ショウジさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.3

主人公がやっっっっと自分の人生を生きられるようになって良かった。

『エール!』同様に娘を無料の通訳者として縛り付ける両親にイライラさせられた。「娘がろうじゃないとわかってショックだった」とかいくら家
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この街で生きた(年製作の映画)

3.3

百恵の無自覚ながらも圧倒的に主人公な感じがちょっと苦手。
送別会で先輩・同僚たちを撮った映像も5年間暮らした町田を撮った映像も良いんだけれど、観客にエモさを感じさせることを意識して作っているような意図
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アナムネーシス(2022年製作の映画)

3.4

ちょっと良い話ではあるんだけれど、聴覚障害者をトレンド的に取り入れている感じを受けてしまった。

ストーリーの別次元っていうのはどういう…?
あのシーン、回想だと思って観てた…

愛♡コンタクト〜宇宙との交信〜(2023年製作の映画)

3.5

潔い短さ。シンプルで可愛らしい短編。
主役の女の子、衣装、美術、色合いにこだわりを感じた。
この監督で15分くらいの尺の作品を観てみたい。

LOOK AT ME(2022年製作の映画)

3.4

腐れ縁みたいな終わり方…
前半のドラムとタップダンスがバトってるシーンは面白かったので、後半を詰めればもう少し良い作品に出来た気がする。

I SCREAM FEVER(2023年製作の映画)

2.5

出てくる女性ひとりひとりが別方向に個性的なのは良かった。

映像作品ではあるけれど短編映画という感じではない。CMとかMVっぽい。11分という短さの中に同じシーンの繰り返しを何回も入れられるのはキツか
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バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

3.9

奇しくも『セントラル・ステーション』と性別逆みたいな作品を観た。
どちらの作品も、ひょんなきっかけで出会った子どもと大人が苦難に立ち向かう姿に心打たれる。どちらも鑑賞後に清々しい気持ちになった。

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セントラル・ステーション(1998年製作の映画)

4.0

ラストに泣いた…
非情で意地悪な人間になってしまったドーラが少年・ジョズエと行動することで温かさを取り戻していく様子にグッときた。ジョズエも意地っ張りなところがほぐれて賢く優しい少年になっていくのがと
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真夜中のカーボーイ(1969年製作の映画)

3.5

ラッツォがひたすら可哀想だった。
元気なうちにやりたいことをやっておこうという説得力があるラスト…

ジョーのキャラクターはあまり好きじゃなかった。

砂の女(1964年製作の映画)

3.4

いやな村……


学生時代に教授の所蔵DVDを観る会的なやつがあり、一度参加した時に上映されていて『ミツバチのささやき』は好みだったので、本作が上映された際も参加したのだが、本作は最初の20分くらいを
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マルタのやさしい刺繍(2006年製作の映画)

3.7

田舎特有の閉塞感と保守的な住民たちにはムカムカしたけれど
主役のおばあさん4人にスカッとさせてもらった。
私の将来のお手本が増えました。

波紋(2023年製作の映画)

3.7

光石研演ずる夫に対して「早く死ねばいいのに」とムカムカしながら観ていたら、木野花演ずる掃除のおばちゃんと主人公が仲良くなるあたりから話が軽やかになっていって楽しく観られた。木野花の役めちゃくちゃ好き。>>続きを読む

人狼 JIN-ROH(1999年製作の映画)

3.4

好きな『ももへの手紙』の沖浦啓之監督だったので観てみた。
時代設定とかは好みだったけれど、ストーリーは陰鬱で好みじゃなかった。

マイク・ザ・ウィザード(1988年製作の映画)

3.7

気楽に観られるストップモーションの楽しさが詰まった作品。
マイクの家とチャリが最高だった。
メガネとか名刺がいちいち光るのが可愛い。

トムボーイ(2011年製作の映画)

3.5

姉妹の仲が良いことに救われる映画だった。
ケンカの理由も聞かずにビンタは子育ての上でやってはならないことだと思ったし、その後の行動もなかなか胸糞で、こういう母親が3人も子ども持っちゃうのか…と思った。
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ヴィオレッタ(2011年製作の映画)

3.4

ヴィオレッタの母親が最恐の毒親で不快指数が高かった。
いくら自分の出生の仕方がアレだからって、娘を好きなようにして良いわけがない…ヴィオレッタもヴィオレッタで、学校に着ていく服くらいは拒否しなよ…と思
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バルフィ!人生に唄えば(2012年製作の映画)

3.4

良い話ではあるんだけどいまいち乗れなかった。インド映画はもっと無茶している方が好き。
シュルティに対して「いいから早く手話を覚えろよ!」と思ってしまった。
どうでもいいけどバルフィは平井堅、シュルティ
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D.I.(2001年製作の映画)

3.4

『天国にちがいない』が好みだったので観てみたのだけれど、シュールさがだいぶ強かった。ほのぼのと物騒さが共存しているのは同じ。最初の方のご近所トラブルのくだりは好きだった。

『天国に〜』でパレスチナ色
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ミシマ:ア・ライフ・イン・フォー・チャプターズ(1985年製作の映画)

