yochinoirさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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主にWOWOW。ときどき映画館。

映画(204)
ドラマ(5)

万引き家族(2018年製作の映画)

4.5

是枝監督の描くこどもや家族は、胸が締め付けられるほどの切なさと哀しさと陰を感じる。

家族という幸せな言葉の裏側にあるのに、なかなかみようとしないこと、みなかったことにしたくなる物語を全部広げてテーブ
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ぼくと魔法の言葉たち(2016年製作の映画)

3.3

ふつうにおしゃべりをしていた可愛い息子がある日突然言葉を発しなくなったらどんな気持ちなんだろう。
計り知れない絶望感。
遠い未来の想像ができなくなってしまうような閉塞感。
ご両親はそんな中、お医者さん
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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.8

思っていたよりも面白かった。

藤原竜也と仲村トオルの演技がすごい。
多くは語らない方がよさげな映画。

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

3.0

余命わずかなルイが12年ぶりに帰郷し家族へそのことを伝えようとする。

12年という時間によって、寂しさ、悲しさ、憎しみ、不安、妬みという感情を抱かせたのかのような兄アントワーヌとルイの口論。シュザン
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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.7

どんなストーリーかちゃんとわからずに鑑賞。
自分のアイデンティティを探し続け、もがき苦しむシャローン。
母親が薬物中毒で、愛情も充分に注いでもらえない中、その彼に手を差し伸べ、他人の子なのに愛情を注ぎ
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聖の青春(2016年製作の映画)

3.3

松ケン、東出くんの役柄への寄せ方がすごい。
指先まで太った松ケン、すごいな。

将棋の世界や勝負の世界から遠いところにいる私。
でも羽生さんが将棋に負けて死ぬほど悔しいというシーン、村山聖が最悪の体調
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恋の門(2004年製作の映画)

3.1

原作の漫画「ワガランナァー」を読まずの「恋の門」鑑賞。
キャストがすごい、そして松尾スズキ、大人計画がすごい。

石で漫画を描く漫画芸術家。
ちゃんと漫画かけるのに、なぜか誰にも理解されないことに固執
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

3.6

萌え系というのかこの感じの絵のアニメを観るのはおばさんには少し抵抗感ありでした。
でも、いいお話。

しょうこがいじめられ、しょうやがいじめられ、序盤の心が痛くなるシーンの連続はつらかった。

聴覚障
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.8

ずっと宇宙に憧れてきたけど一番の出会いは彼らじゃない君だ。

最後はラブストーリーの終わりかたで、そこにキュンとするけど、主題はきっと別なところ。

言語がわからない未知の生物とコミュニケーション。
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.0

りえちゃんが余命わずかの母親で残りの人生を娘と向き合っていく、みたいなイメージで思っていたけど、そんな薄っぺらではない話でした。
結構、予想外の出来事が次々に起こり、どのシーンにも胸が熱くなり泣かされ
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.4

まさにDon’t Breathe
しつこくて怖い。
さすがサム・ライミ。

夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)

3.9

 公式サイトより
「心から好きなものを、口に出して『好き』と言えているか?」同調圧力が蔓延する現代、湯浅が抱いたこの疑問がこの物語の出発点だった。

好きなものを友達や家族に隠して過ごしているカイと素
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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.2

お酒と本と人と恋と。
少し懐かしく、恋の始まりが散りばめられた甘酸っぱさのある映画。

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

3.8

沈黙し続ける神に問いかけ続け、自分たちの信仰を抑圧する力には沈黙を貫く。

映画の至る所で「沈黙」「サイレンス」という言葉が耳にも心にも響いてくる。

宗教の話だけど、私の身の回りのいろんなことと重な
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

後味の悪さがすごい。
観終わってからいろいろ考えてしまって余韻をかなり引っ張ってしまいました。
あらすじを読むと、なるほどね、謎の連続一家惨殺事件のお話ね。それが呪いなのかなんなのか、病気なのか、ふむ
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帝一の國(2017年製作の映画)

3.5

今をときめく若手俳優さんが揃っていて、期待していなかったけど、面白かった。

最近テレビでよく見る竹内涼真くんは、上目遣い男子なので、そんなに興味なかったけど、帝一の國での大鷹弾はすごくかっこよかった
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モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

3.2

海や植物、モアナとマウイの髪の毛の表現がとても綺麗だった。

モアナが前向きで、マウイと別れひとりで船を走らせるとき、船の操縦は自己流で自信がなかったはずなのに、マウイから教わったことをひとつひとつ思
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.1

戦争をテーマにした映画。
火垂るの墓やはだしのゲン、おかあさんの木、永遠の0、どの映画も私の胸には残る名作だけど、戦争の残酷さや非情さがテーマの真ん中にある。
「この世界の片隅に」も戦争というテーマで
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ユージュアル・ネイバー/マッド・マザー 生贄の少年(2013年製作の映画)

