kyさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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フルスロットル(2013年製作の映画)

3.4

フリースタイルアクションと、ポール・ウォーカー見たさに。

ストーリーは単純明快かと思いきや、最後に一捻り。

何でも、“排除”から良い方向には進まないということ。

リノのパルクールアクションは見て
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殿、利息でござる!(2016年製作の映画)

3.5

現在広まりつつある、“信用経済”
損得勘定とは次元の違う経済のヒントがここに。

タイトルとジャケットで損してる感。

東北の人が温かいのは昔かららしい。

トップが良ければ、民も動く。

どうすれば
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.9

二時間あっという間に感じた映画は久々。

普通じゃない人間が、世界に普通の暮らしを与えてくれた。

超トップシークレット、
“エニグマ”

実は初めから結末がわかっていた戦争があった。
簡潔に言えば“
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ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

3.7

もはや説明不要のアメリカンコメディ。

大勢で見たら、間違いなく面白い映画。

“独身パーティ”のために、いざラスベガスへ!

意外にも、謎解き要素が豊富だったことに驚いた。

トラのくだりは吹いた。
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サムサッカー(2005年製作の映画)

3.4

パッケージから予想したストーリーとは違った。

キアヌ・リーブスの存在感。

答えなんて分からないのだから、曖昧に生きるってのも良い。

ただ、自分で考えて悩んで、選択する事が大事だ。
一個前に見た、
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ミスター・ノーバディ(2009年製作の映画)

3.3

かなり集中力がいる映画。
2時間におさめて欲しかった。

いわゆる、“時間軸”をズラしまくるパラレルストーリー。

最大の選択をした9歳の男の子。
母親について行った未来。
父親と残った未来。

人生
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にがくてあまい(2016年製作の映画)

3.6

Amazon prime videoで偶然見つけて気になっていた。

一日に何作も見る時に、休憩がてら挟みたくなる映画。

林遣都の演技が好きな前提ありきだが、予想以上に良かった。
96分でサクッと気
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しあわせはどこにある(2014年製作の映画)

3.5

お金があれば不幸を減らせるけれど、それが“幸せ”とは限らない。

不幸を避けるのが、幸福の道ではない。

“豊かになればなるほど、精神科医が必要となる”という台詞にハッとした。
まさに日本にも通じるこ
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ロード・オブ・ドッグタウン(2005年製作の映画)

3.7

“文化”は、やがて“ビジネス”へと変貌する。

しかし、バラバラだった各々も、終局的には“家族”の元へと戻る。

ストリートスポーツ?の先駆けとも言えるスケボー。

彼らが乗っていたのは、いわゆる「ペ
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.1

“ミレニアル世代”の男のロマンが存分に味わえる映画だった。

これぞ、エンターテイメント!
ニヤニヤが止まらなかった。

前作が予想外にヒットしまくったキングスマン。
細かいことは気にしない振り切り方
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チチを撮りに(2012年製作の映画)

3.5

「湯を沸かす〜」が大好きで、監督の過去作が気になり鑑賞。

まだ開花しきっていない感動もまた良かった。

随所に見られるブラックユーモアは、監督特有なのか。
それも葬式関係に多い。

“女は強い”の反
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箱入り息子の恋(2013年製作の映画)

3.4

“こじらせ30代役”代表の星野源。
今回もさすがだった。

あれをイケメンが演じていたら、ただの変態で終わっていた。

最後は愛が爆発して、思ってもみない方向へ行ってしまって、突然ジャンルが変わったか
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キャロル(2015年製作の映画)

3.5

ルーニー・マーラの“個性”が溢れ出ていた。

「ドラゴンタトゥーの女」を見てからの今作だったので、本来の彼女のイメージはこちらが正しいのかも。

綺麗で繊細で、台詞なしの“顔で演技する”シーンが多かっ
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タイヨウのうた(2006年製作の映画)

3.3

YUIの“ぶっきらぼう”な演技が、逆にキャラとして成り立っていた。

久しぶりに彼女の歌声を聞いたけれど、やっぱり唯一無二の存在だったって思える。
引き寄せられる何かが込められている。

相手役に塚本
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間奏曲はパリで(2013年製作の映画)

3.4

長年の信頼関係からなる夫婦愛。
他人同士だけど、時間によって他人以上の存在となる。

“結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私はあなたと結婚したいのです”

CMで流れているけれど、つまりそういう事
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13時間 ベンガジの秘密の兵士(2016年製作の映画)

3.8

勿論トランスフォーマーも好きだけど、マイケル・ベイ監督には今作みたいな“社会派的映画”を、彼ならではの“映像美”で撮ってもらいたい。

敵か味方か判断しづらい状況の中の、緊迫した戦闘シーン。

長年計
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君と100回目の恋(2017年製作の映画)

3.3

こういう“パラレルラブストーリー”系?、都合良すぎだと分かっていても何故か気になって見てしまう。

miwaの演技は色々言われているけれど、まぁ彼女は歌手だからしょうがない。

坂口くんの演技は凄く良
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ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(2014年製作の映画)

3.6

世界一の街“ニューヨーク”の、とある数日の出来事。

テロ事件と対比させて、現実に気づかせる。

本当に大切なことは、家の数だけ存在していて、それを理解できるのもそこに住んでいる人だけで十分。

海外
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

3.5

マフィアの“ファミリー愛”

