この映画が何を伝えたいのか、読み取ることができなかった。
言葉は悪いけど、「人を操る」には人が喜ぶことを考えろということ?
それとも、逆境でも諦めるなということ?
うーん。
猫は可愛かったし、魔女>>続きを読む
山田裕貴さんの声が、真っ直ぐで純粋な大にぴったりで、まず引き込まれた。
その後も、大の情熱的な音楽と一緒に、ずっと心臓がドキドキしていた。
見えない音や振動が、様々な線や色になって光って動いて、漫>>続きを読む
ままならない日々と辛い記憶を抱えてきたテルマとルイーズ。
そんな2人の羽目を外す旅は、純粋な開放感たっぷりの爽快な2日間…とはいかなかった。
「何も考えずに観れそう」という予想を大きく裏切られる展開>>続きを読む
オンボロのアパートの中で、誰に見られることもないが、毎日のルーティンが丁寧に進められていく。
その瞬間、確かに彼という存在がそこに生きている。
他人からは汚いと思われてしまっても、トイレ清掃の仕事に>>続きを読む
特攻隊や見送る側の人々の実態や心情が、思いの外リアルに描かれていた。
生きていたら、彼らの未来にどれほどの可能性が広がっていただろう。
特攻隊として死んでいくことを決めたそれぞれの覚悟、誇り、恐怖、>>続きを読む
とんでもない哲学映画を観た。
タイトル通り、観る者に問いかけてくる。
「君たちはどう生きるか?」
映画を観ながら、こんな状況に当てはまりそうなニーチェの格言なかったっけと考えてみたりする。
映画を>>続きを読む
なぜ私は今までSLAMDUNKを知らずに生きてきたのか…
と、感嘆のため息が漏れるくらいに良かった。
かっこいい。みんながとにかくかっこいい。
周りから見れば、いつも余裕で強気に見える人でも、本当は>>続きを読む
「裁かれるのは私じゃない、彼らよ」
家族が全員去ってしまい、幼い頃からたった一人で、湿地の自然の中で生きてきたカイア。
ある青年の殺人容疑で裁判にかけられることになり、陪審員への印象を懸念した弁護>>続きを読む
家族の中でたった一人聞こえるルビーの葛藤も、聞こえない家族の葛藤も、傷口が痛むようにじんじんと滲みてきた。
歌の発表会の日、大好きな歌を歌う娘の晴れやかで自信に満ちた表情や、その歌声で涙を流す観客>>続きを読む
殺人を未然に防ぐシステムを完璧なものにするために殺人が起きるとは、なんたる皮肉。
結局、ジョンのマイノリティ・リポートは存在しなかったけど、「"少数派の声"の価値」を社会に呼びかけているようにも見え>>続きを読む
映画館に観に行こうとしてたけど、行かなくて良かった。
映画館じゃこんなに泣けなかった。
一人で生きてきたような顔して、これまで母親にかけてきた言葉がフラッシュバックして、こんな娘でごめんと思った。>>続きを読む
子を宿した妻が、納棺の仕事を終えた夫に「触らないで、汚らわしい」と言うシーン。
強烈な衝撃だった。
この世に産まれた命は、みないつか終わりを迎えるのに、
いま命を生み出そうとする者が、命の終わりを否>>続きを読む
ママに支配され、依存していたゴードンが、初めての自分のためのパーティーで大喜びするシーンは、ゴードンのそれまでの人生を思って胸がきゅっと苦しくなった。
そんな中で、ハンドのひたむきさが可愛くって癒さ>>続きを読む
「あなたにはできない」と言われることが、どれほど悲しいか。
それが親しい人であればあるほど、自分が傷つくことを心配するあまりに出た言葉であっても、ぐさりと刺さる。
バーチャルの世界に虚像の自分を作り>>続きを読む
印象的なのは、戦争の始まりを告げる重要なスピーチを無事に終えて、晴れやかに誇らしげに民衆に手を振るバーティを見つめる、ライオネルの表情。
王といえど、1人の人間。
バーティ自身がようやく心の壁を乗り>>続きを読む
想像通りの結末だけど、登場人物がみんな自由で、あっけらかんとしてて良い。
大事なのは一歩踏み出す勇気と、自分の気持ちに正直でいることで、
それがあれば、幸せって案外簡単に手に入るものなのかもね、と思>>続きを読む
愛というのは複雑で、よく分からない。
誰かのためにしたことが、相手にとっては悲しい結果になることもある。
赤ちゃんが生きていて、抱き上げるとその重みと温かさを感じられる。
罪を犯した事実を消し去るこ>>続きを読む
キキがジジの言葉がわからなくなる場面はとても切なくて寂しくて不安になる。
でも、大人になって失うものもあるけど、たしかに成長して多くのものを得ていくキキの姿が、大人になるって悪くないと思わせてくれる気>>続きを読む
