さっさーさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

さっさー

さっさー

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カプリコン・1(1977年製作の映画)

2.8

作戦ガバガバの黒幕たちと
出たとこ勝負の主人公チーム。
全員が愛すべきチョロさ。
緊急事態だっつってんだろボケ!って言われたとて
あんな発射ド直前に外出るか?笑

面白そうな設定の割には
何かいまいち
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.5

"光トリック使ってます!マシュー南です!"

マシューズベストヒットTVだ!
2019年にもなってまさかこんな形で再びマシュー南を見れるとは…ノスタルジー…

文化が全く異なる国でふと感じる孤独、
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

5.0

"居眠りして滑り落ちたら?"

ランティモス…凄すぎる…
この人の描く不穏で惹きつける世界は
一体何なんでしょうね。
長回しとトラッキングショット、
(この映画では)広角レンズの多用、
謎に不安を煽る
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

4.7

再鑑賞。

怪獣映画に求めるのはとにかく
ハイテンション&ハイテンション!
デカイ怪獣が大暴れする、
嫌な奴がぶっ飛ばされる。
カタルシスが全てなのです。
サミュエルとコングが炎の海で睨み合うとこかっ
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ブレイド(1998年製作の映画)

3.3

"十字架は効かない 映画はインチキだ"

うへえ〜カッコイイ!
MARVELのイメージと違う
クール&スタイリッシュ!
角刈り黒人のおっさんが
吸血鬼相手に無双する。
男はやっぱ黒いロングコートにデカ
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.6

ロブスターが面白かったので
女王陛下のお気に入りの前に予習。

はあーーしんどい映画を観た…いい意味で…
最初から最後までほぼずっと緊張感が張り詰めっぱなし。疲れた…

漂う空気の居心地がとにかく悪い
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あるメイドの密かな欲望(2015年製作の映画)

2.8

"もちろん 私の靴じゃない"

レア・セドゥがとにかく美しい。
こういう役が似合いすぎる…
低血圧で生意気で不機嫌そうな、
独特の雰囲気に吸い込まれる。
ボソッと毒付いたあと相手に見えないように
ちょ
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イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

2.9

おわーーーキモかった…
単に血が飛び散るグロテスクとはまた違う、脳を撫でられているかのようなどうしようもない生理的不快感。

そのまんま気持ち悪い画のシーンもあるにはあったけど、それよりも何もかも気持
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アクアマン(2018年製作の映画)

4.3

"すべての魚を味方にする男!"ドン!じゃぁないよ…どんなコピーだよ…と思って観に行ったら確かにすべての魚を味方にする男でした。
ただこの能力をフルに使って戦うかというとそういう訳でもなく、シンプルに肉
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M★A★S★H マッシュ(1970年製作の映画)

2.7

"あなたみたいな最低人間がどうして軍医に…"
"徴兵です"

過酷な軍隊生活に悪ふざけのスパイスを。
仕事としてやること(ギリギリ)やってれば多少の自由が許されるのはいかにもアメリカらしい。…多少かど
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ロブスター(2015年製作の映画)

4.8

"お父さんと同じ歩き方が出来るぞ"

ホテルで提供される上質な暮らしとゴリッゴリにディストピアな規律とのギャップが強烈。
こういう極端な世界観大好き…舞台で行われる恋愛啓蒙寸劇の陳腐さ、ちょっと癖にな
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メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

3.6

"何でも可能よ 不可能なことでさえ"

は〜〜何の毒っ気もない、夢と魔法の2時間…ディズニーは疲れる心配がなくていいですね。
前作では(時代が時代なので)ちょっと無理があるように感じてしまった魔法の描
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TIME/タイム(2011年製作の映画)

2.9

"体は元気でも 心は消耗する"

設定のワクワク感すごいんだよこれ。
技術の進歩で〜とかでは到底説明しきれない謎のスーパーテクノロジーで延命している人類。もはや別の生き物です。
富裕層なら人生円満かと
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青い犬(2018年製作の映画)

3.2

うん、犬が青い。
確かに青い犬だ。可愛いねえ。以上!

…そのぐらい中身よりビジュアル重視の作品に感じてしまったけど、色鮮やかなサリーと青いおっさんの対比は確かに綺麗。
最後のシーンものすごいシュール
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コレクション(2018年製作の映画)

4.1

おぉ…これは…。
冒頭からずっと漂う重苦しく不穏な空気。
あぁもう、絶対何か良くないことが起こる…やめてくれ…絶対こいつ悪い奴だろ…はらはらしてこっちまで居心地が悪い。
そんなピンポン鳴らさないであげ
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ワイルド・ストーム(2018年製作の映画)

3.8

"訳せ" "30分よ"

ディザスタームービー界隈も
次から次へとギミック考えますなあ。
最早すげーでかい竜巻来ますだけじゃダメな時代よね。

無意味に爆発するガソリンスタンド、
ホイールブレード手裏
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野獣(2018年製作の映画)

4.6

証人は大自然だけ。

MyFFF 2本目。
"事故"の後でも変わり映えしない風景に、何もかも変わってしまった少年の世界だけが浮き彫りに。
やるせなさ、絶望感、後悔が突き刺さる。
強そうな子なのに最後涙
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ジュディット・ホテル(2018年製作の映画)

4.2

"ご出発時間は偶数と奇数どちらに?"

