SISUとはFin国で折れない心のようなことらしいが、柔と剛でいうならばどうも「しなやかさ」つまり柔によるものに思われる。主人公はどうみても剛の人だ。
ストイックで枯れた復讐の鬼というのでもなく、GO>>続きを読む
こんなのも作ってしまうカサベテス
本当に撮りたいものを撮るために資金を集めたんだろう
ジーナローランズがクルマに向け容赦なく発砲するシーン。居合の達人が伝家の宝刀を抜いたようである。ギャング達が泣きそ>>続きを読む
好きな映画を、劇場で見れたことに感激する
改めて脚本の素晴らしさに対して賛辞を贈りたい
エンタメ映画の金字塔だ
耽美的で全てのシーンがきまっており、俳優陣も豪華だ。私にはファッション雑誌を眺めているような体験だった。
オクラホマ州オーセージ郡
石油の利権をアメリカ先住民が握り、経済的に白人より優位な地域と時代があったことの驚きと、アメリカ史への興味がそそられる作品だ。
主人公はこれまでのスコセッシ映画の人物像とは少>>続きを読む
見れる人はあまり調べずに見てもらえばいいと思う。新時代の夫婦関係の一つのあり方の提示に正直驚愕した。
色々と、考えさせられる良作だ
何のために殺し合いをしているのか?
一人はビジネスだと言った。これを見ていると本当にわからない。登場人物は皆、魅力的である。善人も、悪人もである。ただし、善良そうな人物は一人しか出てこないが…
黒のK>>続きを読む
NHKやBBCのドキュメントのようだ。
仕事の段取り、プロの技、心構え
あるいは情熱大陸
もしも、こんな風に人が育てられたら…
そんな、仮説なのか、実話なのかわからないが
35歳のオールドボーイ、バビーがまちに放たれる。獣のようなバビーがまちでの経験、ミュージシャンとの交流などを経て人間ら>>続きを読む
ヒトとは何か?生物とは何か?
このAI◦クローンものの命題を本作でも突きつけられる。
アメリカ人やベトナム人がこれを見てどのように感じるかを想像すると、あまり良い気はしなさそうだ。映画はベトナム戦争>>続きを読む
強引な展開で気になる点はたくさんあるが、良い場面やアイデアも多くあった。具体的にあそこがどうこうというのは野暮な話。祭りなので…
重圧に耐えてよく作ってくれた山崎氏に感謝
財布に余裕があれば4DX鑑賞>>続きを読む
デンゼルワシントンは古武術の達人のようだ。相当鍛えたのだろうな、トレーニングデイ(笑)スティーブンセガールのようだった。
細かいところはともかく、骨組みとしてはオーソドックスなアクション映画だ。西部劇>>続きを読む
この映画は予習が必要なのか。何十年も前の緩い海外ドラマを見ているようだ。
ジェイソン様は動きのキレがよく敵をやっつけるのを見るのは楽しいのだが、それがない大人しい場面が多過ぎて意識を飛ばしてしまう。そ>>続きを読む
過去見たときと違う印象を持った。
歳をとり多少いろんなものが見えるようになったからか。しかし今どきの映画に慣れた人間にはこの映画が余りにも世間の目を怖がっていないことにそわそわする。表現や内容は現在で>>続きを読む
走り、ぶつかり、転がり、跳び、滑走するのは主役である戦車達だ。近年のアクション映画を凌駕する映像である。格闘戦表現の精密さがとんでもなく増していて、このようなアクションがあるいは可能かと思わせる。今回>>続きを読む
面白い!
途中で席を立ちたくなっても、最後まで見るべきだ。中盤から怪しさが増して、やがてジャンルボーダレスの様相となる。きさらぎ駅変奏曲その2といったところか
3色に色分けされた字幕にまず驚かされる。ルーマニアの、映画の舞台となった地区では複数の言語が日常に飛び交うということだ。映画に描かれたことは大陸に暮らしてきた民族だけの問題でない。消滅に黄信号が点る日>>続きを読む
岩井俊二作品に相応しいピュアさと線の細さではあるが、歌声が力強い。自分の世代でなら玲葉奈と安藤裕子とCHARAの良いところがぎゅっと詰まったような歌を歌う。アイナジエンド。わたしはお初だったが、ジエン>>続きを読む
自分のことを感情の一部が欠落した人間と感じている四人にまつわる四遍のオムニバス。各話の豪華なキャストが見どころの一つ。気楽に見れて質の高いこのような作品の存在がシアター通いの原動力になっている。たいへ>>続きを読む
音楽のことは雰囲気でしか語られぬロマン溢れるドタバタコメディであり、それが良い。キャストをみて楽しむ映画だと思う。好きなキャラはバンマス高橋和也とクラブ店長杉山ひこひこがいい味を出してる。いくつかよく>>続きを読む
お久しぶり!