それぞれの正しさと間違いがぶつかり合って、相手を良い方向へ導くこともあれば、傷つけてしまってハッとすることもある。
ああ、そうそう、人と関わり合うことの良さってこういうことだよな、
って、このご時世>>続きを読む
先日のドライブ・マイ・カーに引き続き、またドライブ映画。
ドライブ行きたいのかな…笑
誰もが憧れるようなチャンスが転がってきても、自分の夢を見失わない若い女性のブレないかっこよさ。
街ではヨソモ>>続きを読む
故郷の広島が舞台と聞いて、映画館に吸い寄せられた。
率直な感想としては、この映画が問いかけてくるものを自分の中に落とし込むには、もう少し時間がかかるかもしれない、ということ。
役者によって使う言語>>続きを読む
短い作品だけど、分かりやすくメッセージ性があって、最後はしっかり感動する。
北京オリンピック開催中で、いろんな選手の奮闘が鮮やかに思い出せるから余計にかも…
努力が必ず報われるわけでもないし、過去の>>続きを読む
観光地もたくさんある小樽だけど、広がるのはどこまでも白く雪深い、何の変哲もない日常の小樽。
そんな中で、煌めく運河の上で再会するってことは、やっぱり二人にとってその再会は特別なものだったんだろう。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
男子高校生そのままの幼いノリは、成仏できずにあの頃のままで時が止まったヨシオに合わせてるのかなぁ…なんて、
ちょっと無理してるおっさんたちのその優しさ胸が痛むよ、と思って観てたけど、
そうしなきゃいら>>続きを読む
キムタクはどこまでいってもキムタクだけど、やっぱり不思議と惹きつけられる魅力があると思う。
なんとなくこの人怪しいよなあって読めてしまって、
ミステリー映画としては、あっと驚くような展開はないけど、>>続きを読む
理論が成り立ってるのかも分からないほど難しいけど、
その考察を巡らして見終わった後まで楽しむのが、ノーラン作品の醍醐味だよなあ、と改めて。
この映画を観る上で向き合わなければならないのは、
単なる>>続きを読む
ずっと、自然破壊だけがこの映画のテーマだと思っていた。
自然の底知れなさが「神」や「呪い」として表されていて、
人間の業はこんなにも深いのに浅はかで、到底太刀打ちできないと。
でも今日、終戦記>>続きを読む
前半はおふざけ満載で、映画館で普通に笑った。
映画館って、そりゃ静かに観るのが良いし正解なんだけど、
こんな笑えるシーンに出会ったときは、ニューシネマパラダイスみたいに、みんなで感情大放出で観るのも>>続きを読む
イギリスのロックバンド「クイーン」のボーカル、フレディ・マーキュリー。
欲望に忠実な人だったのかな。
そのぶん、周りが見えなくなってしまって、孤独に苛まれるけど、
最後はかけがえのない仲間や家族の存>>続きを読む
こんなに美しい友情があるだろうか。
純粋に互いの価値を認め、痛みを受け止める。
あまりに崇高だ。
少し困難なバックグラウンドを持つ子どもたちは、妙に大人びていたり、時折剥き出しになる感情がやけに幼か>>続きを読む
目をボタンと交換するって、子どもの時に観たらトラウマになりそうな話。
なんなら序盤の、コララインが古井戸を探すシーンの音楽から天気の描写から、
暗い嵐の日にごうごう鳴る高速道路の高架下をひとりで歩いて>>続きを読む
説明は最初の数行だけ。
頭の中はわからなくて、登場人物から発せられるものが全て。
病室で薄ら笑いを浮かべる兄、
天真爛漫と策士の狭間にいる妹、
ありとあらゆる行動がシュールで、共感はできない。理解も>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
何気に初ひとり映画館。
調布が舞台と知ってから、調布の映画館に呼ばれているような気がして。笑
恋に落ちていく2人の会話は正直全然共感できなくて面白くなかったんだけど、
はたから見た時のつまんなさも「>>続きを読む
映画館で観なくて良かった。
あんな大スクリーンで観たら心臓が止まってしまいそうなくらい、後半は展開が読めなくてずっと息が詰まりそうだった。
印象に残ったのは「雨」と「臭い」の描写。
激しい雨はうね>>続きを読む
2人のピンチを救ったのは、自分自身の想像力と、これまで助けてきた人々だった。
人に対する良い行いは必ず返ってくる。
いろんなことがある世の中で、もしかしたらこの考え方さえ妄想なのかもしれないけれど、>>続きを読む