ゴッドファーザーよりは軽いし、ギャグ要素もチラホラ。

ナレーション付きでテンポも良いが、個人的には長いと感じてしまった。

デ・ニーロが主役でない贅沢さ。

やはり、ド
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さいはてにて やさしい香りと待ちながら(2014年製作の映画)

3.5

細かいことは抜きにして、こういう雰囲気の映画が凄く好き。

平等な時間だけど、ゆっくり流れている気がして得した気分になる。

孤独な人間は惹かれ合う。

ありさ役の彼女の将来が楽しみ。

能登半島は是
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ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

3.4

音楽で表現できる人が羨ましい。

ジョンカーニー作品を見ると、必ずサントラが欲しくなる。
彼の映画はこれで三作目、この後に“はじまりの歌”が作られた。

三作とも音楽中心だけど、それぞれに込められた“
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ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

3.9

デヴィッド・フィンチャー×スウェーデンのパッとしない天気が合わさって、終始不穏な雰囲気。

158分と、かなり長めではある。
人物関係も分かりにくい点があるけれど、緊張感に救われて飽きない。

男なら
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くちびるに歌を(2015年製作の映画)

3.6

“爽やか”がよく似合う映画。

五島列島の綺麗な海、温かい人たちに癒された。

「勝手にふるえてろ」でもそうだけれど、渡辺大知の演技力が光ってる。

弟の書いた“僕が生きる意味”。
あの年にして覚悟が
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ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

3.7

“3人の女性の固い絆の物語”

結末までの持って行き方がテンポ良くて、最後まで緊張感保てた。

予想を覆される系が好きなら見るべき。

記憶を飛ばすくらい飲んだことがないから分からないけれど、翌朝目覚
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ローマでアモーレ(2012年製作の映画)

3.4

“人生は満足を知らない”

平凡な毎日が大スターへと変貌した話。
ロベルト・ベニーニ特有の超早口。
彼ならではのキャラが際立っていて良かった。

“ローマ”という舞台一つ切り取っても、これだけの物語が
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紙の月(2014年製作の映画)

3.6

“閉塞感”が生んだ“自由”への幻想。

“お金じゃ自由にはならない”

貨幣経済が崩れかけているタイミングに上映した意味とは。

子供の頃から、募金は実際どこに流れているのか、良いお金として使ってもら
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ゾンビランド(2009年製作の映画)

3.7

超B級映画かと思いきや、豪華キャスト出てるし、見終わった後に何故か元気出るし、期待を軽く超えた。
何も考えたくない時、大勢で集まっている時に流しておけば間違いない映画。

ジェシー・アイゼンバーグのあ
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タイピスト!(2012年製作の映画)

3.9

“タイピング”にこれほど心踊るとは思わなかった。

古き良きフランスの雰囲気。
天真爛漫な主人公。
洒落た台詞まわし。

失礼ながら、相手役のルックスが完璧じゃないのもまた良かった。

“フランス人の
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ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

3.9

本当にイーストウッド作品には“秀逸”という言葉がよく合う。

彼の代表作をようやく見たわけだが、今作も繊細で切なくて、複雑な心情をこれでもかと訴える内容だった。

主役3人の演技も、ストーリー展開もベ
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キセキ あの日のソビト(2017年製作の映画)

3.6

GReeeeN世代ど真ん中の自分は見なければと、変な使命感から見たわけだが、予想以上に良かった。

彼らを有名にしたのは、紛れもなく兄であって、言葉の通り“縁の下の力持ち”になれたんだと思う。
プロデ
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.6

“忘却の果て”に見た、真実の愛とは?

SFラブストーリーと言ったらいいのか。

とにかく伏線だらけだし、時間軸ズレまくるし、前半だけの感想ならば“時間返せ”と思ってしまう。

この映画は最後まで見て
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ゼロ・ダーク・サーティ(2012年製作の映画)

3.9

ビン・ラディンを追い詰めた1人の女性の話。
これって本当に実話?と疑ってしまう。

アメリカ自ら“真実”を伝える。
まるで過去の過ち(イラクの大量破壊兵器関連)を帳消しにするかのように。

でも、それ
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ディス/コネクト(2012年製作の映画)

3.8

ネットで繋がることで“孤独”は解消できる。
しかし、間違った繋がり方をすると、人生が狂う。
それほどまでにネットには強烈な影響力がある。
だからこそ、全世界に広まり、今や“インフラ”と化した。

“最
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新しい靴を買わなくちゃ(2012年製作の映画)

3.6

あの絶妙な距離感が“大人な恋”だった。

パリの風景は、どこを切り取っても絵になる。
死ぬまでにもう一度行きたい場所。

さすが、岩井修二監督が絡んでるから、光の使い方が繊細で、綺麗で切なかった。
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ミッドナイト・ラン(1988年製作の映画)

3.8

気軽に見れる“クライム・ロードムービー”。

最高の相棒とは、最悪のタイミングに出会う者だ。

もっと敷居が高い映画かと思っていたら、犯罪しまくりだし、コメディタッチだしで、良い方に裏切られた。

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笑う招き猫(2017年製作の映画)

3.4

これ見たら尚更思った。
清水富美加もったいないなぁ、と。


序盤、松井玲奈の演技に違和感覚えたけれど、慣れるとそうでもなくなったし、ストーリーも終盤引き込まれた。

どうしても「火花」と比較してしま
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