YasuyukiMuroさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

007/ゴールドフィンガー(1964年製作の映画)

3.7

コネリーボンド第3作、1964年の作品。ゴールドフィンガーと言えば、郷ひろみのアチチアチな曲の方が印象が強いのは自分だけではないはず(^_^;)ゴールドフィンガーって何かと思ったら、金(ゴールド)にや>>続きを読む

007 ロシアより愛をこめて/007 危機一発(1963年製作の映画)

3.7

007第2作、前作Dr.NOから1年、1963年の作品。ジャマイカが舞台だった前作のゆる〜い感じから一転、本作ではイスタンブールの歴史ある街並み、オリエント急行への乗車、最後はベネチアへと、大陸横断し>>続きを読む

007 ドクター・ノオ/007は殺しの番号(1962年製作の映画)

3.7

スパイ映画と言えば007シリーズ、その記念すべき第1作。1962年の作品、007シリーズってあまりに有名だから観た気でいたけど実は初鑑賞。
初代ボンドはショーン・コネリー、公開当時32歳、、、えっ!?
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.7

地上波にて。TVシリーズはブームに乗って昨年さらっと鑑賞済。

アラフィフの同僚が部下に対して「〇〇の呼吸、無茶振りの型、うりゃー!」とか言いながらお仕事用語を当てはめてメール指示を出してて、、、多分
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シンデレラ(2021年製作の映画)

3.8

Amazonオリジナル。キャリア志向のラテン系シンデレラ^ ^

ストーリーはシンデレラなんだけど現代の価値観でアレンジされるとこんな感じになるのか。
シンデレラは自分の夢を実現することが大事で、なん
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ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

3.7

まさに我が国でも自民総裁選がございましたが、こちら次期大統領を狙う国務長官をシャーリーズ・セロンが演じてます。いやもうこんな美しすぎる政治家なら無条件で一票投じます^ ^そして彼女の恋のお相手、冴えな>>続きを読む

密偵(2016年製作の映画)

3.8

舞台は1920年代、日本統治下の韓国。
韓国人でありながら日本警察に身を置くイ・ジョンチュル(お馴染みソン・ガンホ)、彼が追うのは日本からの独立を目論むテロ集団=義烈団(リーダーは新感染のコン・ユ)。
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白夜行-白い闇の中を歩く-(2009年製作の映画)

3.6

東野圭吾原作、韓国版『白夜行』。原作と日本版は昔観ました。
雪穂役を、愛の不時着(←観てませんが、、)のソン・イェジン、亮司役は世界一短い名前のコ・ス、刑事役はシュリ(←古い!)のハン・ソッキュが演じ
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24 -TWENTY FOUR- リデンプション(2008年製作の映画)

3.5

いまいちだったシーズン6と、次の7を繋ぐ2時間の特別版エピソード!

舞台はアフリカ某国。テロ組織による少年兵集めから、まだあどけない少年達を守るためジャックが奮闘する、、、僅か2時間のエピソードなの
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ハリエット(2019年製作の映画)

3.7

19世紀半ばのアメリカで、奴隷解放に尽力した元奴隷の女性ハリエット・タブマン。彼女は元奴隷(逃亡奴隷)でありながら、奴隷解放を助ける秘密組織『地下鉄道』に身を置き、逃亡奴隷法の改定など困難極める状況下>>続きを読む

弁護人(2013年製作の映画)

4.0

「韓国民主化運動もの」と言うジャンルがあるかどうかは知らんけど、本作は『タクシー運転手〜』の光州事件(1980年)と『1987〜』の間、、釜山で起きた釜林事件(1981年)が題材で、間違いなく「民主化>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.1

久々の映画館!楽しみにしてた濱口竜介監督の最新作観てきました^ ^

原作の村上春樹は高校時代(30年以上前)に数冊読んだきり、ましてチェーホフなど触れた事もないので、理解は浅いですが、、、

人と人
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チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)

3.6

2019年のチャーリーズエンジェル。2000年のキャメロン・ディアスのやつはDestinys childの曲が使われてて当時よく聞いてたなぁ、20年も前とは驚き(^_^;)

今回はアラジンでジャスミ
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監視者たち(2013年製作の映画)

3.8

2013年の韓国映画。一度見た景色は細部まで記憶してしまう能力を持つ新米女性捜査官(ハン・ヒョジュ)が、犯罪組織の行動を追う監視班に配属され徐々に犯人を追いつめる!

、、にしてもあの記憶力欲しいわー
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ファーストラヴ(2021年製作の映画)

3.7

昔は直木賞作品とか必ず読んでたけど最近はめっきりスルー。こちらも原作未読です。

タイトルからして恋愛ものと思いきや結構重い。親子間での性虐待や抑圧、男女の性、、一方の立場が強く、そこに思いやりがない
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

3.8

先日コンビニで、クーリッシュのLCL味?を見つけて食べたばかり、、と言っても、自分は全然熱烈なエヴァファンではないし思い入れもほぼ皆無。でもLCL味アイスはちょっと気になっちゃうアラフィフ男、、、はい>>続きを読む

透明人間(2019年製作の映画)

3.9

透明人間ってタイトルからして、透明になる能力を手に入れた主人公が、誰もが一度は妄想した事のあるあんな事やこんな事をしちゃう映画かと思ったら、全然違った。。

スリラーというかサイコホラーというか、
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エジソンズ・ゲーム(2019年製作の映画)

3.6

直流か交流か。19世紀後半、電気の黎明期に繰り広げられた電流戦争、、、それは一般家庭への電気の届け方を巡り、直流=エジソンと交流=ウェスティングハウスの仁義なき主導権争いだった!

