が渋い。トムクルーズでさえも90年代のオーストリアの重さには勝てなかった。

スパイになりたいとは思わない。

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.1

世界は全て君中心で回っているわけではない。それでも何処かにしっかり君を想っている人はいる。

超弩級のハートウォーミングファミリードラマ。
感動ポイントがやたら多く、映像化すると王道になりすぎて、ウザ
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