佳児さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

佳児

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ブロンソン(2008年製作の映画)

4.2

暴れん坊ブロンソン。
もう愛想尽かしたいのに、あのニン!って笑顔に「ったくもー!お前さんはー!」と許してしまえる不思議(実際側に居たらブチ切れるけど)
百万点の笑顔に乾杯!

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.5

魔法云々のファンタジーものは基本的に見ないけれど(だからハリポタシリーズも全くの未見です)誘われて鑑賞。
今までファンタジーを嫌煙していたのは「魔法=ご都合主義」なのでは?という意識が強かったからです
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バンコック・デンジャラス(2008年製作の映画)

3.5

ニコラスケイジが殺し屋やってて空港で「Holiday」と情けない顔で言ってくれるシーンがあるだけで、私は腹いっぱいです。

レジェンド 狂気の美学(2015年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

史実ゆえに特別な派手さはないのが残念だった。しかし、双子の意味や存在(一つで二つ)といった雰囲気はとても良かった。
特に兄と離れ離れになったことが原因で(服役)精神を病んでしまった弟、そして明らかに邪
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64 ロクヨン 前編(2016年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

全体を通して静かな映画。
後編を見て思ったことは、前半の静けさはこの為だったのかと理解。
見えないところで絡み合う糸、それがそのまま「影の功労者」であり「影」ゆえに讃えられない人間の悲しさや惨さも浮き
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64 ロクヨン 後編(2016年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

緒形直人が究極に怖かった。
紙を食べるシーンは夢に出そう…

ソナチネ(1993年製作の映画)

4.3

「生きる」ことの美しさと醜さの両方を暴力で見せてくれるこの映画が好きです。

御法度(1999年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ラストの解釈は多分それぞれなんだろうけど、近藤局長は「衆道」への誘惑を断ち切ろうとしたのでなく「主人公」の放つ色香の死臭に惑わされないように、あの桜を切ったのでは…

血と骨(2004年製作の映画)

3.7

映画を借りその後に原作を読んだ。
全身石抱きの刑みたいに重く苦しい重圧に苛まれる。
でも形はどうあれ、人の生きる姿の恐ろしいまでの全力を感じた。

ハイヒールの男(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ジウクさんが綺麗だった。
ただ、ラストがスッキリしない…。

レッド・ブレイド(2004年製作の映画)

1.0

点数を与えるのが悔しい。
それぐらいに酷い。冒頭3分に耐えられたらあとは全部見れるけど全く頭に入ってこない。
サンカンが出ている。そう、ただそれだけ。

阿呆遊戯 ブルース・リーを探せ!(2007年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

サンカンのファンとして避けては通れない…と思いレンタルの後に購入(末期)
ブルースリー亡き後に映画の続きを作るべく奔走する監督(おバカ)と演出家(おバカ)とスタッフたち(おバカ)
とにかく失笑の嵐。こ
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悪の教典(2012年製作の映画)

1.0

原作は未読。
テンポの悪さと、シリアルキラー・サイコパスをテーマにしている筈が犯行がスタイリッシュではない。
ただ、胸糞悪さしか残らない。

イースタン・プロミス(2007年製作の映画)

4.4

特別な驚きはなかったが、全体を通してロシアンマフィアの恐ろしさを肌で感じた。日本のヤクザ映画で怒鳴り、脅し、刃物を振りかざす恐怖が「動」の怖さならこちらは完全に「静」の怖さ。
ボス、ボスの息子、運転手
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龍三と七人の子分たち(2015年製作の映画)

4.0

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中尾彬の扱い方が史上最高だった。
次点はアウトレイジビヨンド。

メカニック(2011年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

オリジナル版も鑑賞済み。
が、敢えてリメイク版の方が好みだと言いたい。殺し屋の掟、鉄則、何よりターゲットへのアプローチ法が見ていてゾクゾクした。(特に最初のターゲット)
裏切りとは、裏の世界とは、殺し
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

ただただ震えた。
日本人がエクソシストを見てピンと来ない──の逆版で見れば見るほど慄いた。
これは日本人だからこそ「感じる」映画な気がしました。
薙ぎ払われる自衛隊、火の海に飲まれる街に非現実的な筈の
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俳優 亀岡拓次(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ゆるい。
人生に激的な刺激や出来事を求めてはいけない。人生とは平坦であるからこそ「平穏」であってだからこそ、退屈もせずに死ぬまで続いていくのだ──と言われているよう。
俳優の生き様…というより、一人の
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告白(2010年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

原作も読み、遅ばせながらようやく鑑賞しました。
実に忠実に原作を再現していることの重要性もさる事ながら、文字上の人物たちがスクリーン上で血を与えられ生きる様、森口先生の復讐の全てがより一層「濃さ」を帯
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HK 変態仮面(2013年製作の映画)

5.0

疲れた時に見ると明日もがんばろうって気になれる(笑)