むかし伝記で読んだ
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男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年製作の映画)

3.8

劇中、事あるごとに満男やさくらや前田吟が、『こんな時寅さんなら、、』と寅さんを思い出していたように、この映画を観た全員が寅さんの居た古き良き昭和を思い出していたはず。

携帯もなければネットもない、あ
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屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

3.0

予告は50回くらい見たのに劇場鑑賞はパスしてました、、、予感的中、これはパスして正解だった(^_^;)

原作はミステリーの賞4冠に輝いた作品らしくキャストも豪華なので、それなりに楽しめるのかと思いき
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トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

3.9

Amazon独占配信!ネトフリ入ってないから、Amazonでもどんどんやってもらいたい^ ^

30年後の未来をエイリアンが襲い、人類は滅亡寸前!そこで未来世界から現代にSOSが来て、未来にタイムリー
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.8

クリストファー・ノーラン監督、2020年の作品。公開前から難解との評判が多くて、自分には絶対合わないと思い公開時はスルー、今更ながら鑑賞しました^ ^

んー、やっぱり噂に違わず難解(^^;;劇場で観
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.1

フランク・キャプラ監督、ジェームズ・スチュアート主演。1946年だから75年前の作品、名作中の名作にしてクリスマス映画の定番、、との事ですが、恥ずかしながら初鑑賞。

人生に絶望したジョージに起こるク
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春夏秋冬そして春(2003年製作の映画)

3.9

初キム・ギドク監督作品鑑賞。
2003年の作品。山奥の湖の真ん中に浮かぶ寺。そこに暮らす老僧と幼い子供。美しく移り変わる春夏秋冬の季節を、人生の厳しさ、辛さ、悲しみになぞらえ、それを乗り越えようとする
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スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼(2020年製作の映画)

3.0

何か気楽に観られるもの、、、と思い、評判はいまひとつと知りながら前作に続き観てしまいました^_^;

なるほど〜、こりゃ確かにキツイ~_~;
囚人に捜査のアドバイスを受ける辺り羊たちの沈黙にそっくりな
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.0

次の劇場鑑賞は『ファーザー』と決めてたんだけど、どうしても時間が合わず、、
代わりに公開同時にやたら評判の良いこちらに。とは言え原作漫画?も未読だし、タイトルも絵もなんかちょっとアレなんで、土曜の仕事
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窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

3.5

行定勲監督。LGBT、男性同士の恋愛の映画とも知らず何気なく見始めてしまった。
正直苦手なジャンルではあります。

関ジャニ大倉忠義と成田凌、2人の体当たり演技が凄いです。濃厚なキスから始まりあんなこ
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

4.0

公開時に評判だったのに見逃した作品、イ・ビョンホン監督(あのイ・ビョンホンとは別人)。
韓国らしいシリアス+グロな犯罪アクションかと思いきや、冒頭からラストまで小ネタ満載の痛快アクションコメディ!
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キートンのセブン・チャンス/キートンの栃麺棒(1925年製作の映画)

4.0

フィルマやってると度々名前を聞くバスター・キートン。名前は知ってるものの観る機会なかったのですが、このたび初鑑賞。

バスター・キートンは、チャップリン、ハロルド・ロイドと並び『世界の3大喜劇王』と呼
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祇園囃子(1953年製作の映画)

4.0

溝口健二監督、1953年の作品。
祇園花街の芸妓、美代春(木暮実千代)の元に、舞妓志望のまだ幼さが残る栄子(若尾文子)が転がり込む。華やかに見える花街とその裏側、そこに生きる芸妓舞妓の悲哀と逞しさが描
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青い山脈(1963年製作の映画)

3.7

若く明るい歌声に〜
雪崩は消える花も咲く〜
青い山脈、雪割ざくら〜
空の果て、今日も我らの夢を呼ぶ🎶

言わずと知れたこの戦後歌謡の名曲に乗って、颯爽と自転車を漕ぐ若者たち。戦後17年、翌年に東京五輪
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.0

年末以来の劇場鑑賞^_^アジア系のクロエ・ジャオ監督最新作で、オスカー6部門ノミネート、前作『ライダー』が良かったのでこれは絶対行きたかった^_^

リーマンショックを機に、全てを失ったファーン(フラ
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.9

大九明子監督×綿谷りさ原作。『勝手にふるえてろ』コンビによる拗らせ女子映画第二弾。でも『勝手に〜』ほど拗らせておらず勢い抑えめな分、映画としての面白さは弱いけど、アラサー世代の等身大を描くという意味で>>続きを読む

あの夜、マイアミで(2020年製作の映画)

3.7

Amazonオリジナル作品。『ビールストリートの恋人たち』で、母親役(しかもオスカー助演女優受賞)を演じたレジーナ・キングが監督。
60年代のある夜、当時のアメリカを代表する黒人4人(モハメド・アリ、
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凪待ち(2019年製作の映画)

3.8

白石和彌監督。香取慎吾主演、ある事件をきっかけに自暴自棄になったギャンブル依存男とその再生の物語。脱ジャニーズした香取慎吾の渾身の演技が見どころ、白石監督にしては、バイオレンス、グロさエロさ全般的にお>>続きを読む

チィファの手紙(2018年製作の映画)

4.0

岩井俊二監督が、ラストレターと全く同じストーリーを中国を舞台に撮ってた、しかもこっちの方が先だそうで。
撮る場所は違えど岩井節は全開、ノスタルジックで乙女チックでどこで切り取っても岩井俊二ワールドでし
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