yochinoirさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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自虐の詩(2007年製作の映画)

3.9

期待を超えた。

家事をしながら、ながら見しようと思って選んだ邦画なのに、すごくよかった。

阿部寛と中谷美紀のメイクや衣装や髪型や、ちゃぶ台返しでなんとなく映画のイメージが固まってしまっていたけど、
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下妻物語(2004年製作の映画)

3.8

昔も見た映画をもう一度。
前見たときこんなに響いたかなぁ。すごく楽しくて熱くていい映画だった。

いちごと桃子が真っ直ぐすぎるくらいにまっすぐでかわいい。
そして、たくさんの豪華な俳優さんが出てる。1
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彼女(2021年製作の映画)

2.9

女の子たちがきれいだし、ストーリーとしてもセンセーショナルなシーンが多くて見応えありでした。

でも女の子同士のセックスシーンがなんとなく男と女のセックス 風?(実際どうなのかは知らないのですが。。)
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透明人間(2019年製作の映画)

3.5

だれか透明人間になって、いろいろされて怖いのそりゃそうだよね、な映画だと思っていたけど、もう一味違う怖さだった。

セシリアはどうみてもこころが病気になった女の人にしか見えない。
こんなでは全てセシリ
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南極料理人(2009年製作の映画)

3.9

くすっと笑えるほっこりな映画。
最後みんなが家族にみえて、毎日食事を一緒にすることっていいなって思った。

隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

4.0

隔たる世界のふたり
Two different strangers

まさにこの表題につながる映画。
どんなにアプローチを変えても
世界の隔たりは消すことができなかった。

白人と黒人という隔たりだけ
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.0

2日連続で観た。
まっさらで1回。
公式サイトを見てからもう一回、をお勧めしたい。

白夜のスウェーデンを舞台に繰り広げられる残酷な祭祀。

自然もコミューンの人々も本当に美しい。おとぎの世界にいるよ
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子宮に沈める(2013年製作の映画)

3.0

虐待ダメ絶対。
と、言いたい。すごく言いたい。
けどこのお母さんに降りかかったこと、ひとつひとつちゃんと紐解きたい。
実際の事件も含めてになるけど、

旦那さんとの離婚
シングルマザーとしての自立
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望み(2020年製作の映画)

3.1

いつだったか観た映画。

私は加害者であっても被害者であっても
子供たちの味方。

そして子育てで一番大切にしてることは信じ抜くこと。

パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

4.3

スーパーマンやバッドマンやスパイダーマンを想起させるややこしいタイトルと、誇らしい笑顔の男性が生理用ナプキンを手に持っている画像に惹かれて、随分前にみたいなぁと思った映画をNetflixで。

感動で
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

3.8

10年後の2021年。
コロナ、というものと共存しているなんて思ってもいなかった。復興オリンピックと言われた東京オリンピックも、復興という意味合いはもう薄れてしまっている。

吉田所長は2013年に癌
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たゆたえども沈まず(2021年製作の映画)

4.2

冒頭の揺れの映像で涙が抑えられなかった。乗り越えたはずのただの事実なのに当時の絶望感が蘇った。

私にできることはこの体験と気持ちをしっかり繋げていくこと。
昔に比べたら事実を伝えられるツールも技術も
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モキシー ~私たちのムーブメント~(2021年製作の映画)

4.2

高校生が学校内の性差別について疑問を持ち、考え、行動を起こしていくお話。
息子からのお薦めでみました。

かっこよくて泣けた。

声を大きくして主張していくだけじゃなく
内気でも臆病でも自分のやり方で
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人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

3.4

太宰治の退廃的なかっこいいイメージよりも、妻宮沢りえのかっこよさが印象的だった。

「もう家庭に戻ってこなくていい、壊しなさい、もっとあなたにはいい小説がかけるはずです。」
かっこよかった。

この映
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百円の恋(2014年製作の映画)

4.0

2回目視聴。
前見た時にはどんなふうに思ったんだろな。

どうしようもない生活だった一子が妹との喧嘩をきっかけにどんどん変わっていく。
100円ショップで1房100円のバナナを買っていくボクサーに恋を
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

観終わって地下鉄に乗り、「すばらしき世界」というタイトルについて考えつつ、いろんなシーンでの三上さんの気持ちを想像する。
そして、秋桜をもらったときの三上さんの気持ちを思って涙が出た。
三上さん
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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

