洗練された甘さが微塵も感じられないハードなボンド。ダイナミックな展開の対決もの。定番のテーマ曲のエレキサウンドはやっぱりカッコいい。
相変わらずスケールの大きい困難なミッション。クルマにヘリにと派手なアクション。とんでもない危機のタイムリミットが迫るなか、個人的には、どうもこの世の出来事とは思えない壮大さに、あまりヒリヒリを感じなか>>続きを読む
冒頭のミステリアスな展開から、とんでもない方向へ。なんだか破茶滅茶で変わったB級映画だなぁ。この邦題は言われてみればその通り。バトラーのキャラもなかなかのモノ。
スタローンは随分と歳をとったなぁ。でもランボーの血は怒りに煮えたぎっているのだ。ラストは壮絶。
遭難、雪崩、足元の陥落、垂直の壁と果てしなく深い山底、人間の本性、救出までに限られた時間。真冬の山岳スリラー。でも個人的には内容の深みを今ひとつ感じられなかったなぁ。
どんどん引き込まれてしまう。事実に基づくストーリーなだけに怖いのだ。しかし、よくやったなぁ。
暗殺者であり、愛する娘を悪から決死で守ろうとする母親という設定でのジェニファー・ロペスの身体的そして内面的な迫真の演技とアクションは素晴らしい。派手なアクション満載の前半と、母親として娘と向き合う後半>>続きを読む
壮大で斬新な設定にびっくり。宇宙と地上の二面で進む展開もスリルがあって面白い。でも壮大すぎたのか、案外アッサリ系かなぁ。
深みはさほど感じられないものの、テンポの良い展開に釘づけとなるエマージェンシー・テロスリラー。コスナーのクールな演技は迫真。さすが。
ホワイトハウス占領モノはハラハラドキドキがたまらん。この映画も一体どういう結末になるんだろうとハラハラだったのだが・・。途中までは良かったのだが、う〜ん、ラストがなぁ・・・。CGも少しチャチかなぁ。比>>続きを読む
マイク・バーニングシリーズ第一作。第ニ作を上回る面白さ。冒頭の唖然とさせられるトンデモ展開からラストまで休みなく続く緊張感に、手に汗握りっぱなしだ。モーガン・フリードマンの重厚感も良いが、敵役の俳優が>>続きを読む
こういう人にスポットを当て、素晴らしい伝記映画を残してくれたジョン・フォードに改めて感謝。
タフガイ・マイクにとんでもない災難が。今回も手に汗に切る展開にハラハラドキドキ。冒頭の襲撃シーンから、最新鋭兵器がガンガン出てくるかと思ったら、割とオーソドックスな戦いだった。とは言え、モーガン・フリ>>続きを読む
南軍の捕虜を取り込んで、アパッチ討伐に向かう北軍少佐の葛藤と苦悩を交えたリーダーシップ。個性の全く異なるチャールトン・ヘストンとリチャード・ハリスの絡みが素晴らしい。人間ドラマとアクションのバランスも>>続きを読む
前代未聞のハチャメチャ設定にびっくり!ヒーローのとんでもないスーパーマン的タフガイぶりに、そんなバカな!と思いつつも、あまりの面白さに、そんなことはどうでも良くなってしまうのだ。あぁ、ジェラルド・バト>>続きを読む
画像がものすごく綺麗で、ミサイル戦闘シーンは迫力。面白いのだが、それにしても、ロシアの国防ってこんなに緩いのかなぁ。ラストもびっくり仰天。ロシアの大統領がアメリカの大統領に見えてしまったのだ。
ベストセラーになるプロセスが自分にはどうもしっくりこなくて、今ひとつ説得力を感じないなぁ。マイケル・ケインの素晴らしい演技が空回りしているような。でもラストは素晴らしい。
シリーズ最高傑作ではないだろうか。闘うシーンのアングルも斬新でカーアクションも秀悦。特にラストに向かう攻防は凄まじいの一言。全編に渡って止まらぬ緊張感と延々と続く闘いに体が強張ってしまう中、これまでマ>>続きを読む
