appleさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.0

終始辛くてずっと心がズキズキしてた。
人は人を救えないと思う人もいれば、そういう経験をしたことがある人もいるしその両者は永遠に分かり合えないんだよなぁっと思った。
だからリズの行動は看病しつつも一貫し
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キス★キス★バン★バン(2000年製作の映画)

4.0

ババ...

愛と復讐と親心と尊敬
音楽が良過ぎてCD買いました
最初のシーンの撮影の仕方が変わってて、なんか好きだった
後半のシーンで色がブルー系に統一されてたのが可愛かった

グレムリン(1984年製作の映画)

3.7

ギズモかわいいねぇ
ギズモが映画見てる時のあの眠そうなアホっぽい顔が世界一可愛いし、痛い目にあってる時が不憫でかわいい。
グレムリンにギズモ ウンコ!って言われてるのおもろいし、訳はやっぱり戸田奈津子

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

3.9

愛と憎しみって紙一重なんだよ
ファナティック思い出しました
狂信的な人が怖いのってそういうところだよね
しかもあのあたおか二人は幼少期親からの愛をちゃんと受けてないんだよ、そういう人って他人を愛する時
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.6

イーサン・ホークがまた体型変えてた
旧ITにすごい似てるなぁと思った

イーサン・ホークを凄いデカデカと出してたから結構目立つのかと思いきやほぼ顔でないのは驚いた
あと普通にビビリだから急に死体が出る
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オープニング・ナイト(1978年製作の映画)

3.7

劇が死ぬ程面白くないのに、爆笑&拍手喝采ってわざと?
自分の老いと死んだ17歳のファンの亡霊に追い詰められていく

中年女性の役を劇でやるにあたり、自分が周りからどう見られているかを知る。老いた今女優
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フェイシズ(1968年製作の映画)

3.8

取り繕ったわざとらしい笑い
表面上(顔)は良く見えても中は空っぽ

最後の階段のシーンはとてもいい
夫が浮気からルンルンで帰ってきてから妻の浮気現場に遭遇してキレるの意味わからな過ぎたな、わがままです
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.3

見た後にメモに殴り書きしてた文章ぐちゃぐちゃお気持ち表明があったのでそのまま載せます。

今自分が大切にしたい者、目の前にある愛おしい者にとの時間を大切にするべき。
自分に迷った時は、優しくなるべき。
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KUSO(2017年製作の映画)

3.6

音楽がかっこいいんだよ
病院の先生のお尻をかっ開くシーンが脳裏にこびりついて離れない

パーフェクト・ノーマル・ファミリー(2020年製作の映画)

3.7


お父さんが身体も女性になるのを止めるものがおらず、それが当たり前であるようにことが進んでいく様子が普通に見えてすごいことだよなと思った。途中で挟まれる昔の家族の映像と映画での今を比較しても、実質的に
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死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)

3.6

想像していてものと結構違かった
密室劇はあくまでも外で起きてる出来事を上手く演出するためのものなんだけど、それが映画の題名になってるのはこの演出が秀逸だからなんだろうな〜。
夫人が夜のパリを闊歩するシ
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エンパイア レコード(1995年製作の映画)

3.8

女の子みんな可愛くて最高だった
特にロビンタニー...メンタリストでのお堅い上司のイメージが強かったから個人的にギャップ感じて良かった。男の子もみんな可愛い、かっこいい。90年代のこの感じは本当に好き
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.9

君は最高だってアクセルのセリフでタイトル回収。

子供を作る作らないの話の時、アクセルが君は何を待っているのかと言っていましたが、それは女性にしかわからない感情だなと思いました。男性は父親という役割を
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X エックス(2022年製作の映画)

3.5

若い時にやっとこうぜ!!
将来拗らせないように自由に生きてこ!

って思える映画です。
ミア・ゴスの演技も、最近だとウェンズデーで話題のジュナ・オルテガの演技も良かった。二人とも可愛いし。
おばあさん
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ブリキの太鼓(1979年製作の映画)

3.8

ナチス政権下での国民の手のひら返しの様子を皮肉ったりしてるらしい...
この映画が伝えたい事って凄いあると思うけど凄いグロテスクな映像が多くて、ひたすらうおーって思ってました。
生まれた時点で既に人の
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ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

3.8

実際にオーストラリアの島で起こった無差別銃乱射事件を元にした映画。

"グレーゾーン"の青年が起こした事件。当時は今より軽度な障害に対しての認識もないし、対処もわからない。周りの対処もなく、彼自身しか
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M(1931年製作の映画)

4.0

自分を省みず、みんな犯人を死刑にしようとする集団心理が一番怖い映画

犯人の命乞いのシーンで『刑法第39条』を観た時と同じ気持ちになった。
法に裁かれる方が幸せな時もある。
ピーター・ローレの演技があ
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吸血鬼(1932年製作の映画)

3.7

ガーゼ越しで撮影する事で、全体的にもやっとさせ幻想的な雰囲気にしているそう。
影と光の使い方も上手くて、視覚的に恐怖を味わえる映画。

冒頭の湖を眺める鎌を持った農夫
棺桶の小窓から外を見る
娘が血を
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すべてうまくいきますように(2021年製作の映画)

