Nomさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

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事件物件 呪縛の連鎖(2018年製作の映画)

3.3

陳腐な邦題、ジャケットのパクリ具合のせいでハードルをさげて観ましたw
原題は「The witch in the window」で、そっちの方が絶対によい(笑)

ハードルを下げた割には面白い親子の関係
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オペラ座の怪人(2004年製作の映画)

3.8

昔見ましたが、再視聴

ナイス王道愛憎劇!
悲哀でなんとも胸がくぅ〜となります(語彙力)
ドロドロしているけどドロドロしすぎない描写の描き方が非常に素晴らしかったです。
ラストも個人的に大好きです。

ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール(2014年製作の映画)

3.8

UKファッション、カラカラとした空気感にエミリーブラウニングの透明感を感じる映画。
淡々とした作品ですが、この世界観が癖になりますね。

なんというか、ジェームズの使う言葉が恋愛下手ですごくチャーミン
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.5

クラシックなジャズにのせたジメジメしたニューヨークの日。ちょいとシュールな会話劇。様々な人々が影響し合い、何かを探しに人々が集まる街。

すごーーーく地味な作品で、パンチがない作品です。良くも悪くも。
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.9

早速見に行きました。

残虐的、変態的、革新的。
変態映画の耐性はありますが、久しぶりに頭抱える程、逝ってしまってる映画でした。

主人公の容姿が女性らしさから男性らしさに推移する面白さ、そして最後は
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.9

鬼気迫る各々の役者魂、ラストの描き方、ミスリードが見事でした。

鈴木亮平を初めとしたヤクザの皆様のおっかなさはもちろんですが、滝藤賢一の演技が妙にリアルで恐ろしかった。あの眼は頭おかしいって(笑)
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

なんという素晴らしい作品。文学的な語り口でジリジリと進んでいく会話劇。3時間と長尺だか、それぞれの登場人物をしっかりと深堀しつつ、どこかミステリアスでユーモアが溢れる展開は見応えありです。
これから経
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.0

Imaxにて視聴!
パティンソン、ポール君怪演!

上質なサスペンス的展開、ド派手さ、ダークな世界観、映像が醸し出す気だるさは絶品物。

サスペンスに少し焦点を当てている為、もっとド派手でもいいかなと
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フューリー(2014年製作の映画)

3.8

新生活が始まり全然映画が見れていなかったです…ドラマはちょこちょこ見ているのですが🥲


戦争に同情などなく、固い結束力で結ばれたチームも人々も一瞬で散ってしまう。
戦争の厳しさが分かる良い映画でした
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ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(2001年製作の映画)

4.0

男とか女とかではなく、"人間"としての流儀。
愛とロックンロールは性別の垣根を超え、人を解放します。
展開一つ一つに言い表せないような気持ちになるが、音楽に全うする姿とヘドウィグの魂の叫びに美しさを感
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The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

3.6

設定、美術、キャストは満点。オリジナルは未視聴。すこし展開が急なのが気になった。

女性集団の中に男性一人が入るという、あまり見たことの無い設定が面白かった。女性の欲望と男性の欲望のベクトルは全然異な
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ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

3.8

ジョン・カーニーは音楽と音楽が取り巻く環境を描くのが上手くて本当に素晴らしい。
カメラワークも低予算ということもあって、恐らく手持ちで撮影している。これがまたドキュメンタリーぽく映っていて、二人の関係
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ベンジー(2018年製作の映画)

3.9

やっぱりだめだ。犬系はボロボロ泣いてしまう🐶

ベンジーまじで可愛いです🥰
ツッコミどころが多いけど、犬映画にそこまでは求めない。可愛くて、癒されて、表面上面白ければそこまで気にしない。というか犬の演
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最高に素晴らしいこと(2020年製作の映画)

3.8

「一番怖いことは、平凡であること」
自分の周りの精神疾患を持っている人が全く同じことを言っていた。

カタにはまらない自分を表現すると変人と言われる。
だから自分を偽りみんなの顔色を伺う。そして自分を
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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

3.7

ぶっとんだ設定。エルファニング、ニコール・キッドマンと豪華キャストのレアビジュアル!
この世界観とパンクを通じて"自由"、"消費社会"などに切り込む内容。

A24が手掛けた上にキャストが良かったから
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.9

すぐ見ようと思っていたのですが、軽くネタバレをチラ見してしまって見る気が失せてしまった作品。重い腰を上げてようやく視聴。

A24プレイリストムービーですね。音楽に対するDigが深まります。センスバチ
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

3.9

複雑でスリリングに恋模様を描いており、非常に魅力的な作品でした。想像していたのと全く違っていて、そう来たかぁってなりましたね。完全に一捻りあるラブストーリーです。

「自分を欺いて始まり、他人を欺いて
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ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

3.9

なんだかんだ見れていなかった3作目。

いやぁ、やっぱり面白い。映像の迫力、ハンス・ジマーが手掛けるハラハラサウンド!キャットウーマン演じるアン・ハサウェイが最 & 高。そしてトム・ハーディが完全にマ
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Summer of 85(2020年製作の映画)

