やすまりあんさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-(2011年製作の映画)

3.9

ひたすらに日本の将来を案じながらも、時代のうねりに翻弄されて戦争に身を投じていった山本五十六の話。山本を中心に太平洋戦争を描いているので、わかりやすくなおかつテンポよく描かれていた。キャストも豪華だし>>続きを読む

ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

3.5

映画界に近接アクションの時代を産み出した作品と呼ばれる大ヒット作。一度挫折したので再度鑑賞。確かにアクションは迫力があり今っぽいものの、次々と送られてくる刺客たちはなんだか古いハリウッド映画を観ている>>続きを読む

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.6

コメディなのか風刺ドラマなのか難しい映画であった。
ヒトラー役があまりに怪演すぎて、本当にヒトラーが現代に甦ったらどうなるんだろうと真剣に考えてしまった。
圧倒的な存在感と扇動能力で現代においてもセン
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オデッセイ(2015年製作の映画)

4.0

ザ・アメリカ映画。
絶体絶命の状況も、諦めない心と絆で乗り切る!って映画。
でもそこを完全に割りきってやってて清々しい。あとはいろいろ科学の力が出てきて少年的には大満足。
娯楽映画としては傑作。

マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.2

ひたすらほっこりする映画。
経験豊富なできるおじいちゃんのロバートデニーロが主役。セカンドライフを充実させるためネットビジネスとアパレルを融合させて成功している会社に、シニアインターンとして、入社する
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完全なるチェックメイト(2014年製作の映画)

3.8

ほぼほぼ奇人の天才チェスプレーヤーが、精神を崩壊させつつも世界最強プレーヤーへの勝利に向かっていく話。単純なサクセスストーリーでは決してないし、なんだったら終始主人公のキレっぷりを見せつけられる映画(>>続きを読む

DEATH NOTE デスノート the Last name(2006年製作の映画)

4.1

前作からの一気見。
四時間一気に見たけども、勢いも衰えず、飽きもしなかった。
最後の落ちはなかなか秀逸。なんだったら原作よりうまくまとめてんじゃねーかってくらい。
Lが勝つのはなんだか清々しい。
相変
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DEATH NOTE デスノート(2006年製作の映画)

4.0

原作をうまく活かしていて実写化としては素晴らしい出来映えだと思う。
藤原竜也と松山ケンイチの演技が完全に月とL(笑)
いいとこで終わるので、これは一気見ですな。
香椎由宇かわいい。

善き人(2008年製作の映画)

4.1

すごく何かを訴えかけてくる映画だった。
ジョンは確かに「善き人(good)」である。それ以上でもそれ以下でもなく。
ジョンの行動は全て「まあしかたないよね」と思える行動ばかりである。全肯定できる決定で
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バッドボーイズ(1995年製作の映画)

3.3

良くも悪くも90年代前半のアメリカ映画(笑)
めちゃくちゃな刑事がめちゃくちゃしてめちゃくちゃに撃ちまくってめちゃくちゃに人が死んでめちゃくちゃ爆発して最後はなんだかハッピーエンドって映画。
そういう
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

いい話かなと勝手に思い込んで借りたらなんだこの映画。(笑)
借りる前、予備知識のない状態の私…「ダンディなおっさん主役のスタイリッシュアカデミックストーリーかな」
見てる途中の私…「偏屈なおじいさんと
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土竜の唄 潜入捜査官 REIJI(2014年製作の映画)

4.1

期待はしていなかったがなかなか面白かった。
警察側の三人がいい味出してた。
土竜の唄は笑える(笑)
生田斗真はなかなかはまり役だし、かっこいいところはかっこいい。熱い映画だった。仲里依紗もかわいセクシ
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硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)

4.0

イーストウッドらしい、アメリカ映画っぽくないつくり。
加瀬亮が死んだり、中村獅童が生き残ったり、現実的な筋書き通りにはいかない面もありつつ、美しく描くフィクションの面も忘れていない。いいバランスのとれ
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007 スカイフォール(2012年製作の映画)

3.7

期待してたのと違ったような…
結局Mという存在への解釈が難しい…
序盤の肉弾戦はさながらという感じだったが(特に屋根上バイク)、後半の家での攻防とか、まるでダイハード。ボンドガールも誰かわかんねえくら
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.5

天才と奇人は紙一重。
その両面が強く描かれていたために、なんとも感情移入しがたい映画だった。

ただ、題材は面白いし、演者も好演。
同性愛ってそんなタブーだったってのも驚きであった。

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.7

非常に美しく、知性に溢れた作品。
演者の演技、舞台、音楽が絶妙なハーモニーを奏で、見ているこちらをひきこんでいった。

スティーヴンとジェーンの関係は繊細なもので、ぼんやりとしか掴めなかったし、これか
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キングスマン(2015年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

簡単に言うと、なんか思ってたのと違った(笑)

いや、確かにアクション派手で見応えあるし、キングスマンかっこいいし、秘密兵器わくわくするしなんだけど、キングスマンの方々簡単に人をぶっ殺しすぎでしょう(
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アントマン(2015年製作の映画)

2.9

ある意味予想通りと言えば予想通り。
本当によくあるアメコミヒーローもので、全部どっかで見たようなもう食傷気味な展開。
偶然からヒーローに。特訓。強いヒロイン。ハイパーな技術。とりあえず愛。またアベンジ
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.8