3.8

生きる事と延命は違う

人それぞれ"生きる"ことの中身って全然異なってて彼にとってあの状態は生きていても意味がない、死んだも同然の状態だった。それは本人にしか分かり得ない事だから、家族が延命を望んだと
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堕ちた天使(1945年製作の映画)

3.7

箱入り娘のジェーンが自分で決断し成長するとも捉えられるし、自己中傲慢男エリックが落ち着くところに落ち着いた、そういう選択を出来るようになったとも捉えられる。ステラも自分を持っている素敵な女性には違いな>>続きを読む

気狂いピエロ 2Kレストア版(1965年製作の映画)

3.9

ポッドキャストにめちゃくちゃいい解説があったんだけどなぁ

とりあえず元妻アンナカリーナに対しての気持ち悪いほどの執着が垣間見える。
カメラのレンズ越しなら何をしてもいいというのか。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.8

「わたしはあなたに汚物をかけ、あなたを辱め、あなたを見せ物にする」

全部見終わった時にこれを冒頭に見せた意味が理解できる。
人間が自分達のエゴで生き物の動物性を失わせ、従わせる事。その愚かさを人間よ
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バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー(2021年製作の映画)

3.5

映画館で見なくて良かったなと思った。
その映画の程度に適した場所で見た方が、満足が得られる場合がある。
どうしたらこのストーリーが、このジャケットの状態になるのかと待ち侘びていたら凄い致し方ない感じで
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林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

3.8

辛い気持ち、出来事を忘れる為に記憶に蓋をしてしまった男性

突如、理由もなく原因も分からず記憶喪失になってしまう人が急激に増加した世界。つまり皆んな彼と同じように記憶から消したい出来事があったのか。
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レインマン(1988年製作の映画)

3.8

兄弟ロードムービー

悪い人が出てこない映画って良いよね。
ダスティンホフマンの名演技に感動。エレベーターでのデートのシーンが好き。

トムクルーズは2枚目役や完璧な役をするよりも人間味のある役柄の方
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鬼畜(1978年製作の映画)

3.5

WOWOWにて

子からすれば、どんな親でも親なんだって痛いほどわかる映画でした。
観た通りの映画だと思います。

子役は子供らしくてよかった。特にラストシーンのあの表情は今時の子役だと表現できないも
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ベニー・ラブズ・ユー(2019年製作の映画)

4.0

公開されないかと思っていたけど、ありがとうテアトルさん

大好きなご主人様の言う事はなんでも聞くヤンデレ人形のベニーちゃん...
殺し方も様々で、ただご主人を想ってひたすら斬殺!掃除機で腸吸い取るのめ
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

お前は退屈だからもう話しかけてくるなとという突拍子もない台詞からのスタート

『スリービルボード』のような明確なストーリーがなくとも根本は同じなような気がした。住人同士が腹の探り合いを常にして、田舎特
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ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド(2021年製作の映画)

3.4

未来への不安や、自分探しの中の希望だったThe Smithsの解散の知らせから始まる彼らの革命

The Smithsの曲で私が好きなHow Soon Is Now?が彼女へ送る曲になっててなんか嬉し
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ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

3.8

編集、加工無しの90分ワンカットという脅威の映画。ドキュメンタリー的。

物語が進むにつれ、キッチンとフロアのスタッフ間での意識の差が見えてきたり、一人一人が抱えるものが見えてくる。ただワンカットなの
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幸福な結婚記念日(1962年製作の映画)

3.8

どこにも車を止めるな!と言いたくなる
渋滞がひどすぎて、各々好きなことして時間潰してるの良すぎる。
こんな結婚記念日でも二人の仲が良いのはわかるし、きっとこの後にもう一度やるのかなと思うと微笑ましい。
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大恋愛(1969年製作の映画)

4.0

尾鰭付きまくりの噂
走るベッドこれ最高

主人公が君のことを考えていたと奥さんに言うようにアニエスも彼に同じように答えるのはつまりそう言うことだ
愛してるの砂文字をポッケにしまうのは可愛いかった。
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絶好調(1965年製作の映画)

3.7

角砂糖に全部吸われるコーヒーのシーンが印象的。
子供があそこまで掘っていた事にびっくりした。『健康でさえあれば』に入っていたものらしくどこに入れていたのか気になる。

健康でさえあれば(1966年製作の映画)

3.8

『不眠症』
現実と本の世界が相互に影響し合い、最後には...という話。彼の映画の中では比較的笑少なめ。カラーが新鮮で、本のデザインと目が動くのが可愛かった。本読むのに15分くらいしかかかっていなかった
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女はコワイです/恋する男(1962年製作の映画)

4.0

やっぱり研究頭の人間の恋愛は難しい!拗らせまくってて面白かった。
女性らしきものを全て追いかけてて、途中でロングヘアの犬に声かけてたのとタージマハルの絵が革ジャンに写るのめちゃくちゃよかった。
ステラ
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