少しゆるさを感じるものの、世相を反映した要素の取り込み方が巧みだ。ゆとりを作ったのがその上の世代、ゆとりがまたその下を作る。
きっちり旨みをしゃぶり尽くすなら、先にドラマ版をひととおり見>>続きを読む
映画のネタになるほど激しい近親憎悪だが、絶縁にまで至っていないところがミソだ。
互いにエキセントリックで容赦がない。アリスの、薬局での店員への態度。ルイの書店での甥への痛罵など。スーパーの接触事故に至>>続きを読む
モンゴルではなく、中華人民共和国の内モンゴル自治区のお話である。閉塞感の強い序盤が話が進むにつれて広がる開放的な情景を際立たせる。若い世代の作家が自身の故郷を映画にしたのだ。土地をよく知る者のみ描ける>>続きを読む
役者たちの放つ関西マインドが、この映画は大きな見どころではないだろうか。生瀬が意外にこてこてでなく、悪党感も全くなく、憎めぬオヤジのてい。
端役の人たちがすごくいい味を出してられて、おっちゃん図鑑の感>>続きを読む
アルジェリアがフランスからの独立を果たすまでの一大叙事詩でパルムドールを受賞したということだが、フランスの懐の深さを示すというよりは、受賞させないわけにいかなかったのかもしれない。
どこかの属国になる>>続きを読む
意地でも相手を潰す、血みどろの死闘を繰り広げる大好きな南北モノではないか
東京でマシンガン?タイで爆破?
次長どうし、私には顔の判別ができません
なんか目印がほしかった
原作の面白さに対して実写の映画がどこまでやってくれるかという興味が強かったが、期待以上だった。
自衛隊の協力もあったのだろうがこれまでの潜水艦映画で見たことのないディテールを見せてくれている。
大沢た>>続きを読む
ミニーさんマジすか?
破れ鍋に綴じ蓋というやつですか
モスのおふくろさんにまで諌められ、やけっぱちの行動に見えてしまう
しかし見逃しているに違いない
モスがミニーのハートを射止めた決定的な瞬間があった>>続きを読む
インドネシアの作家が自国の農村独特の閉塞感を背景に起こる事件を描く。事件の現場としてのインドネシアはモノトーンの印象が強く、寒々しい感じすらする。他国の監督ならこのようには撮れないだろう。
映像より音>>続きを読む
テレビシリーズを一気見して以来ファンになった。日常の小さなことに良い意味でこだわり、ルーティンの中に喜びを見つけ機嫌良く生きていく。井の中の蛙でいるのも今の世の中悪くないと思えてくる。
この劇場版では>>続きを読む
人生のいくつかの分岐点を経て人はその人になる。ということをこの映画は強く意識させる。
自分は反省することのない小市民で、深刻に過去を振り返ることはない。違う自分の可能性に思いを馳せるのは各人の勝手だが>>続きを読む
コメディかと思わせるように始まった物語は多重構造をなしており、今見ているのがどの次元のお話なのか分からなくなってくる。いっときもスクリーンから注意を逸らす瞬間がない見事な脚本だった。
この監督の作風が>>続きを読む
人の目を引きつける絵だ。江口寿史の力量だろうか。それで見に来たが、内容は期待していたものと違った。たぶん見どころを自分が掬い取れなかっただけだろう
面白い!
懐かしさを感じるけれど、古くない。
好きなことをして生活していく難しさ。
鈴木慶一の歌が良いなー。
新宿あたりの昭和の風景が懐かしい。しらんけど
ムードは100%警察批判になるが、ケネスに苛立ちを感じた人も多いのではないか。死人の出た事件としてきっちり始末をつけねばケネスが浮かばれぬ。双方の憎悪の根がなんなのか?500年前にあるなどと言ったとこ>>続きを読む
圧倒的な手数、熱量で見るものをへとへとにする。キアヌのとんでもない運動量に体力が心配になるくらいだ。階段落ちや凱旋門のカースタントなど、体当たり香港カンフーのテーストが濃い。
大阪コンチネンタルのセッ>>続きを読む