柳堀毅さんの映画レビュー・感想・評価

柳堀毅

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アルゴ(2012年製作の映画)

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アルゴ

ベンアフレックの製作・主演の映画
実際におきた"イランアメリカ大使館人質事件"を描いた作品

映画は物語をクローズアップすると思っているが、まさにこの作品で感じました。

僕らが生まれる前に
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四月の永い夢(2017年製作の映画)

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四月の長い夢

朝倉あきさん演じる初海は3年前の元彼が無くなった事に縛られている。題名にもあるように彼が無くなった4月に取り残されている。

そんな止まったままの初海が歩き出すまでを静かに丁寧に描いて
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チェイサー(2008年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ナ・ホンジン監督による実際に韓国で起きた連続殺人事件をベースに製作。警察、権力、社会へのフラストレーションが溢れ出ている作品。

ソ・ヨンヒ演じるミジンの死はどうしようもないくらいの悲壮感を感じる映画
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JOY(2015年製作の映画)

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ジョイ
事実に基づいたお話

最近映画評論家の町山さんの動画で良い映画とは"人生のフラストレーションを映画で表現した映画が良い映画"と聞き納得しました✨

この映画でもジョイは子供の時に思い描いた夢と
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ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

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柳楽優弥演じる"ただひたすらに相手にケンカをしかける"主人公の暴力がはじまりから終わりまで軸としてあり。

その世間の常識にはない非日常を起こす1人の強力な"個"が"他"を巻き込んでいく。

そして
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昼顔(2017年製作の映画)

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国内で社会現象にもなった「昼顔」を鑑賞。
ダブル不倫をそれぞれの配偶者にバレてしてしまい主人公の紗和は離婚、裕一郎は配偶者とやり直す事を誓いもう2度と会わない同意書を書く。
その三年後に2人が出会うと
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息もできない(2008年製作の映画)

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ヤン・イクチュン監督・脚本・主演映画
ここまで作品に懸ける表現者は中々いないと思う。
主人公サンフンは幼き頃のトラウマから暴力の怖さを知りながらも暴力でしか生きられなくなった加害者であり被害者
そんな
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ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

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恵比寿ガーデンプレイスにて行われた野外映画にて鑑賞。心から尊敬するオードリーの作品とあってスクリーンで観れたのは幸せ。
オードリー演じるホリーは一見、自由奔放でつかみどころのない魅力的な女性だが、こう
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ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

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太平洋戦争の沖縄戦に衛生兵ときて従軍したデズモンド・T・ドスの実話。
戦争の映画を観るたびに思うことは主人公の視点によって1つの戦争が色んな角度でわかる事。その物語にフォーカスする事で実体験はしてな
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未来のミライ(2018年製作の映画)

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この映画を観て子供の時の事を思い出す人は多いと思う。おもちゃで遊んだ事や自転車に乗れた事、迷子になった事、愛を求めた事、、、
その全ての出来事が未来に繋がっているのだが、本当は同時に起きているのだと
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

この映画は3度はじまる

冒頭の37分ワンカットのシーンではB級映画感が満載で不安定でありながら緊張感があり、客は物語を追う。
そのあとの前日譚で物語のはじまりがわかり、冒頭37分のシーンの伏線が集ま
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