MrNobodyさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

ELEVATED(1996年製作の映画)

3.7

ヴィンチェンゾ・ナタリ監督の原点。
「キューブ」の特典として入っている20分の短編。

"エレベーター"という密室空間の中で起きる3人のやりとりが不安を煽ってくるのだが、
つくづく閉所は嫌だなというの
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インビジブル・ゲスト 悪魔の証明(2016年製作の映画)

4.0

スペインのサスペンス映画。
大好きなネトフリオリジナル作品「嵐の中で」のオリオル・パウロ監督作。

なぜか、未体験ゾーンの映画たち2020でやっていた、今作のリメイクであるイタリア映画「インビジブル・
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インビジブル・ウィットネス 見えない目撃者(2018年製作の映画)

3.6

イタリアのサスペンス映画。

未体験ゾーンの映画たち2020第一弾の中でも評価が高く、"大ドンデン返し"が謳い文句。
さすがに評判通り、綿密に作り込まれたサスペンスだなーと面白く観たのだが、
後々調べ
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運び屋(2018年製作の映画)

4.5

個人的には「グラン・トリノ」以来の衝撃。
クリント・イーストウッドは90歳の運び屋という役をほぼそのままの年齢で演じており、そんな役者はまず他にいないだろう。
常に最高の監督・役者を極めている。

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ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

3.7

スウェーデン発のラブホラー。
リメイク版の「モールス」は未聴。

北欧が舞台の作品はとにかくいつも雪のイメージで観てるだけで寒い。
視覚的+精神的にも、この作品は全てに冷たさを感じるけど、
その中で唯
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ディープ・ブルー(1999年製作の映画)

4.3

小学生の頃に観まくって、
地上波で放送した翌日の休み時間の話題は
「ディープ・ブルー」一色だった。
子どもながらにしてこんな面白いサメ映画はあるのかと!

みんな大好きコックさん。
俺のバード食いやが
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僕らのミライへ逆回転(2008年製作の映画)

4.3

再レビュー。
最高に笑えて感動できるB級コメディー。

かなりくだらないパロディ祭りで、
映画好きなら楽しめるし、
まさかのオチの振り幅にグッとくる。

レンタルビデオ店映画の決定版!

ダーク・スター(1974年製作の映画)

3.6

クライマックスだけでも観る価値がある。
常人では思いつかないな(笑)

ジョン・カーペンターとダン・オバノンのセンスがはちきれてる!

オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

3.8

再レビュー。

チェ・ミンシクすごい迫真の演技。
もう唖然、かっこいい。

そこまで重くないなと思いつつも観終わったら結構重かった。
韓国映画はこうでないとね!

パッケージのシーンが狂気的でとても
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ゾンビーワールドへようこそ(2015年製作の映画)

3.7

ゾンビコメディーものとしてはクオリティー高い!
シュワちゃんのイケメン長男主演。
「アドベンチャーワールドへようこそ」感のあるふざけた邦題は置いといて、
ボーイスカウトとしての技能をゾンビ退治に使うの
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カツベン!(2019年製作の映画)

3.9

我々が今観ている音もセリフもある作品が出てくる前、明治・大正期には、
映画は活動写真と呼ばれ、いわゆるサイレント映画(無声映画)に、説明をつけて語る活動弁士という職業があり、
それぞれの語りの個性で人
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バタリアン(1985年製作の映画)

3.8

この世界でのゾンビはバタリアンと呼ぶ。
彼らは死という痛みを感じるが故、痛みを和らげるために脳みそを食らいたい!
当たり前のように走り、喋り、意識もあり、襲うための作戦を練る。
手強さでいったらゾンビ
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ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

3.5

まさにカオス!
無職の小汚い感じのジェフ・ブリッジスが最高。
そして何が起きてもボウリング場に行く徹底ぶりがいい。

あー、久しぶりにボウリングがしたい。

7月22日(2018年製作の映画)

3.7

ボーンシリーズのポール・グリーングラス監督作。ネトフリオリジナル。
同事件を扱った、ウトヤ島〜は未見。

2011年7月22日、ノルウェーで起きた、
オスロ政府庁舎爆破と、
ウトヤ島銃乱射テロ事件を題
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2人のローマ教皇(2019年製作の映画)

4.5

久々のフェルナンド・メイレレス監督作。
ネトフリオリジナル。

先日来日されたローマ教皇のフランシスコと、先代のベネディクト16世(現名誉教皇)との会話劇。
カトリックを信仰していない人にも分かりやす
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処刑山 -デッド・スノウ-(2007年製作の映画)

3.7

もう少しで満を辞して2が日本公開ということで!
雪山×ナチスゾンビ軍団!
スプラッターホラーコメディー!

パッケージにもある「海に行けばよかった!」という一言が面白い(笑)

殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)

3.7

間宮祥太朗と桜井日奈子の会話の中で頻繁に口にされる"死ぬ・殺す"というキラーワード。
この現代において、特に学校や職場で簡単に口にしてはいけないわけだが、
本気でない故、日常会話として二人の間でのみ成
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.1

新年一発目!

