よどまるさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

よどまる

よどまる

映画(939)
ドラマ(0)
アニメ(1)

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.0

全編ワンカットに見える驚異的な映像作りに感嘆!未体験の臨場感が味わえたし、ストーリーがシンプルな分、没入感がすごい。自分が伝令係になったかのような錯覚を起こす。なんで映画館に見に行かなかったんだ〜と後>>続きを読む

スワロウテイル(1996年製作の映画)

4.0

架空の街・円都に感じる不思議なノスタルジー。あゝ平成。敵味方関係なく、キャラクター全員が魅力的すぎてLOVE。偽物のお金で手に入れた幸せはやっぱり脆くて、一度壊れてしまえば戻らない。それでも幸せを取り>>続きを読む

心をつむいで(2018年製作の映画)

3.0

同調圧力に負けない!主人公を毛糸玉にすることで、男性社会の中の女性のような限定的な話ではなく、広い意味として捉えようという意識がめばえる。毛糸玉自体のアニメーションとしての面白さが最大限引き出されてい>>続きを読む

ソーセージ・パーティー(2016年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

絶対くだらなくて後悔しそうなのに、予告編を見て結末が気になって見てしまった。想像よりもエログロがなくて(乱交の絵面やばかったけど…)良かったし、最後はまさかのメタフィクションかーい。でもまぁ、くだらな>>続きを読む

サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

ラスト15分で、子どもたちの好奇心や行動が全否定されちゃうのがツライぜ〜殺されかけた少年を救ったのに酷い仕打ち。そして両親と警察無能すぎるだろ!悔しいから、デイビーがめちゃくちゃ鍛えて殺人鬼を返り討ち>>続きを読む

ムーラン(2020年製作の映画)

3.0

アニメ版と比べると圧倒的に情緒が足りない。ムーランの葛藤や成長が淡々と描かれてるのが気になったし、謎の気を宿した神童みたいな設定も無理矢理感があった。戦争をシリアスに捉えていることは伝わってきたけど、>>続きを読む

オラフの生まれた日(2020年製作の映画)

3.0

アナ雪のスピンオフ。本編見た時から気になってはいたけれど…!本編とリンクした構成がすごく楽しい(オラフずっと側にいたんだね笑)ほぼギャグだけど、最後は寒い冬にぴったりのホッコリなオチで心が温かくなった>>続きを読む

ループ(2020年製作の映画)

2.5

難しいテーマに切り込む所がさすがピクサー。自閉症の女の子の表現がかなりリアルだった。私だったらどうしていいか分からなくなってパニックを起こしそう。言葉でわかり合うだけがコミュニケーションじゃなかったな>>続きを読む

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.0

すごく大人向けな作品で、子どもの感想が気になるところ。映画館で見たら引き込まれそうなシーンが盛りだくさんで、劇場公開ナシは残念すぎる。人生の目的や生きる意味を沢山の人が考えた1年だったし、疲れきった年>>続きを読む

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.5

新年一発目は、アクション映画に限るよね!(ありがとうWB!)1984年のカラフルなファッションが華やか。私もダイアナみたく強く美しくなりたいし、今すぐヒール高めの靴が欲しい。スティーブのファッションシ>>続きを読む

劇場版 アーヤと魔女(2020年製作の映画)

2.0

アーヤみたいな聡い子は嫌いじゃないけど、肝心の話に盛り上がりがなさすぎて消化不良だよ!アーヤの成長も感じられなくて残念だし、作品のメッセージも掴みづらいい。エンドロールが本編で良かったよ。

ブレイン・ゲーム(2014年製作の映画)

3.5

予想外に号泣してしまった…セリフよりも多くを語るアンソニーホプキンスの眼差しに堪らなくなる。何が「正しい」のかは分からないけれど、罪を背負い罰を待ちながらも、誰かを愛せずにはいられない人生の切なさと命>>続きを読む

ハスラーズ(2019年製作の映画)

3.5

オーシャンズ8みたいにポスタービジュアルの女たちが華麗に男を騙す話…じゃなかったけど、個人的に面白かった!時系列の見せ方が好み〜。デスティニーとラモーナの友情のような姉妹愛のような形容しがたい関係性に>>続きを読む

EXIT(2019年製作の映画)

3.0

ファイトッ一発!毒ガスゆるパニック映画。日頃からカラダを鍛えたくなった。パニック要素よりも恋愛要素よりも家族愛強めで、普段はめんどくさ〜い家族だけど、危機に直面した時のお互いを思いやる姿が素敵。極限状>>続きを読む

映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!(2019年製作の映画)

2.5

今回あまり刺さらず…(ルーラの下半身が怖い!)ちょっと子供向けな印象が強かった。でもラストのハグ祭りが最高に涙腺を刺激された〜。

ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣(2016年製作の映画)

4.0

Take Me to Churchのダンスナンバーは、何回見ても心打たれる。木漏れ日がやさしく降りそそぐ中、力強く躍動する姿は、強い祈りのよう。行き場のない思いがバレエをとおして昇華されていく。公開さ>>続きを読む

ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

2.5

えっタイムループするのにちゃんと理由あるの…もはやホラー要素なしのSFラブコメディ。個人的には1作目の方が好きだけど、2Uがあって初めて完結するシリーズ構成は良きです!前作に引き続き、主人公ツリーのメ>>続きを読む

マダムのおかしな晩餐会(2016年製作の映画)

3.0

マダム・アンが主人公かと思いきや、おばちゃんメイド・マリアとのガッツリW主演で、二人のマダムの対比が面白おかしい。愛によって自信に満ちた女へ変化していくマリアも素敵だけど、嫉妬深く不器用なアンにとって>>続きを読む

ブレイク・ビーターズ(2014年製作の映画)

2.5

地味な映画だったけど、社会主義に翻弄されながらもブレイクダンスに夢中になった若者たちが東ドイツにいたことは忘れないよ。あと主人公のフランクは、髭剃った方が絶対イケメンなので勿体ない!