3.8

三島由紀夫の少年期〜割腹自殺にいたるまでの人生と、三島作品をオーバーラップさせる作りになっていて面白かった。『金閣寺』と『鏡子の家』のシーンが特に好きだった。美術も素晴らしい。

三島自身が映画出演し
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1999年の夏休み(1988年製作の映画)

3.4

1988年に男の子役を女の子に演じさせるって革新的だったんじゃないかとは思ったけれど、ストーリーはあんまり面白くなかった。
深津絵里が可愛い。

世界で一番美しい少年(2021年製作の映画)

3.5

ビョルン・アンドレセンがやられていることがジャニーズのそれだったし、搾取のされ方がジュディ・ガーランドともダブって見える。父親が誰なのかわからず、母親は自殺、ばあさんはビョルンの気持ちを無視して自分の>>続きを読む

イディオッツ(1998年製作の映画)

3.5

人間の愚かさを凝縮した話。
この生活に満足しているメンバーの気が知れなかったし、特に中心人物のストファーに対しては「そういう生き方してまで生きていたいのか…自分が嫌にならないのか?」と思った。ああいう
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.5

原作未読。
哀しい話だけれど、荒唐無稽なので観た後に引きずらなかった。
そうきたか!という驚きがあり、最終的には泉くんの最強さに救われる。全く後悔のない人もなかなか怖いものがあるけれど…ドラマでは毎回
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老婦人とハト(1998年製作の映画)

3.6

過不足なしなブラックコメディ。
ちっさいおばあちゃんの淡々とした動作が良い。
それにしても食うのに困るのだけは嫌だな…

わたしは金正男を殺してない(2020年製作の映画)

3.8

2人の女性がどういう経緯で事件に関わることになったのかということから、マレーシア・ベトナム・インドネシアと北朝鮮のそれぞれの関係性、マレーシアのお国柄や裁判制度、金正恩が金正男をなぜ殺さなければならな>>続きを読む

ヴィザージュ(2009年製作の映画)

3.6

わけわかんないけど好きだった。
これは役者自身も「何やらされてるんだろ…」と思いながら演じてるシーンが確実にあるはず… ジャン=ピエール・レオがお墓(?)で謎の曲歌ってるシーンとか、後ろの方の手ブラ千
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Hole(1998年製作の映画)

3.5

ミンリャンにしては普通のハッピーエンド。
急にミュージカル挟むところは『西瓜』と似てるので、オチもっと捻ればよかった…!って思って作ったのが『西瓜』なのかもしれない…
本作のようなロマンティックなオチ
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こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

3.5

他者に助けを求める勇気に溢れる人が描かれた作品だった。
大泉洋も良かったけれど、一番印象に残ったのはボランティアメンバーの1人を演じていた渡辺真紀子。『浅田家!』でもそうだったけれど、押し付けがましく
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かつて、ノルマンディーで(2007年製作の映画)

3.5

ルネ・アリオ監督の『私、ピエール・リヴィエールは母と妹と弟を殺害した』で助監督を務めたフィリベールが30年ぶりにロケ地に行くドキュメンタリー。通称『リヴィエール』は撮影する家から小道具から役者まで現地>>続きを読む

フリーダ(2002年製作の映画)

3.5

フリーダの絵画にかける情熱を描いている、というよりは、フリーダと夫の痴話喧嘩を延々と魅せられる感じの映画だった。あと共産主義絡みのいざこざ。政治の描写いる?と思って観ていたら後々の展開のために必要な要>>続きを読む

ぼくの好きな先生(2002年製作の映画)

3.5

ずいぶん子どもっぽい子がいる小学校だなと思って観ていたら幼稚園児から小学6年生まで網羅した学校だった。

生徒たちが喧嘩した時に両者の言い分をちゃんと聞いて、関係を修復させる先生はまさに先生の鑑…人数
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すべての些細な事柄(1996年製作の映画)

3.5

フィリベール監督の精神病院を舞台にしたドキュメンタリーは『アダマン号に乗って』が初めてかと思っていたので、こんな前から撮ってたんだなと思った。
患者さん、スタッフ共に私服なので見分けがつかないのはアダ
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行け、ラペビー!(1988年製作の映画)

3.4

おじいさんになってもあんなほっそい車輪の自転車に乗ってるのがすごい…
自転車に乗ったまま死ぬのが夢って言ってたけど、あれだけ毎日乗ってりゃ叶いそう。

それにしてもフランス人の自転車レースにかける情熱
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動物、動物たち(1994年製作の映画)

3.5

動物園のドキュメンタリーだと思って観始めて
「草食動物と肉食動物が一緒くたに荷台に乗せられてあんな雑に搬送!?」
と思ったら、博物館用の剥製だった。
動物と昆虫を一緒に展示するアイデアが素敵。
動物た
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僕たちの舞台(1998年製作の映画)

3.5

15人で一晩で舞台を作ろうとするドキュメンタリー。
即興で短編を組み立てて行くうちに「俺の役がないじゃないか!役の相談乗ってくれよ!」って言い出すメンバーがいて揉める場面が面白かった。
『アダマン号に
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バケのカムバク(1988年製作の映画)

3.3

クリストフというよりバケが主役。
唐突に日本人青年が出てきて、バケ爺に「登るためのチケット買った?」っていうだるいジョークかまされてた。