ユキユキさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ユキユキ

ユキユキ

学生です。完全自己満の感想メモと化してます。夏はヨーロッパ映画を漁ります。

映画(780)
ドラマ(1)

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.9

音楽って何のためにあるんですか?という漠然とした問いを立てられたら、とりあえずコレを観させましょう。
なくても良い。耳を澄ましてその場を楽しむのも良い。だけど音楽があるのと無いのでは世界観は全く変わる
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.8

「体験」によって映像と観客の距離感をグッと縮める。その「体験」がエセ臭くなくリアリティ溢れる「体験」に仕上がってるのは、ノーランさんの映像に対する狂気からか。
残酷なときに映る世界はこんなにも美しいの
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青空娘(1957年製作の映画)

3.6

増村作品のパッケージデザイン、特にフォントが大好きなのですけど、今作のは色合いといいアングルといい特にお気に入り。
というわけで見た目から観てみようと思ったわけですが、ストーリーはまるでディズニー映画
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菊次郎の夏(1999年製作の映画)

4.7

夏の終わりに観るには完璧すぎた。
会話に表れる矛盾のユーモア、芸術的な小僧の夢のシーン、暴力の中に垣間見える優しさ、低俗だけど気品ある日本文化…
北野さんの全てがグッと詰まってる。そしてそんな北野さん
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反撥(1964年製作の映画)

4.2

「狂気」という分野の作品において傑作。
物体と化した彼女の眼からもはや人間らしさは見当たらない。精神が崩れていくにつれて兎の肉は腐敗し、物体となった人が家に増えていく。肉体と狂気の関係性が顕著に描かれ
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ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

3.0

精神が蝕まれていく様が淡々と描かれているが、ひとつひとつが気味悪い。彼女自身が狂い始める様子もそうだが、なにが気味悪いって周りの人間たちが一番気味悪いわ。

パターソン(2016年製作の映画)

4.0

わたしたちはきっとしょうもないことに敏感になり過ぎているのかもしれない。
人生は色んな出来事に振り回されるから面白いし、色んな人と出会って言葉を交わすことによって、目に見えなかった価値を発見できる。あ
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エクソシスト/ディレクターズ・カット版(2000年製作の映画)

4.1

ホラー作品を食わず嫌いして観てきませんでしたが、ホラーこそ「映画」が詰め込まれているのだとやっとこ気付きました。
ストーリー、映像、そして観た後に観客に襲いかかる絶望感。作品と観客の感覚的な距離感まで
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バッド・チューニング(1993年製作の映画)

4.0

「そうして私たちはプールに金魚を、」を拝見してからこの映画を思い出さずにいられなくなった。
バカな仲間とイヤなヤツ、うるさい大人に見えない未来、いつもと同じ毎日。「あー。つまんね。」と誰も口にしないけ
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エル ELLE(2016年製作の映画)

4.2

積み重なる不条理に悶々とするし、出てくるキャラクターが全員痛々しい。観ていて腹立たしくなる。だけど単にそれを「変態」やら「狂気」やらの娯楽的語彙に変換できない。だってそれが本当の「世の中」だし。
この
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スイミング・プール(2003年製作の映画)

3.9

見ると見られるの関係性。主人公の目つきは完璧狂ってる。
虚構の世界で暮らしていた主人公のイっちゃった感覚はもはやホラーなのですが、画としては非常に美しく仕上がってるのが不思議。ひとつひとつが画になって
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タンジェリン(2015年製作の映画)

3.7

アイフォンで撮ったとは思えないほどのスピード感。でもアイフォンで撮るからこそ増す低俗さ。楽曲も監督がサウンドクラウドで探して付けたものなんだね。全ての演出方法がこの作品を説得付けて更に味わい深くさせて>>続きを読む

お早よう(1959年製作の映画)

4.0

恥ずかしながら小津作品は変に構えてしまって未見のものが多い…ということでまずは親しみを持とうと弟・いさむちゃん目当てで鑑賞。
子供のわがままさが大人の関係を狂わせると思いきや、大人の関係もだいぶ子供じ
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カーズ/クロスロード(2017年製作の映画)

3.0

「考えすぎなきゃ上手くいく」当たり前だけど忘れがち。
後半にかけて名言が詰まっている映画でした。思わずグッと来てしまったぜ。
デジタルの対比としてのフロリダとかガソリンっていう喩えも良かった。

君の名は。(2016年製作の映画)

2.5

映画館で2回も観たくせにどちらも途中で寝てしまうという暴挙を冒してしまったリベンジとして家で鑑賞。やっぱり映画館で観るからこそ興奮があるのかな…至って冷静に観てしまった。
どこからがファンタジーでリア
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羅生門(1950年製作の映画)

3.9

原作は読んだことがあったので映像演出を楽しみに観てみたが、原作を更に盛り立てるような演出に出来上がっていて感心してしまった。これが世界のクロサワか…!
とにかく「視点」の転換が面白い。
三人が目配せす
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幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

4.1

と、とんだホラーだなこれは…
出てくる三人のエゴが強くて困惑するわ…結局エゴで出来た幸福なんて、脆くて表層的でしかないが、こういう幸福は意外と日常にありふれてる。
映像内の「幸福」が強調され過ぎてスト
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灼熱/灼熱の太陽(2015年製作の映画)