「躓いて転んで今の僕があるんだ
今の僕が本当の自分なんだ
今の僕は最高にラッキー」
ラストで流れている曲がそのまんま内容を示している。

ラブストーリーではなく、ゆったりしたヒューマンドラマ。
タイム
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アフタースクール(2008年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

後半は怒濤のどんでん返しの連続。
伏線の回収、回収、ミスリード、ミスリードで何回も唸ってしまっていた。
特に実は主役が大泉洋だった時、思わず「神野かよ!」と叫んでしまったくらい。短くまとめられているし
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ブラックホーク・ダウン(2001年製作の映画)

4.0

非常に面白かった。
ソマリアでの強襲作戦、あっという間に終わると思われたがヘリの撃墜を起因として泥沼化。戦場に取り残される兵士たち。と、ストーリー自体はよくある戦争映画。ローンサバイバー、アメリカンス
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アメリカン・ハッスル(2013年製作の映画)

3.1

なんとも言えない映画だった。
まず、クリスチャンベール、ブラッドリークーパー共に全くかっこよくない。
特にブラッドリークーパー。若さに任せた名誉欲だけでアホだし最後もひっくり返されるしで残念。
盛り上
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壬生義士伝(2002年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

全体的な雰囲気として惹き込まれていく名作。
中井貴一に時代劇をやらせるとたまらない。
今見ると有名どころがかなりたくさん出ている。
よく見りゃ加瀬亮、よく見りゃ伊藤英明。
三宅裕司が思いの外良い味出し
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ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

3.2

最初は何がなんだかさっぱりだったのだが、進むにつれて、なるほどねーとニヤニヤ、最後はほほうって感じ。
よくできた話。

ただ個人的に退廃的なクズの話は嫌いみたいなので低めの評価。
雰囲気も古くさい感じ
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スターリングラード(2000年製作の映画)

3.8

想像していたより遥かに面白かった!
(そもそもジュードロウ目当てで見たところもあるので、期待値が低かったのもあるが)
戦争映画というよりはエンターテイメント。
凄惨な戦場の映像。エドハリスとジュードロ
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007 スペクター(2015年製作の映画)

3.7

飽きることなく楽しめたが、カジノロワイヤルほどの衝撃があったかというとそうでもない。

ただ、スカイフォールを見ないまま見てしまったので、それを見てからだとまた評価が変わるのかな?

なんか悪役がショ
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ハングオーバー!!! 最後の反省会(2013年製作の映画)

3.2

なんともがっかり。
確かにハングオーバーのノリはあるけれども、根本的に違う。
まず酔わないし、人死んでも何もなかったかのようにハッピーエンドはないだろう。
アランのおかしさが狂気じみててて最早笑えなか
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007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

3.5

カジノロワイヤルからの続編ということで、非常に期待して見たわけだが。「どうなってんの?」って感想が終始つきまとい、残念な感じであった。期待値をあげすぎたのだろうか。

もちろん前作に引き続きアクション
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メン・イン・ブラック3(2012年製作の映画)

3.8

なんとなくだが、前二作とテイストが違う。
だがちょっとずつ散りばめられた伏線がうまく回収されていくなど、話としてはよくできていて面白い。
ジョシュブローリンがほんとに若いときのトミーリージョーンズなん
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メン・イン・ブラック2(2002年製作の映画)

3.4

久しぶりに見たのだが、あんまり中身は覚えてなかった。
前作に比べるとやはり面白さは劣る。
それでもJとKのかけあいの面白さは相変わらずで、それなりに楽しめる。
特にKが記憶を取り戻すシーンや、車が飛ぶ
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日本のいちばん長い日(2015年製作の映画)

3.9

淡々と終戦を受け入れるまでの過程を描いていた。
予備知識の少ない私からすると、何が起こってるのかいまいちわからず、激動の流れに揉まれるままだった。
でも当時もそんな感じだったのではないかと感じる。
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007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

4.0

初ジェームスボンド。
想像してたより遥かにおもしろかった!
冒頭の建設現場でのアクションはもうやばい!
高所恐怖症の私は怖すぎる(笑)
他のアクションも見応えがすごい!

ボンドは勝手に紳士のイメージ
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

3.6

先の短い二人の男がひたすらにめちゃくちゃしながら海を見に行く話。

おいおい、もうすぐ死ぬとは言ってもそんなことして後悔しねえ?
みたいなことばっかやり倒すのだが、なんか微笑ましく、おかしく、そして少
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HERO(2015年製作の映画)

3.7

TVシリーズとかぼんやりしか知らない位で見たが、HEROの面白さってこの辺なんだろうなみたいな感じはすごく伝わってきた。
しかし、事件がいまいち盛り上がりに欠けるような。
最後大使館の扉が開くとことか
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ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える(2011年製作の映画)

3.5

1がすごい面白かったので期待して見たが、まあなんというかやはりというか…
なんか前ほどハチャメチャ感というか楽しそうな感じが伝わってこなかった
さすがにやばい橋わたりすぎなんじゃないの?と
前のは真似
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メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)

4.1

何度目かわからないがまた視聴。
相変わらず面白い。
Jの若さ溢れる破天荒な感じやKのドライなんだけどオチャメな感じ。二人のテンポのいい掛け合い。そして独特の世界観。どれをとっても笑えるし素晴らしい。
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