さっさーさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

さっさー

さっさー

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アルティメット(2004年製作の映画)

3.4

とにかくパルクールがかっこいい!
全力疾走のままスピードを落とさず街を駆け抜けるのが見れただけで満足。
ダヴィッド・ベルって人、俳優である前にパルクールの始祖みたいな人なのね。人間離れしたアクションも
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ソルト(2010年製作の映画)

2.3

黒髪アンジーがイケてる...だけ。
節目節目で展開がひっくり返るけど、
何回もやりすぎて
驚きというよりは結局どっち?
って印象で終わってしまった。

組織の人間、そこら中にいまくり

プレステージ(2006年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

とにもかくにもキャストが豪華。
スカヨハがあの役に留まる層の厚さよ。
バットマンコンビが見られたのも嬉しい。

妻を殺されて/指を切られて憎しみ合ってる割には、ずっと手品で化かし合ってるので本当に怒っ
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

4.7

"バービーみたい!いい意味で"

たまにはこういうほぼトラブル無く
計画通りいくのもストレス無くていい!
もう途中から、これは失敗しないかハラハラしながら観るものじゃなくて完成された作戦が完璧に進行し
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

4.6

ざらついた悪夢の様な映像とプログレっぽくも不気味な音楽。
芸術的とも思えるし、気持ち悪いとも思える。

ドラーグ族に飼われた人間達が着せられた奇妙な服。そういう世界観かと思ったら野生の同族達には嘲笑さ
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ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2015年製作の映画)

3.4

この作品に限ったことじゃないけど、
ティムバートン作品は「普通の世界」の方も描くから余計に奇妙な世界が際立つな。
他作品に比べるとだいぶ落ち着いたダークファンタジー。

子供たち多かったけどちゃんとみ
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コラテラル(2004年製作の映画)

3.4

渋〜〜い!!
何気ない会話の一つ一つが心地良い。

特に車内でヴィンセントがマックスに夢と行動について語るシーンは刺さる。
リムジンを買わなかったこと。電話をかけなかったこと。どう見ても巻き込まれたマ
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スナッチ(2000年製作の映画)

3.5

オシャレOPから始まる群像劇。
ちょっとパルプ・フィクションっぽさも。

キャラ紹介の時点でマジかよ…と思うほど登場人物多いし話も割とややこしいけど、終始コメディタッチなのと全員キャラが立ちまくってる
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オデッセイ(2015年製作の映画)

3.2

何かもっと極限状態で命からがら生き延びる話かと思ったら、悲壮感は全然なくてマット・デイモンが天才すぎて割と快適な火星お一人様ライフを謳歌してた。
火星版DASH村と言われるのも分かる。

生き延びるの
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.2

文字通り"夢みたいな"映像の大洪水。高熱の時に見る夢ってこんな感じかも。
音楽がとにかくカッコいい。パレードの曲は特に耳に残る。

混沌とした世界観の中でも敦子のときは現実、パプリカが夢の中という明確
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遊星からの物体X ファーストコンタクト(2011年製作の映画)

3.0

前作The Thingの前日譚。前作へのリスペクトやオマージュがこれでもかと盛り込まれており、それを見つけるだけでも楽しい。
特に床板が炸裂するところの表現はそうきたか!と膝を打った。

ただまぁ映画
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

3.3

流石に現代のCGと比べると見劣りするものの、1982年の作品とは決して思えないほどに「生きもの」がリアルで生々しい。
SFホラーの金字塔と言われるのも納得。
苦しむ時にビチビチ動くのが何ともキモい…。
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鉄コン筋クリート(2006年製作の映画)

4.3

"こちら地球星日本国、シロ隊員。応答どうじょー。"

松本大洋ワールド全開!
眩暈がするほど大迫力の街並みを縦横無尽に飛び回るシロとクロ。
かなり陰鬱とした世界観・ハードな境遇の中でも健気な2人が爽や
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タイピスト!(2012年製作の映画)

4.2

"アメリカ人はビジネスを、フランス人は恋を"

なんと綺麗な映画。毒っ気ゼロ。
ストーリーは普通の…というか割とスポ根なのにずっと画が美しいから見てるだけで心地良い。
オープニングから惹かれるよね。
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TAXi(1998年製作の映画)

3.6

導入のタイムアタックからちょーかっこいい!
最近観たのがカメラが寄りすぎて何がどうなってるのか分りにくいカーチェイスが多かったから、キレイで分かりやすいカーチェイス・カースタントは余計に爽快だった。
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オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

3.6

"次はどうする?"
"どうしよう、これは初めてだ"

タイムループという題材上同じシーンを何度も繰り返すことになるけど、視聴者側に飽きを感じさせない工夫が良くされていてダレなかったのがすごい。

タイ
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LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

2.7

なんかとっ散らかってた。
設定はめちゃくちゃ面白そうなだけにちょっと肩透かし感。

脳が覚醒していくにつれて獲得する能力がどんどん脳とは関係ないことになってて、これが気になってモヤモヤしっぱなしだった
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.3

貼り付いたような笑顔とわざとらしすぎる歓迎ぶりの間に、チラチラと不気味な違和感と矛盾が見え隠れ。
それが終盤一気に繋がっていくのが気持ちいい。
庭師ダッシュは笑った。