3.4

ミザリーを彷彿とさせる映画。
とにかくお母さんが怖すぎる。。
怒り狂ったり、鬼気迫る表情で部屋の壁をペンキで塗ったり、叫んだり。
とにかく怖い、酷い。
地下室が登場してからが、ぞわぞわして見応えあった
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アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

4.1

鑑賞はもう何回目か不明。
何度観てもいいな。

伊坂幸太郎のストーリーって、そこはかとなく哀しさが漂うものが多い。
この映画も登場人物それぞれが死に関わっている。そしてボブディランの風が吹いているが、
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人間の値打ち(2013年製作の映画)

3.4

お金への欲望が強いお父さんチーム(ジョバンニとディーノ)。自分の存在意義の追求に迷走するマッシのママ、カルラ。
本当に人を好きになることって何?と翻弄されているセレーナ。
セレーナに執着するマッシ。
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獣は月夜に夢を見る(2014年製作の映画)

2.7

主人公の女の子とそのお母さんがきれい。
変身して毛深くなっても金髪だとそこはかとなく漂う美しさがあっていいな。
私がいまマリーみたいになったらゴリラだわー。

92歳のパリジェンヌ(2015年製作の映画)

3.5

実話をもとにした尊厳死がテーマの映画。
いままで、病気や事故でからだが不自由になり尊厳死を選ぶ映画をいくつか見たけど、この映画は自然に年老い、できないことが増え、92歳の誕生日に2ヶ月後に逝きますと子
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ロスト・エモーション(2015年製作の映画)

3.3

知らずにみていて見覚えのある背景が気になって調べたら、安藤忠雄建築での撮影とのこと。
無機質な建築物の中に入り込む自然光や自然とのバランス。やっぱり絶妙。映画もだけど安藤忠雄の素晴らしさを改めて実感す
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マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ(2015年製作の映画)

2.8

マギーズプランといいながらもたいしたプランじゃなくて期待はずれ。
コメディとしてのストーリーだったら、もっと笑いの要素が欲しく、男女のあり方や家族がテーマなら、もっと気持ちの変化を端折らないで味あわせ
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スノーデン(2016年製作の映画)

3.8

実話をもとにした映画。

いまときどきみてる、海外ドラマの「パーソンオブインタレスト」はここからヒントを得たのかな。

国防のためにありとあらゆる世界中の個人情報を得ることができるシステムを知ってしま
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ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2015年製作の映画)

3.3

ティムバートンの世界観を楽しめる映画。
ホローの姿はナイトメアビフォアクリスマスのジャックとシザーハンズの手の組み合わせのイメージ。そのホロー達と骸骨が戦うシーンなんて、途中ティムバートンもちらっと出
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セブン(1995年製作の映画)

3.9

20年以上前の映画とは思えない。
今まで何回か観たはずだけど、今観ても素晴らしさの気づきが満載でした。
映画の中のいたるところに「7」が意識的に盛り込まれていたり、映像、事件のテーマ、犯人の巧妙さ、キ
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彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

3.9

トランスジェンダーのこと、母と子の関係、問題点に目が行きがちの映画だけど、この映画からは「丁寧に生きる」ということの大切さを感じる映画でした。

誰だって叶えられない思いを抱えている。そのことに飲み込
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マダム・フローレンス! 夢見るふたり(2016年製作の映画)

3.4

メリル・ストリープが演じるフローレンスの音楽に対する思いが純粋でぶれることがない。

ヒュー様演じるフローレンスの夫は、どこか妻のオンチや純粋さを周りの人と同様に嘲笑っているような感じを受けたけど、実
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サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

3.8

電気系統が全て使えなくなり、家族4人で東京からお母さんの実家のある鹿児島へ向かう。
スーパーで食料を買い漁る姿や、たくさんの人が道路をぞろぞろ歩く姿、電気のつかない夜の星空の綺麗さが、震災のときを思い
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ある天文学者の恋文(2016年製作の映画)

3.3

天文学者のエドと学生エイミーの年齢差のある不倫。
エイミーの人物設定がスタントの仕事をしながら天文学を学ぶことが学生というところが引っかかっていたけど、物語が進むにつれてなんとなく腑に落ちてきて、エド
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ダーティ・グランパ(2015年製作の映画)

3.3

下品でおバカな愛すべき映画。
ザックエフロンって裸になる役多くないかな?ネイバーズを思い出しました。

今回は真面目な弁護士役だけど、自分の職業を紹介するときのダサさ。お酒とドラッグで素っ裸になったと
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.8

ピエロ怖い。
続編もありそうなので早くみたい。

ジョージーやほかの何人かの、行方不明の子供達がいることは現実。
でも、子供達しかも限定した子供達にしかピエロやその他の怖い光景がみえないことや、ピエロ
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.6

映像がとても綺麗。
そして新米教師の雪野の弱さ、タカオくんの高校生らしく、透き通った存在感がとても印象的。
国語の教師の雪野が短歌を詠むところは美しく、当然のながれだけど、タカオの心の中の言葉がとても
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