「フロリダ・プロジェクト」の「プロジェクト」とは低所得者向けの住居で、貧困層のために作られた団地のことなのだという。世界中から観光客が集まるディズニーワールドのすぐ近くに、モーテルで暮らす人がいるとい>>続きを読む
不器用でも自由に、自分に正直に生きることの素晴らしさを描いたこのような作品は、手放しで大好きだ。
何と言っても、レイを演じたエル・ファニングが圧巻。これまでは妖精にも小悪魔にも、少女にも大人にもなり>>続きを読む
前作は公開から遅れること2年、自宅の小さなPCで観たので、続編を劇場の大画面で観られるのを楽しみにしていた。前作で度肝を抜かれたアクションシーンや魅力的なキャラクター設定はそのままに、この作品ならでは>>続きを読む
コレクションを発表するデザイナーと言えば、アバンギャルド、エキセントリック、モードなどの形容詞が思い浮かぶが、ドリス・ヴァン・ノッテンは人当たりが柔らかく、穏やかに話すのが印象的な人だった。
コレク>>続きを読む
ストーリー展開やキャラクター設定がぶれていると感じる部分や、蛇足だと思えるエピソードもあったが、トニ・コレットのすさまじい熱演に全てを持って行かれた。
Miss You Alreadyというストーリ>>続きを読む
アキ・カウリスマキ監督作4本目を、初めて劇場で鑑賞。彼の作り出す作品でしか味わえないこの雰囲気がやっぱり好きだ。相変わらず登場人物たちは無表情なのに、優しさが滲み出ている。
前作ル・アーブルの靴みが>>続きを読む
ここ数年、あちこちのミニシアターでかかっていて、ずっと気になっていた本作をようやく鑑賞。
タバコ屋の店主オーギーと作家のポールは、一見全くタイプの異なるキャラクターに思えるが、困っている人を放ってお>>続きを読む
ホドロフスキー監督作初鑑賞。一度その濃密な世界観にはまってしまったら、他の映画では満足できなくなるのではないかと思うほど、前衛的でモダンアートのような作品。鑑賞後もその世界に浸っていたくて、関連動画を>>続きを読む
コリン・ファース繋がりで、キングスマンに続き鑑賞。とても好みの作品だった。デザイナーならではの繊細な感性で切り取られた画面には、無駄なものが一つも映っていない。
社会的な成功を収め、何もかも満ち足り>>続きを読む
劇場公開時に気になっていながらも見逃していた本作を、続編の公開に備えて鑑賞。
イギリスのスパイムービーと言えば007シリーズだが、007のようにイギリスらしいクラシカルな雰囲気で進むと思いきや、ブラ>>続きを読む
トム・フォード監督作初鑑賞。度肝を抜かれるオープニングに何とも言えない居心地の悪さを感じながらも、一気にその世界観に引き込まれた。
現在のスーザンを描きつつ、過去にスーザンと元夫エドワードに起こった>>続きを読む