あとになって解説読むと気付いて
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

5.0

”ZARAはどこ?”

primeにきたので久々に再鑑賞。
超巨大生物襲来という圧倒的フィクションと、お役所対応という圧倒的ノンフィクション(リアルかどうかはともかく)のコントラストが非常に痛快。
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ヘッドハンター(2012年製作の映画)

4.0

本業ヘッドハンター、副業絵画泥棒。

何となくで観たけどめっちゃ面白い。
それぞれ際立ったキャラクター、
分かりやすくも緊張感のあるストーリー、
伏線は回収してスッキリと終わるラスト。

すごく気持ち
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シャイニング(1980年製作の映画)

4.3

分かりにくい。分かりにくいんだけど、それが逆にジャックを蝕む狂気がじわじわとどこからとなくあらわれている不気味さを強く感じさせる。どれも意味がないように見えるし、どれも意味があるように見える。

音の
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

2.9

OPからずっとかっこいー!
話は特に中身がある訳でもないし
割とずっとグロくて血生臭いのに
不思議と爽やかでお洒落。
ミスターピンクはかわいい。

「細部から"小話"を理解するんだ」
タランティーノの
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マッチスティック・メン(2003年製作の映画)

4.0

"ママはヒジだけ似たって!"

しっかり騙された〜
仕返ししないんかよー、と思ったけどなんかハッピーエンドな雰囲気だったのでいっか!ってなった。
すごい後味の良い映画。

しかしパッケージで損してるよ
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キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

3.2

とにかく観る側が観たい映像と
展開が押し寄せてきて痛快!
音楽がセンスに溢れている。

タランティーノに限らず、
外国人が描く微妙に間違った日本の
絶妙な間抜けさとクールさの
バランスって何なんでしょ
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マスク(1994年製作の映画)

3.3

マスクの時の勢いはさすがにアニメ版の方が自然で楽しいけど、それを補って余りあるほどにジムキャリー(とマイロ)の名演が光る。
これだけは吹替でもいいかも。

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

5.0

何度観てもウェス作品の中で一番好き。
この人の作品のレビューでは毎回同じようなこと書いてるけど、どこを切り取っても画になる程に考え抜かれた構図には観ていてうっとりしてしまう。
映画館より美術館に行った
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バーフバリ 王の凱旋 ≪完全版【オリジナル・テルグ語版】≫(2017年製作の映画)

4.6

こっ濃い...濃すぎる...!
一体何ですかあの白鳥の船のシーンは。画のパワーがすごい。眼と脳が追いつかない。
踊りも歌もアクションも笑いどころもたっぷりの3時間でお腹いっぱい。

ん??ってとこも結
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疑惑のチャンピオン(2015年製作の映画)

3.2

癌患者に光をもたらしたはずの英雄は、結果的に「癌から復帰して再び最前線で輝くには不正に手を染めるほかない」事に説得力を持たせる形になってしまった。

7連覇は出来ないかもしれなくても、対等に戦える姿を
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

2.9

いかに過酷な人生でも、積み重ねてきた経験一つ一つには必ず意味がある。それらはいつか思いもよらない形で自分の人生を大きく変えるかもしれない。
その極端な...いやちょっと極端すぎる成功譚。
It is
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.6

どこを切り取っても絵になる構図、シンメトリーの美しさ。登場人物のどこか抜けてる愛くるしさ。
ウェス作品の魅力はいつも通りかより洗練されてる。

ただ今作に限っては特殊すぎる世界観設定と謎の日本観、そし
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セブン(1995年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

95年の映画と思えない。
犯人の狂気に一緒に翻弄され続ける感覚さえ覚えた。

護送車のシーンでジョンがミルズを煽り続けて最後に繋がる流れが完成されすぎてて、結末が分かってから思い返して驚嘆。サマセット
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

4.8

ぎゃー面白い!
最初のキャラ紹介にあたるマジックから最後のイリュージョンまでずっと魅せられっぱなしの2時間。最後の展開も洒落てて完璧。

もともと非現実を見せるマジックやイリュージョンが、映画ならでは
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ウィザード・オブ・ライズ/嘘の天才 〜史上最大の金融詐欺〜(2017年製作の映画)

3.0

史上稀な巨額の金融詐欺事件の真実...ではなく、残された家族と関係者の凋落のお話。
真実がどうかより、いかにセンセーショナルに映るかを重視する世論の様は今も昔も変わらない。

バーニーが悪者なのは明確
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ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

4.0

ませた少年少女の小さな脱出劇と、どこか抜けてる大人達の物語。それだけ。
なのにウェス節とも言うべき構図と台詞の妙でどこを切り取っても絵になる大冒険に。

あの秘密基地でずっと見つからずに暮らしてなんて
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フライト・ゲーム(2014年製作の映画)

2.3

設定とストーリーが微妙に噛み合ってないように感じた。

限られた環境で犯人を探し出せ的なのが軸な割に、主人公は航空保安官なので割と権限がありサクサク単独で捜査が進む。
もう一つの軸の主人公がハイジャッ
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.9

戦争における情報の重要さがまだまだ軽視されてた時代に、現代のコンピューターの礎を築いた一人の天才の話。
コミニュケーションに難あり、実績なし、でも信念と理論で仲間を得ていく様が小気味良かった。

これ
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