ずっと観たいと思っていた本作をようやく鑑賞。前評判通り、ものすごい映画だった。久しぶりに心が震えるような感覚を味わったのは、この作品が日本人のDNAレベルに刻み込まれている、リアルな日常を描いているか>>続きを読む
長年ペアを組んできたタンゴパートナーのドキュメンタリーと言いつつ、これは完全にマリア・ニエベスの生き様を観るための映画だ。タバコをふかしながら、背筋をピンと伸ばして颯爽と歩く姿の格好良いことと言ったら>>続きを読む
40年近く前の作品だということを忘れてしまうくらい、現代にも通じる普遍的なテーマを扱った不朽の名作。前情報なしに、何となく戯曲っぽいストーリーだと思いながら観たら、ブロードウェイで舞台化された戯曲が原>>続きを読む
長年その存在を知ってはいたものの、タイトルのイメージから90年代王道のラブストーリーだと思い込み、いまいち食指が動いていなかった本作をようやく鑑賞。
率直に心に響く名作だった。こんな名作を長年観逃し>>続きを読む
ウディ・アレン監督作9本目。
レビューでの評判はあまり良くないようだが、個人的にはとても好みの作品だった。好みと言い切ってしまうのはモラルが問われる気もするが、あくまでフィクションということで。>>続きを読む
ウディ・アレン監督作6本目。
1920年代のブロードウェイを舞台に、というと敷居が高い印象もあるが、声を出して笑えるシーンの連続!特に往年の大物女優役を演じたダイアン・ウィーストが最高にツボだった。>>続きを読む
公開からずっと観たいと思っていた一本。派手なストーリーではないけれど、何気ない日常が丁寧に描かれている素敵な作品だった。
特に好きだったのは、ごく普通の一日をタイムトラベルでやり直すシーンだ。幸せに>>続きを読む
この映画のキャッチーなテーマは「同性愛者が法的な権利を求めて闘う」ことだったり、「余命が限られた人が残された時間をどう生きるか」ということだったりするのだろうけれど、個人的には主人公ローレルの仕事観に>>続きを読む
タイトルから少女漫画のような内容を想像していたが、思った以上に笑えて泣けて、温かい気持ちになれる良作だった。
幼馴染とのすれ違うラブストーリーというと、アン・ハサウェイ主演の「ワン・デイ」が思い出さ>>続きを読む
子供の頃から彼らの音楽やエピソードに触れる機会は至るところにあって、すっかり知っているつもりになっていたけれど、今回初めて知ったことも多く、ビートルズ初期から中期の歴史を順を追って理解できるとても良い>>続きを読む
原題のIl capitale umanoはHuman Capital、すなわち人的資本を指し、人間が持つ能力を資本として捉えた経済学の概念とのこと。鑑賞後の何とも言えない後味からすると、むしろ人的資本>>続きを読む
主人公ルイーザを演じるエミリア・クラークの弾けんばかりの演技が魅力的で、どうしてもそこに目が行きがちだが、それを静の演技で受け止めるサム・クラフリンもとても素晴らしかった。
障害や介護というテーマを>>続きを読む
Filmarks試写会@アスミックエース試写室。
これまでに何本もナチスやアウシュビッツを扱った映画を観てきたが、こんな切り口は過去に観たことがない。戦場や収容所を直接描かなくとも、十分に残酷な映画>>続きを読む
記念すべき人生初オールナイト上映@ ギンレイ・オールナイト「午前0時のフィルム映写会」。
「ぼくの伯父さんの休暇」「ぼくの伯父さん」に続く3本立て上映。正直2本目まではそれ程ピンとこなかったが、この>>続きを読む