MyFFF 1本目。
出発時間ってそういうことね…
綺麗にまとまってる短編。
オサレ映画にしては表現の説明が丁寧。

色使いとかインテリアのおセンスが
とても良
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アンチヴァイラル(2012年製作の映画)

4.3

セレブが患った病原菌を注射して同じ病に罹る、
セレブの細胞を配合した培養肉を食べる。
これでアタシも憧れのセレブと一心同体。
それがこの世界のスタンダード!
一体何をどうしたらこんな
狂った世界観を思
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殺人ゲームへの招待(1985年製作の映画)

4.2

"この結末いかがでした?"

マルチエンディングなのに
どれでも一応何とか辻褄があうのすごい。
ティムカリーが怪演!
あとスカーレットとイベットの乳
どないなっとんねん。

歌う電報娘の清々しい退場っ
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.4

"トラブルまみれの人生を"

特別な出来事と思ってるのなんて大概は
自分だけで、日常は運命でも奇跡でもない
ただの偶然の連続。
サマーの次がオータムだったとしても、
きっと大した意味はない。
オチが洒
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ラスベガスをぶっつぶせ(2008年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

"Winner winner chicken dinner!"

このダサすぎるアートワークと邦題よ…
別に「やっつけろ」の方をパロディする程中身近くも無いし…

実話ベースと思えないくらいに
見事な
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マジカル・ガール(2014年製作の映画)

3.4

"窓から落としたらどんな顔するかと思って"

いやもうまず導入部のクセよ。
謎マジックからのタイトルからの謎歌謡…

色々と観てる側の捉え方に委ねる系なのはいいけど、トカゲ部屋とは…一体…気になりすぎ
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キンキーブーツ(2005年製作の映画)

3.7

"どちらにするか迷ってる皆様!"

途中までローラとローレン以外の登場人物全員が自分勝手すぎる(特に主人公夫妻)…と思って観てたけどランウェイの曲で救われた感がある。
"変われない頑固なバカ"
"いつ
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ロード・オブ・ドッグタウン(2005年製作の映画)

4.6

"世の中にはいい波より道路の方が多い"

はぁめっちゃ良かった。
思うままに行動する彼らは
観ていて気持ち良さすら覚える。
こんなクールな青春映画はじめて。
それぞれの考えをもって
違う道をゆくのがカ
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ファントム・オブ・パラダイス(1974年製作の映画)

3.6

"スワーン♡スワーン♡"

全てを奪われた男の呪い。
奇怪すぎるストーリーと演出、
尋常じゃないテンポで目まぐるしく
変わりまくる展開。
絶対90分の濃度じゃないよこれ…。
結婚式シーンの熱量凄すぎる
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オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分(2013年製作の映画)

3.8

"空気もろとも空を奪うのさ!"

人生の転機をもたらす電話が
洪水の如く押し寄せる86分。
ドナルや上司からの電話でアイヴァンが過去いかに強い信頼を築いてきた人物かよく分かるだけに、全てを捨て去ろうと
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ロング・グッドバイ(1973年製作の映画)

3.2

"命を持ってるのも いけないのかもな"

渋〜〜〜い!
ずっと煙草吸ってんな。
ハードボイルドなのにちょっと抜けてる探偵のステレオタイプ…というより、この映画で確立されたんかな。
猫がいいアクセント。
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ロッキー・ホラー・ショー(1975年製作の映画)

3.8

伝説的カルトミュージカルの金字塔(らしい)
確かにこれは…色んな意味で強烈。
きっと一度観たら二度と忘れないであろうインパクトを残すビジュアルイメージの数々。
特にティム・カリーは振り切ってる。

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フレンチ・ラン(2015年製作の映画)

3.2

"スリのドラフトがあったら間違いなく一位指名だろう"

超王道ストーリーラインのバディムービー。
まぁありがちといえばありがちだけど
設定を上手く生かした切り抜け方が多くて楽しかった。
短いしサクッと
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すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

4.2

20世紀FOXのOPからアベンジャーズまで、名作を彩ってきた楽曲と共に振り返る映画音楽の歴史。

映画音楽は単なる飾りではなく
映画の素晴らしさを最大限引き出す舞台装置だと再認識させられた。
音楽のジ
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メットガラ ドレスをまとった美術館(2016年製作の映画)

4.7

"ファンタジーがなければファッションは永遠に変化しません"

出てくる衣装はどれも独創的ながら明確なテーマを感じる。
はっとするほどに美しくて目が幸せ。
単に芸術性だけを追求するに留まらず、ポリティカ
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ゴーイング・クリア: サイエントロジーと信仰という監禁(2015年製作の映画)

3.7

"本気で信じれば 正気を失う"

ジョン・トラボルタやトム・クルーズ擁する米国の巨大カルト、サイエントロジーの真実を追うドキュメンタリー。
鵜呑みにして良いのか分からんけど、ちょっとトム・クルーズを見
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未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

3.5

"メートル法に変えやがったな"

ぶっ飛んだセンスのSF。
超未来なんだかレトロなんだかよく分からない世界観がちぐはぐで楽しい。
設定が「20世紀のどこか」というのも固定観念を抱かなくていいですね。
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リザとキツネと恋する死者たち(2014年製作の映画)

4.1

"コーヒーメーカーを止めたまえ"

アートワークの時点で既にだいぶ好き。
可愛いインテリアと、どことなくウェス・アンダーソンを思わせる特徴的なカットにミントグリーンのスーツが映える。

空気読まずに踊
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メリー・ポピンズ(1964年製作の映画)

3.4

"スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス!"
言いたいけどいつまで経っても覚えられん。

そろそろ続編がくるので予習。
歌って元気出してこーぜ!そしたらみんなハッピー!と負の側面から完全
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