Halさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ブエノスアイレス恋愛事情(2011年製作の映画)

4.0

無機質なコンクリートの壁なのに愛らしいそれぞれ。
本当は繋がりたいのに。中々ね。様々ね。
ウォーリーを見つけた!確認。また確認。
エンドロールと共に流れる懐かしい曲。
一緒に3人で歌った。

The Lunch Date(原題)(1989年製作の映画)

4.5

タイトルがいいね。
粋な黒人男性。サラダの後はコーヒーでも。
彼の自然な優しさは風に吹かれた。

モダンライフ・イズ・ラビッシュ ~ロンドンの泣き虫ギタリスト~(2017年製作の映画)

2.7

売れないバンド、失って気づく、そしてハッピーエンド。
そして名前はリアム。
そして、きっとメジャーに、かな。
流れる音楽は○。

エセルとアーネスト ふたりの物語(2016年製作の映画)

4.0

愛情を感じた。
絵を描く事を選んだ自分が、二人の為に、自分の為にこのストーリーを贈ったのでしょう。
慎ましくし暮らし、ブライドを持ち、日常を楽しく生きた両親への感謝を、愛を。

サマーフィーリング(2016年製作の映画)

4.0

最後まで耳に優しく残る音楽。
この監督のキラキラ光る夏の緑は最高だ。
水も葉も空も街も。
「アマンダと僕」と同じリズム。優しく、静かな。
哀しさを抑え明日へ。

ジゴロ・イン・ニューヨーク(2013年製作の映画)

3.9

すべてに柔らかで、軽くて、そして粋。
決定打がないまま、また過ぎるニューヨークの街。

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.5

サイレント。
余計に耳をすまし、聴く。
同じ気持ちになれる体感。
キリアンが出る次作がちょっと楽しみ。

メイジーの瞳(2012年製作の映画)

4.0

純粋な瞳。
もちろんママが好きで。パパが好き。
どんな人達でも。多分。
でも、一緒にいてくれるこの二人でボートに乗る事。キラキラした瞳が、ホントの言葉で話した。
リンカーン。そう呼ぶメイジーが凄く好き
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Girl/ガール(2018年製作の映画)

3.9

美しい。
言葉少なく秘めた心も、そのしなやかな体も。
成し遂げる為の努力。痛みが、哀しさがストレートに心にきた。
体と心がひとつとなった時、青春がやっと始まる。
「女性になったからといって男性を好きに
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エンツォ レーサーになりたかった犬とある家族の物語(2019年製作の映画)

3.9

マイロ見たさに見てしまった。
主役は犬。心の声が中々。
さよならは誰にでもやってくる。悲しくなく颯爽と風に吹かれて。

太陽と月に背いて(1995年製作の映画)

-

過去観賞。
邦題が美しい。もちろんレオも。
お願いします。もう一度。

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.8

息子に作ってあげたクロックムッシュ。チーズにハムにバター。外側がカリカリでしょ。カリカリ言って食べてたよね。あんないっぱいのチーズにハム。鉄板の上でつくるのか〜。フライパンじゃ駄目?シェフ。

ガーンジー島の読書会の秘密(2018年製作の映画)

3.2

会った瞬間から、最後が予測出来てしまう。
当時の島で起こった悲劇的な状況を感じながらも、恋の物語。
この二人ならこうなるね。

スイング・ホテル(1942年製作の映画)

4.0

ホワイトクリスマスの歌がとても懐かしい。
ダンスが最高。
サラサラと進むストーリーはあっという間に最後の幸せに。

オンネリとアンネリのふゆ(2015年製作の映画)

4.5

今回の小さな家族の設定も大好き。
最高にHARPY。
近くの森の中にも住んでるね、きっと。

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.0

お婆ちゃん、急に動き早すぎ。バレエ、に覚醒してしまったのね。
父も、兄も。
こんな素敵なラストはない。
鳥のように、羽ばたいた。
ジェイミーの素晴らしさにも。

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.5

不快を植え付ける。
あの格好、あのオブジェ、あの言葉。
そしてクラシック。
不調和で、モダンな世界。
あの日の発見、見てしまったとその世界にふけたあの日を思い出した。

