余熱さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

余熱

余熱

映画(1501)
ドラマ(10)
アニメ(0)

ショコラの魔法(2021年製作の映画)

3.0

学校の怪談系ファンタジーホラー。チョコの魔法がパッとしない。舞台装置でファンタジー感出すだけじゃなくて魔法の能力も見せて欲しかった。続編待ってます。

映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ(2021年製作の映画)

3.5

優しい世界でホッコリ。説明しないでも良いところを言わないで悟らせてくれるの良い。すみっしー。

Cosmetic DNA(2020年製作の映画)

3.9

前時代的という指摘が多いけど大味にやってくれた方がテーマがハッキリとして面白い。編集能力で低予算を吹き飛ばすの最高。ドラッギーで頭が痛くなるような映像の連続が大好き。予算を持ったらどんな作品を作るか気>>続きを読む

俗物図鑑(1982年製作の映画)

2.1

さすがにめちゃくちゃすぎる。全くついていけない。これをさらに行き過ぎた表現にすると『レイプゾンビ』になるんだと思った。

おそいひと(2004年製作の映画)

3.3

鉄男みたいだ。低予算で殺人描写が不十分に感じる。殺しているのがあんまり伝わってこない。一番大事なのは障害者は天使でもなんでもなく凶暴な可能性もあるってとこだからねー。普通の人に生まれたかったと聞かれて>>続きを読む

奇談 キダン(2005年製作の映画)

3.8

いやーインフェルノの禍々しさにやられましたよ。ハナレのフィルム映像は逆光の不気味さを最大限映した強烈なものだったら、テンポよく話が進むし後半のぶっ飛び展開にテンションぶち上げモンスターになっちゃったよ>>続きを読む

サンクスギビング(2023年製作の映画)

5.0

イーライ・ロスは信頼できる男。時代と逆行するような白人のパリピ集団が殺される話ではあるのだが、黒人が死人要因ではなく危機管理ができて勇敢な男だったのがアップデートされていて良かった。『ゾンビ』から始ま>>続きを読む

65/シックスティ・ファイブ(2023年製作の映画)

3.4

ラプトル多め。言葉の通じないガキと協力しながら絆を深めるシンプルな話で見やすい。真面目に見る映画ではないけど酒飲みながらとかに向いている。映像がしっかりハリウッドで満足。

ほつれる(2023年製作の映画)

3.8

相手方の奥さんと会話するシーンで相手の顔を見せないの恐ろしい。旦那の敬語でネチネチ攻(責)めるの強い。旦那の演技自然で怖すぎる。この監督は逆質問でカップルがお互いに責めあって喧嘩させるの好きだよね。喧>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.1

繰り返し続けてるのにちょっとずつ平山の人となりがわかって好きになっていく。平穏な日常が別世界の刺客によって歪まされる緊張感があって面白い。時間があっという間だった。

ファースト・カウ(2019年製作の映画)

4.0

気だるいスタートで1時間じっくり見せる勇気がすごい。泥棒を始めてから常にバレるかもしれない緊張感が走っていて面白い。順番抜かされた男がオチで出てきて踏ん切りのつかなさが影響したのかな。ライカートは自然>>続きを読む

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

主人公がみんなから嫌われていることを示してから、こいつ実はヤベェヤバすぎる!というのをこれでもかと見せてくる。ベッドシーンいちばん怖かった。観客も登場人物もコイツ言ってるの嘘なんじゃないか?と思う構造>>続きを読む

カンダハル 突破せよ(2023年製作の映画)

3.8

話が動き始めてから面白い。4つの勢力の攻めあっていて逃走劇に緊張感と展開を与えているのが良い。バイクはなぜか強そうに見える。砂漠だけなのに画が面白い。カットも多く割ってくれて見応えがある。

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

-

本作のあらすじは「中年男性が母親の元に帰る」それだけだ。ロードムービーであるにもかかわらず前に進もうとすると後退する。ボーが進んでもどんどん状況を悪化させてしまう。ボーは生きているだけで迷惑だと言われ>>続きを読む

夢のチョコレート工場(1971年製作の映画)

3.8

ティム・バートンのより好きかも。セットが夢の世界で眼福物だった。ふわふわドリンクとか夢を見させてくれる。ウンパルンパのダンスは全作品いい。ウォンカの人間性がいまいち見えてこないのは残念。