3.6

日本人には無い歴史と感覚。だけど人間の本能的な部分が描かれていて全く理解できないわけじゃない。
特にレイブシーンからの海のシーンが良かった。「音楽」は自我の葛藤を描き、「海」は覚悟として描かれるのか。
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花様年華(かようねんか)(2000年製作の映画)

4.1

恋は必然だと思うのです。
当の二人が気づかぬだけで初めから恋する環境は出来ている。
それを微細に描くカーウァイ監督の感覚は簡単に真似できるものじゃないな。
数年前に観た時とやっぱり感じるものは変わって
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ビースティ・ボーイズ 撮られっぱなし天国(2006年製作の映画)

4.4

ビースティーボーイズとお客さんの垣根が描かれないところはこの作品の醍醐味だな。音楽はやっぱり皆んなで作り上げるものだと思うのです。
それに今みたいに、観客がスマホ掲げたライブではなく、赴くままに体を動
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他人の顔(1966年製作の映画)

3.8

包帯の隙間からギョロッと光る目が生々しく気持ち悪い。まさに「生き物」としての人間が映し出されてた。
ストーリーは原作を読んだ方が良いかもしれないが、さすが勅使河原さん、意味を持たないショットやカメラの
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フィフティ・シェイズ・ダーカー(2017年製作の映画)

1.5

ロマンポルノの世界観が好きな私にとってこのシリーズは観逃せないですね〜
映し出される映像はラグジュアリーなのにそれに負けないこの安っぽ〜いセックス…でもそこが面白い、というかその雰囲気メインだよね…
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隣人(1952年製作の映画)

4.0

素人が今では簡単に作れてしまいそうな演出だけど、これは完全に芸術作品として成り立っている。
50年代に作られたという時代性や音楽との相関性、ストーリーの起承転結、そしてやはり「動き」のデザインが計算さ
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ピアニスト(2001年製作の映画)

3.3

閉塞感のある毎日から自分を解放したいが故の自傷行為。でもいざ自分を解放しようとしても、結局その毎日から逃れられない憂鬱。痛々しいくらい病的で、見るに耐えない。でもそれを「狂ってる!」と安直に表せないほ>>続きを読む

JUNO/ジュノ(2007年製作の映画)

3.5

妊娠の奮闘記かと思うが本題はもっと違うところにある映画。
親になることが大人になるきっかけかもしれないが、結局誰も大人になんてなれないし、大人になりたい人なんてそもそも居ないんじゃないかな〜

生きる(1952年製作の映画)

4.7

ボロボロ泣いてしまった。
「いや、それはその…」しか言えないような男が、自分に命があると気付いてから彼の中に一種の狂気が生まれ、周りの人は彼の空気に呑まれていく。
ヒーローみたいに世界中に認められる存
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シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア(2014年製作の映画)

4.0

タイカ・ワイティティ監督の作品は初めてだったんだけど、この方ユーモアが最高だね。
割りとエゲツないし一人で観るには勿体無かったなぁ。

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.5

映画館で観れば良かったと後悔。
人間の感覚に勝るものは無い。事実を検証するような物語の展開はいかにもジャーナリズム的で、でもこのジャーナリズムの姿勢こそ古くからの映画の姿勢であるようにも思える。そこを
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ニュースの天才(2003年製作の映画)

2.3

なんでこんな子供染みた人が中立な立場で真偽を裁く記者になったのか分からんな〜それを擁護する人たちもおかしいな〜
仕事でも何でもそうだけど、人柄の良さだけに固執するのはよろしくないね〜

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.6

婚約者の皮肉具合が最高ですね。
どんな時代も美しい部分だけ美化されて、あの頃は良かったなんて言うけど、結局未来に進むしかない。こんなアツいメッセージもユル〜く描くウディ・アレン、流石だなぁ。

ビフォア・アイ・フォール(2017年製作の映画)

3.8

なんとなく観てみたのにも関わらず、号泣してしまうという…
良い日は作るものですね。明日も頑張ります。

マイ・ブラザー(2009年製作の映画)

3.2

題材的にもパッとするものはなく、観終えた後も残るこのモゾモゾ感。終始、居心地が悪い作品だった。
まぁこのモゾモゾはトビーさんの怪演によって作られているといっても過言ではない。だがもう観たくはないな…

忘れられた人々(1950年製作の映画)

4.3

貧困による愛と欲の入り乱れ。
身を削って養うには困るけど人恋しけりゃ求める。ペドロのお母さんが一番皮肉である。
ブニュエル作品特有の太ももショットはやはり最強。下手なヌードより太ももの破壊力を理解して
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軽蔑(1963年製作の映画)

3.4

男性は意外と後を引きずるものであり、その本質をただただ描いた作品。
ゴダールにしてはサクっと観れた。
しかしながらメロドラマチックな音楽の連続性は違和感しかなくて相変わらずゴダールだった。

汚れた血(1986年製作の映画)

4.2

夜の街並みに映える赤、どんな姿も捉える視線、青いガウン、ボウイの”Modern Love”…
初夏に観るカラックス作品は最高であった。

オクジャ okja(2017年製作の映画)

3.9

さすがNetflix。ドラマ性を保ちながら決してエンタメ作品として消費させないところにアッパレです。
ポン・ジュノ監督のドラマ作りの力量は勿論ですけど、ネトフリの自由な作品作りの姿勢が功を成していると
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