4.0

The Cureの名曲In Between Daysのメロディに乗せて1985年の甘酸っぱい夏を感じる

OPから大好きなバンドがかかってもう最高。
インパクトのある広大な海と自然の色彩、そして美少
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カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

4.0

親父にCDを昔貸してもらったな。
ブルース・スプリングスティーンがもっと好きになった。

Dancing in the Darkとかまじ大好きなんですよね。昔たくさん聴いてました。
Born in t
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.2

素晴らしいリメイク❗️

オリジナル版『エール』の良い要素をしっかりと引き継ぎ、足りないところをパワーアップ❗️
かなり感情移入しやすくなっていた👌


そして曲ですよ曲。デヴィッド・ボウイ、マーヴィ
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.1

とにかく面白すぎる。真実を真実と主張することが正しいのか。神のみぞ真実を知る。まさにそんな作品。
構成が素晴らしく、"掴み⇒3視点の違った見え方⇒ラスト決闘" の流れが秀逸すぎる。

当時のキリストの
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.0

地球に衝突する彗星を見つけた大学教授/天文学者とその生徒が政府と衝突する映画()

権力者が優先順位を闇雲にし、自己利益を優先する描写は若干極端すぎるしペラペラ。ドロドロの政府のイデオロギーを表現した
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ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.8

ザ・コメディっていう感じのゾンビムービー。

エドとショーンの掛け合い、台詞回し、伏線回収はなかなか面白く見もの(笑)
レコード円盤投げるシーンや、ゾンビに成り済ますシーンとか無理ありすぎるがそれも味
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愛、アムール(2012年製作の映画)

3.9

ハネケ監督の完全なる傑作だと思う。

ただ老夫婦の介護成果を見せられるシンプルな展開なのですが、そのシンプルさの中から2人の至高の愛が垣間見えます。

鳩の解釈、水の解釈非常に深いです。

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.8

オリジナルを見た事がないのですが、鑑賞🧚

とにかく見事な脚本!!
善と悪の天秤はどうなるのか。
様々な展開の前フリがしっかり効いていて、主人公の心情の変化に感情移入してしまう。

メイキング・オブ・ドッグヴィル 〜告白〜/ドッグヴィルの告白(2003年製作の映画)

3.7

先日鑑賞した『ドッグヴィル』のドキュメンタリー。

言論の自由とか書かれた箱の中で、出演者が思いの淵を語る。特にニコール・キッドマンは、役の上で誰にも良くされない役なので、なかなかしんどかっただろうし
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ドッグヴィル(2003年製作の映画)

4.0

とにかく斬新で凄すぎる作品。

しっかりしたセットなどなく、チョークで線を引き、素朴な家具を置いただけ。こういった映画としては「???」な状況のセットの中でこれだけの映画が作れるのは監督、そしてニコー
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ピアニスト(2001年製作の映画)

3.7

尖りに尖った問題作。

fifty shades of grey的な作品かと思ったが、そんな単純な作品ではなかった。ハネケ監督なので、構えてみていたが、やはり一筋縄では行かない難解さがある。散々嫌なも
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一分間タイムマシン(2014年製作の映画)

3.8

6分でしっかりと起承転結を描き、濃い内容にしていて面白かった。
コピーを作ってるだけか🧐

とっくんでカンペキ(2012年製作の映画)

3.8

とにかくピュアで可愛い

この気持ち忘れちゃいけんなぁ(笑)

悪魔を見た(2010年製作の映画)

3.8

脚本の緩さは感じられるが、復讐というものにかんがえさせられる深い作品。
復讐の先にあるものって全てが快楽だとは限らない。目的を遂げた瞬間、血眼になっていた復讐の心が我に返り、現実という凄まじく残酷なも
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SKIN 短編(2018年製作の映画)

3.9

肌の色関係なしに寄ってくる犬と、差別をし争う大人、そしてピュアな子供。対比が強烈。

子は親を見て育つし、スキンというテーマに一貫した構成がよかった。

ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

3.9

ホブスの出演はなくとも、過去作の様々な人物の登場には胸熱。

ワイスピはやりすぎぐらいがちょうどいいですが、やりすぎのベクトルが少しズレている感じがしてしまったのは否めない。ポールがいた時のワイスピの
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ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年製作の映画)

3.9

人間vsテクノロジー!
ホブスとデッカードが組みます😚
凸凹コンビ映画は本当に大好きです。こういうバカ映画は好きです。

ワイルドスピードとはほぼ別物で、CGも多いし、カーチェイスも他のワイルドスピー
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ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年製作の映画)

4.1

ワイスピは面白いのは分かっていたが、車は詳しくないし…という先入観で見ていなかった。
でも大好きなシャーリーズ・セロンがアイスブレイクから出演してるので、去年から見進めたら面白い面白い。

そしてやっ
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