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.0

チョコが通貨より高い価値を持っているファンタジーな世界。食べるとふわふわ浮いてしまうチョコの場面など『夢のチョコレート工場』をオマージュしたシーンが多い。伏線や貧困からの逆襲を丁寧にやっていてよく出来>>続きを読む

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.8

さよが若い女は惚れやすくて恨みっぽい典型的なキャラで暴れ回る様子は四谷怪談みたいで良かった。

恐解釈 桃太郎(2023年製作の映画)

2.0

やたらと尺を伸ばそうと頑張ってる。ゴア描写じゃなくて恐怖描写を丁寧にやって欲しい。僕はこれをホラーと認めない。桃ちゃん可愛すぎるから許したる。

JOURNEY(2023年製作の映画)

3.5

打ちっぱなしの建物の壁を宇宙船に見立てるところが良かった。いま住んでいる世界は宇宙の一部だということを実感させてくれる映画だった。難解だけど完全に理解する必要はないと思う。

非常宣言(2020年製作の映画)

3.7

正義感と生きるためにセコいことするやつが出てくるthe韓国映画。テンポよくて手に汗握る良作。

探偵マリコの生涯で一番悲惨な日(2023年製作の映画)

2.5

悪い意味で予測不能だな。伊藤沙莉かわいいね。映画じゃなくてドラマの方が良かったんじゃない?

渇水(2023年製作の映画)

2.9

「水臭い」
主人公に疑問を投げかけて観客側にも問うのだけど説明口調で説教臭い。貧困の残酷さを表現したい割に登場する人全員が小綺麗で説得力にかける。貧困を描く上で胸糞なシーンがないと深刻さに欠ける。水は
>>続きを読む

スラムドッグス(2023年製作の映画)

4.1

みんなは「DOES THE DOG DIE」というサイトは知ってる?これは映画の中で犬が死ぬか死なないかを教えてくれるサイト。世の中には犬の生死が不安で映画を見れない人もいるらしい。そのくらいみんなか>>続きを読む

コーポ・ア・コーポ(2023年製作の映画)

4.0

世間から外れた人間を丁寧に見せてくれて良い。良いところも悪いところも。性の生きる術としての良い面を教えてくれる。

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

-

とにかくラッセル・クロウが良かった。初めて応援上映見たけど盛り上がりがみんなで共有できるのって最高なことだ。

ヒッチハイク(2023年製作の映画)

3.1

気持ち悪さの再現はできてたと思う。とにかく川崎麻世がいい。このシリーズは続けていってほしい。

パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー(2023年製作の映画)

3.5

X-Menやベスト・キッド、スターウォーズなどのパロディが良かった。敵の目的がよくわからないのが残念。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.6

ゴジラが暴れて人をどんどん殺してくれてコレだよコレ!もなった。男は結婚すべき!みたいな男性像の押し付けがキモすぎ。

白石晃士の決して送ってこないで下さい(2023年製作の映画)

3.5

カラメ固め多め!かいばしらの演技がとても良かった。見た目も発声や言い訳の言い方背中の曲がり具合が若葉竜也だった。ヒトコワ?と思わせておいて人間よりも幽霊が怖いに決まってるという意思が伝わって来て良かっ>>続きを読む

劇場版 シルバニアファミリー フレアからのおくりもの(2023年製作の映画)

3.6

赤ちゃんの歌かわいすぎ。シベリアンハスキーのお兄さんかっこよかった。帽子をゆずるフレア優しすぎる。

おーい!どんちゃん(2021年製作の映画)

4.7

人生ゲームで始まり終わらせるのが天才的。笑わせるところをしっかり笑わせてくれる。母が帰ってきて攻めるところを「もうおわったから」で済ませるの痺れた。

冬の旅(1985年製作の映画)

4.0

女性ホームレスが仕事をしたくないと放浪して死ぬ話。本人の感情は一切教えてくれない。働かない生活の方が大変そうに見えて働きたくない自分が見ていると押しつぶされそうになった。

(2023年製作の映画)

3.7

LGBTだの言ってポリコレマシマシで映画作ってっけど、西島秀俊と遠藤憲一のBL見てどう思う?頑張って美しいものに見えるように撮ったけど気持ち悪さ感じないか?というタケシの思いが伝わってきた気がする。

カムイのうた(2023年製作の映画)

3.5

俳優陣の演技はすばらしい。野次馬が遠目で噂している描写のこだわりが良い。一番最初の北海道の自然の映像詰め合わせセットがあまりにも最悪。結婚できないテルの絶望が伝わってこなくてあまりノレなかったりと感情>>続きを読む