謎解きとドンデン返してんこ盛りのエマージェンシーミステリースリラー。歴史を絡めながらもわかりやすいストーリーで冒頭からラストまでノンストップで駆けめぐる。トム・ハンスは観ていて安心感があって楽だなぁ。>>続きを読む
一つの事件にそれぞれ異なる証言。人間のエゴに対するメッセージなのだろうか。簡単そうで難解。
これぞクロサワ!「乱」を彷彿とさせる壮大なスケール。疑心暗鬼、葛藤、狂気。権力者を意のままに操り、翻弄する奥方は怖い。蜘蛛巣城という不気味さの中、追い込まれてゆく三船の熱演は凄まじくも素晴らしい。まさ>>続きを読む
ようやく観た。個人的には西部劇的クロサワ映画。身を乗り出す様な展開もなく、若干中だるみを感じてしまったが、ラストは爽快。クロサワ映画での千秋実は相変わらずイイ味出しているなぁ。
久しぶりのリーアム・ニーソン。ユニークで過酷な恐怖の状況設定。かなり荒っぽい展開だが、ニーソンの魅力がカバーしてくれるのだ。それにしても、身が凍りそうだ。
二度目の鑑賞。あぁ、あらためて心洗われる名作だなぁ。苦悩の果てに生きている自分の使命を見出して、自分は生きているのだ、という自覚と生なるエネルギーが満ち溢れてくる志村喬の表情に、この名優の凄みを感じな>>続きを読む
残る一本だった49作目をやっと観た。基本、第25作目プラスアルファの内容。やっぱり寅さんはいいなぁ。寅さんの姿に寂しさを感じつつも、やっぱり寅さんはこうでなきゃ、と個人的に納得(というよりも一安心?)>>続きを読む
奪われた自分の拳銃で殺人を犯した犯人に辿り着こうと焦燥し苦悶する刑事を三船が熱演。タッグを組むベテラン刑事役の志村喬が素晴らしい。重厚。
田舎から東京に住む息子と娘のところに遊びに来た老いた両親と、彼らを持て余して、微妙に冷たく迷惑そうな子供達。子供達への遠慮から泊まる場所にも逡巡する両親の居心地の悪そうな、そこはなとない寂しさ。老いた>>続きを読む
穏やかな家族と気の置けない友人との関係の中で、娘を嫁に出す父親の寂しさを笠智衆が淡々とさりげなく全身で演じる。味があるなぁ。何とも後味が良いのだ。昭和三十年代の街並み、できて間もない団地、チャブ台が中>>続きを読む
高度成長に向けて動き出す昭和30年代初期の家族とご近所。懐しい当時の食卓。テレビもまだ家庭に普及していない時代。暖かい。良い時代だなぁ。ご近所の奥さんたちの小競り合い、定年間近の親父たちの悲喜交々、生>>続きを読む
かなり無理がある展開に感じてしまうが、島の人々の温かみがなかなか良い。エンドロールの中島みゆきの主題歌は、やっぱり素晴らしいなぁ。
生活と仕事、正義と悪の線引きの中で、鬱屈で今にも爆発しそうな国境警備隊の男を演じるニコルソンの演技力に感嘆。
ヘプバーンとアステアの華やかで美しく、鮮やかで明るいアメリカン・ミュージカル・エンターテインメント。ヘプバーンの輝かんばかりの美しさが際立ってるなぁ。特に冒頭の書店シーンでのヘプバーンは本当に美しい。>>続きを読む
ナチス占領下のフランス。レジスタンスの暗躍と苦難が、クールに淡々と、じっくり描かれる。派手な展開も英雄もない。このリアリティ。これはフィクションなのか、ノンフィクションなのか。寒々しいフランスの街並み>>続きを読む
どちらかと言うと、チャーリー・シーンを中心に添えた展開だか、イーストウッドとの役割バランスが絶妙な、スケールの大きいハチャメチャアクション・エンターテインメント。ほとんど無駄を感じない展開で、チャーリ>>続きを読む