韓国でボロ建物の"半地下"に住む貧しい一家(父・母・息子・娘の4人家族)が、
悪知恵を働かせ、優しい金持ち一家の元でそれぞれ働き始めるのだが、、、というストーリー。
先行上映ということ
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

話題になりすぎて敢えて観れなかった今作。
地上波もスルーして、ようやく鑑賞。
全くの予備知識なしで、序盤に映画館で観てたらもっと評価は高くなったかもしれないし、人に薦めると思うが、ヒットしすぎて原作問
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.0

マリッジ・ストーリーとは言いつつも、
ひたすら離婚調停劇を描くディボース・ストーリー。
ただ、そこから生まれる愛もある。

感動ではない、
どこかすれ違ってしまうもどかしさに対して、ずっと泣きそうにな
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嵐の中で(2018年製作の映画)

4.6

2度観てもやはり面白い。
これまで観たNetflixオリジナル作品ではダントツであり、
SFとしても素晴らしい作品だった。
「インビジブル・ゲスト 悪魔の証明」のオリオル・パウロ監督作。
スペイン映画
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呪怨 ザ・ファイナル(2015年製作の映画)

2.0

まだ、前作の「終わりの始まり」方がマシだったー。
これがファイナルの意味がわからない(笑)
単純に元凶の家を取り壊して呪いの拠点が移しただけだし、
ハリウッド版のパンデミックではシカゴにも憑いてくるこ
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呪怨 終わりの始まり(2014年製作の映画)

2.8

ベッドの中からこんにちは
冷蔵庫へようこそ(1作目は仏壇)
顎だけバキっ!は、
呪怨おなじみ、伽椰子&俊雄の襲撃シリーズ。
向こうの世界に連れ去るか、現実で殺すかの明確な基準は未だに謎。

佐伯家は劇
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映画 賭ケグルイ(2019年製作の映画)

3.5

原作既読でドラマは未聴。
何も知らない人が見たらキャラクターの理解は難しいと思うけど、
内容がオリジナルだから、知らないなりに楽しむことはできるストーリーだとは思う。
先生や家族も出てこないため、若手
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パージ:エクスペリメント(2018年製作の映画)

3.5

一年に一日だけ、この日なら法律無視して何でもしていいよーというルールが、合衆国で生まれた日。

一作目だけが家の中でのソリッドシチュエーション(イーサン・ホーク主演)で、これはハラハラ度となにが起きる
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メイク・アップ/メイクアップ 狂気の3P(1977年製作の映画)

3.0

嵐の夜、妻と子が留守の家に、ずぶ濡れになった10代女子が2人、電話を貸してほしいと訪ねてくる。
どうぞどうぞと親切心で招き入れ、関係を持ってしまったが最後、豹変した2人の奴隷となり監禁されてしまう。。
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ドラゴンヘッド(2003年製作の映画)

2.8

小学生の時に観て、
山田孝之がトラウマになった作品。
今思えば神田沙也加がSAYAKA名義でヒロインだった。

修学旅行のトラブルといえば、これと「バトル・ロワイアル」。

ミュウツーの逆襲 EVOLUTION(2019年製作の映画)

3.5

レビュー忘れ。

オリジナルのアニメを観たのが小学生低学年であり、
CGになろうとも感慨深いものがあった。
特に小林幸子のボイジャーさんはエモい。
大人が観ても楽しめるのは子ども向きではないからだな。
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チャイルド・プレイ(2019年製作の映画)

3.5

大枠は「トイ・ストーリー」で間違いない!

ハードルが下がってた分意外と好評価な意見が多いが、
やっぱりオリジナルの「チャイルド・プレイ」好きが冷静に観ると大幅すぎる改変は微妙な気持ち。
笑えるんだけ
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6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)

3.6

Netflixだから自由に作っちゃいましたって感じのド派手ぶっ飛びマイケル・ベイ作品。

最近は「デッドプール」のイメージが強いライアン・レイノルズ率いる謎の6人が、身分を消しチームを組み、
独裁国家
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サブウェイ(1984年製作の映画)

3.7

ジャケットからそそられるワクワク感。
リュック・ベッソン監督が「グラン・ブルー」や「ニキータ」より前に、若干26歳の時に撮った出世作。

タキシードを着たクールな金髪野郎(クリストファー・ランパード)
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ダウンレンジ(2017年製作の映画)

2.8

北村龍平監督作。

荒野で謎のスナイパーに
6人の大学生がひたすら狙われ続ける90分。

散々引っ張って、
このオチという終わり方(笑)

ペット・セメタリー2(1992年製作の映画)

2.0

前作との決定的な違いは、死に対する重さ。
特に誰に感情移入できることもなく、
最後のラインナップもダサさを隠しきれない。

ただ、今は残念なおっさんになってしまったエドワード・ファーロングが最高に可愛
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ペット・セメタリー(1989年製作の映画)

3.7

死んだものは消して蘇らせてはいけない。
愛する者は心の中に宿るものなのだから。

イン・ザ・トール・グラス -狂気の迷路-(2019年製作の映画)

3.6

「キューブ」ヴィンチェンゾ・ナタリ監督のネトフリオリジナル作品。
スティーヴン・キング原作ということもあり、冒頭、怪しい田舎の教会の前で車を停め、子どもの助け声を聞いて背の高い草の中に入った瞬間から、
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ダークタワー(2017年製作の映画)

3.5

シャイン(輝き)という超能力を持つ子どもが主人公という、もはやシャイニングの設定!
イドリス・エルバの佇まいが良かった。