透明人間(2019年製作の映画)

3.8

サイコパス。
見えないって怖い。
それは色々な事に通じるのかも。そしてそれは、酷くずるい。

ハワーズ・エンド(1992年製作の映画)

4.0

アイヴォリーらしい美しい映像。
イギリスの田園風景を堪能し、柔らかな空気の流れを感じた。
物語は少しの醜さもあるが、野原で走り、語り合い、空を眺める、そんな自分を重ねて視る。

隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

4.2

凄いメッセージ。
何度も同じ事を繰り返す。
こんな事してるんだよ。君達は。
真っ白いトランクスに何かを感じる。

花様年華(2000年製作の映画)

4.0

やはり美しい。
狭い雑多なアパート、薄暗い街。華はチャイナドレス。
切ない心情が、さらりと音楽と共に絵になる。

ひとつの太陽(2019年製作の映画)

3.4

それぞれの苦しみからどう這い上がるか、
終わらせてしまっては何も生まれない。
苦しみを伝えるのも、それを感じ取るのも家族でありたい。
夫婦が秘密を共有した場面は引き込まれた。
そして最後、やっと始まる
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.2

この勇気は肯定も否定もしない。
ただ、少しの憧れを持って観た。
社会の中で暮らすとは、生きるとは、自分とは、感じる事は沢山だ。
アメリカの大地、飾らない映像にビアノの音が美しく、とても美しく、希望も映
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.3

大人と国に対しての怒り。
優しく、正義に溢れ、たくましく、知恵のある素晴らしい子供が訴える。力強く。
この国で生きる人々が映し出されていた。
演技ではない男の子の叫びと。

ナンシー・ドリューと秘密の階段(2019年製作の映画)

3.4

児童文学書にあったと思うこのタイトル。
そんな感じのドラマ。
ノットオーケー2の配信がなくなり、残念に思っていたので、ソフィアを見たくてね。

別離(2011年製作の映画)

4.1

最後の決断を私達に委ねた。
雑な司法。宗教、コーランの絶対的な存在。
記憶が、感情が、事実が、嘘が、
一つの事件から最後、娘の決断へ。
終わりの音楽と共に余韻が長く長く続いた。
凄い脚本。
確かな人は
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フェリチタ!(2020年製作の映画)

3.5

最後の音楽が凄く好きなので良しとするか。
子供は賢くなる。直ぐ側の大人を見てるからね。

ローマの休日(1953年製作の映画)

4.0

ままならないのが人生さ。
この言葉が好きだ。
美しいオードリーは永遠に。

サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

3.9

彼はこの後、どうしたのだろう。
静寂を感じ、今の自分を感じて。
失った物の受け入れは難しい。
どう進むかに正解なんてない。
救いは自分で選択したと言う事。

聴こえ、と言う事には様々な形、音があると言
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

3.7

この事件は知らなかった。
知れ渡る事で忘れてはならない人々を思う事、そして二度と起こしてはいけないと皆が思う事。
今、ミャンマーでの映像をテレビで見て悲しく思う。

ザ・ライダー(2017年製作の映画)

4.2

ずーとずーと余韻に浸った。砂漠の乾いた風と優しく差す光。素朴な土地でこれしか無い物を諦め、そして一歩。
不自由な身体の友がいて、妹がいて。支えて、支えられて。この二人の為にも。
リリーの澄んだ詩声とカ
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静かなる叫び(2009年製作の映画)

3.9

息を潜める。
一本の細い銀の音が静かな画面から伝わる。
時系列に沿いながらも、時間を前後させたりと、もし、が心の中で響く。
植え付けられた歪んだ思想、体験が、軽々しくも人に銃を向けてしまう事になるのか
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

3.9

儚い命。
命と引き換えに自分となる事を選んだ。
苦しみから解放され、自由に空を舞う彼女は幸せに満ちていた。

マージン・コール(2011年製作の映画)

3.9

こういうものなのか。
こういうものなのだろう。
この世界では。
人間模様だ。お金の誘惑には正義だなんだと、ずっとは叫んでいられない?