人魚姫(2016年製作の映画)

3.5

アジア映画歴代興行収入No.1で一時期話題になっていたけれど…ナンジャコリャーなB級ラブコメディ!もう見ながら一人で大爆笑。お気に入りキャラは、タコ兄。シャンのファーストキッスを超ナチュラルに奪うの好>>続きを読む

ラスト・クリスマス(2019年製作の映画)

2.0

エミリア・クラークは可愛いが、だらしなビッチなケイトのキャラが苦手で何度も途中挫折しながら、ようやく見終わったけど…。王道ラブストーリーを求めて見ていたから、オチは驚きというかショックすぎる。この映画>>続きを読む

続·ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画(2020年製作の映画)

1.0

Amazonで発見した時は、続編作るとか正気か!?と思いながらも、気になって即鑑賞。前作は腹抱えて笑えたけど、今回は内容がタイムリーすぎて全然笑えなかった…。

リザとキツネと恋する死者たち(2014年製作の映画)

3.5

日本愛全開のヘンテコシュールなブラックラブコメディー。昭和の日本人歌手トミー谷の幽霊(悪霊?死神?)がリザの恋する相手を問答無用で切り捨て御免!ハンガリーにはイケメンいないのかと疑わしくなる問題作。ト>>続きを読む

トロールズ(2016年製作の映画)

3.0

メインビジュアルよりトロールズがめちゃくちゃ可愛い。歌って踊ってハグして最高♪そして意外とラブストーリー強め。アングリーバードを見た時も同じように思ったけど、子供向けとは思えない残酷な設定(ベルゲンが>>続きを読む

ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

2.5

ジェイソン・ボーンのシリーズを全く見ていないけど、マット・デイモンは渋カッコいいし、アクション盛りだくさん(カーチェイスシーンすごい迫力!)で結構楽しめた。ただ新章始動とあるように、導入の位置付けなの>>続きを読む

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.0

キービュアルが怖すぎて見ようか迷っていた作品。うん、全然怖くない!グロ耐性ない人にもオススメできる青春ホラームービー。タイムリープを繰り返す(殺される)たびに逞しくなる主人公・ツリー。彼女の成長が物語>>続きを読む

ホワイトハウス・ダウン(2013年製作の映画)

3.5

チャニング・テイタム版ダイ・ハードって感じで面白かった!ホワイトハウスは一瞬で占拠されるし、エア・ジョーダン履いた大統領がロケットランチャーぶちかますぞ。テロに巻き込まれるのは御免だけど、ホワイトハウ>>続きを読む

トワイライト〜初恋〜(2008年製作の映画)

2.5

私もまたテネットからロバート・パティンソン目当てで流れてきた者です。ヴァンパイアと恋(笑)だったけど、ついに見る日が来るとは…。案の定ときめかず。つまらないわけではないけど、年かしら。ヴァンパイア一族>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.5

美しい回文を眺めているような映画。運命が交差する瞬間、今まで知っていた世界が瓦解して、誰も見たことのない世界が広がる興奮に、ただ身を任せるだけ。順行と逆行する時間を同時に映像で表現しようとすること自体>>続きを読む

マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

3.5

相変わらず母親に対するリアルな怒りのエネルギーに当てられて苦しいし、マットの想いも純愛を超えて支配的な感じでやや怖い。ただ気のおけない仲間たちとの交流が映画全体の明度をあげてくれて最後まで安心して見れ>>続きを読む

ショート・ターム(2013年製作の映画)

3.0

心温まるストーリーだけど、精神的にしんどかった。マーカスのラップ、ジェイデンのタコとサメの物語、グレイスの過去も誰かの傷や痛みに寄り添うことって容易くない。それでもショート・タームで過ごした時間が心に>>続きを読む

アンナ・カレーニナ(2012年製作の映画)

3.0

舞台と映画、合体型の演出がシュールで楽しい。目眩く美しい虚飾の世界が孕む儚さが堪らない。それにしてもイギリス人ばかりで全然ロシア感がない。宗教的な要素も薄くて、エンタメとして誰でも楽しめる作品に仕上が>>続きを読む

危険なプロット(2012年製作の映画)

4.5

才能豊かな小悪魔的美少年、クロード・ガルシアの魅力に心奪われちゃダメだー!(自らをシェヘラザードに例えるあざとさが好き)作文と現実が混ざり合って境界が曖昧になっていく演出が、人の生活を覗くことへの罪悪>>続きを読む

ヘラクレス(1997年製作の映画)

3.5

ギリシャ神話好きとしては、嬉しい題材!でも基本的に神様たちは超陽キャだし、個性的なミューズたちの語りも斬新すぎるから世界観についていけない人も多そう。キャラクターの中では一番メグが好きで、今までのプリ>>続きを読む