3.8

いつかみようと思った映画が20年も前のだということにびっくりした。

なんといってもウィルソン。
4年もの間、ウィルソンがいなかったらチャックは孤独に殺されていたかもしれないと思う。ひとりだけどひとり
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私というパズル(2020年製作の映画)

3.9

死産を経験した女性とその家族が悲しみと向き合い乗り越えていくお話。
ではあるけど、人にはそれぞれ本人にしかわからない深い悲しみや傷があること。そして、そのこととの向き合い方も感情が変化していくスピード
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.2

正直なところ最初は、興味0状態だった私。
でもコロナ禍において、こんなに人を映画館へ向かわせる魅力を知りたい!と思ってAmazonprimeで鑑賞。そして興味レベル5へ。

そして映画。
はまったとい
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薬の神じゃない!(2018年製作の映画)

4.0

主人公のチョンさんが、密輸密売という法律を犯すこととたくさんの人の命に触れ、強く繋がっていくことで、映画の初めと終わりではがらっと変わる。
でも、はじめから変わっていないこともあってそれはもともともっ
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

3.7

公開当時に見たはずだけど、見始めるまでストーリーをすっかり忘れていた。
ビルがお金の話をしだすところから思い出す。
そして、セルマを叱り宥め、愛情をもって支えるキャシーがとても印象的。

自分の人生は
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SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

4.0

流し見しようと思って選んだSunnyに結果釘付けになってしまいには号泣してた笑

たぶん私よりも2-4学年下の世代の人たちがピッタリはまると思う。
音楽もファッションも文化も人間もみんな懐かしく、懐か
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監視資本主義 デジタル社会がもたらす光と影(2020年製作の映画)

3.9

興味深くわかりやすかった。
前に見たグレートハックと少し似ている。

https://filmarks.com/movies/85098/reviews/76565660

Facebook、Inst
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マチネの終わりに(2019年製作の映画)

3.0

主役のふたりがきれいすぎる。
そして、主役ふたりのパートナーが見るに耐えない酷い人で、逆に人間の本質を剥き出しで美しい。

人は美しい人生を送れるんだろうか。
美しい人生ってなにをもって言うんだろう。
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ある少年の告白(2018年製作の映画)

3.3

10年前のアメリカでもこんなことが起きていたのかと思うと、いまは急速にが価値観や文化が変化しつつあるんだなと思う反面、
まだまだLGBTQに関することは、発展途上だと思う。

そして自分を偽って生きて
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

3.6

名作でした。
戦争によって狂わされたひとりひとりの思考と人生。
その中でも愛情については嘘をつけない。
愛情は洗脳さえも揺るがすんだなと思った。

デビットボウイと坂本龍一の美しさ、たけしさんの忠実さ
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もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

3.2

むずかしかった。
でも、映画を見てから解説を読んで理解して、いい映画だったなと感じた。

ウィリアムモリスの壁紙?

解説
https://mirtomo.com/im-thinking-of-end
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ドント・ウォーリー(2018年製作の映画)

3.8

お酒好きだけど楽しく飲んでこそ。
なにかを麻痺させるような飲み方はできればしたくない。

アルコール依存症のキャラハンが自己の問題とがっちり向き合う話。

友人の運転する車で事故って
胸からしたが麻痺
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イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ(2010年製作の映画)

3.8

バンクシー監督映画。
ムービーを脈略なく撮り続けるオタクのティエリーが、グラフィティアーティストのミスターブレインウォッシュとして華々しいデビューをするまでのドキュメンタリー。

バンクシーとティエリ
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フルートベール駅で(2013年製作の映画)

4.0

22歳のオスカーがフルートベール駅で警官に打たれ亡くなる。

その前日のオスカーの日常が描かれている。
反警官、反白人みたいな、強く何かを訴えかけているわけではない、ひとりひとりが理不尽な現実を見て、
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日日是好日(2018年製作の映画)

4.0

とても穏やかで清々しい気持ちになるいい映画でした。
樹木希林さんが登場しただけで何故か涙が出るような、懐かしさなのか安心感なのか。。

一期一会ということばの重みが今と昔では全然違うと思った。でも、い
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