jumoさんの映画レビュー・感想・評価 - 35ページ目

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にっぽん昆虫記(1963年製作の映画)

3.7

田舎娘が都会のあつかましいおばさんになるまでの過程がよく分かる映画
下駄が割れるラストシーンかっこよ…
(あと吉村実子があどけないのにしたたかで唐沢と共に騙された、アクセサリ…で丸め込まれたって思った
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ふきげんな過去(2016年製作の映画)

3.9

世の中全部つまんないってぶーたれてる果子と、周りに大人ばっかりだから自分も大人な気がしてる小学生のいとこ、どっちも同じでかわいい!何よりぶすっとした顔もなんて麗しいの二階堂ふみ…
運命が数奇なだけで中
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ロリータ(1962年製作の映画)

3.7

おじさんが若い女の子に遊ばれちゃうのすごい可哀想でなんて不憫なの…挙げ句の果てに愛してたのは得体の知れない他のおじさんだけとか言うし、愛してもない男と家庭作っちゃうしやるせないことこの上なくてハンバー>>続きを読む

永遠の僕たち(2011年製作の映画)

3.8

見終わった後もほんのりした気持ちになるすごくすごくいい映画なんだけど、正直ヒロシの貴女になりたいっていう願望しかなくてごめん…わたしって煩悩の塊…
何より、お涙ちょうだい系嫌いでも安心して観れる余命も
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ラスベガスをやっつけろ(1998年製作の映画)

3.6

このジャケットのジョニーデップ、帽子の下がハゲだなんて誰が想像できようか(しかもスキンヘッドじゃなくて七分ハゲ)
フライ返しでコウモリの幻覚を一生懸命追い払うの馬鹿みたいでかわいいし終始ラリラリだし邦
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Pina ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち(2011年製作の映画)

4.0

ミュージカルみたいにぐっと引き寄せる華やかさはないけど、じんわりゆっくり好きになってく感覚が面白くてコンテンポラリーに興味津々しちゃう!
パッと見ただけでどういう感情のダンスか伝わるのもすごいし、繰り
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オズの魔法使(1939年製作の映画)

3.5

元祖夢オチ映画…
エルファバの不器用な意地悪が終始可愛すぎて、この世にいる職場の意地悪な先輩方のがよっぽど悪い魔女っぽいんじゃないかな

フィリップ、きみを愛してる!(2009年製作の映画)

3.8

彼のためにどんな嘘でもつくジムキャリーと一生騙され続ける細菌兵器のユアンマクレガーが終始微笑ましい
ラブコメと脱出系と詐欺師の映画でありながら実話ベースってところに一番感動…

インセプション(2010年製作の映画)

3.8

わたしは駒が倒れたと信じてる党です
ラストに向けての伏線回収だけで胸熱だったのに、最後の余韻の残し方〜!エンドロールの終わり方〜!
エディットピアフをアラームに設定して朝起きるっていう、インセプション
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サムサッカー(2005年製作の映画)

4.1

不安になったり後悔したり自分は何をやってもうまくいかないと思うことは誰にもあって、それを表出したり他人のを感じ取れるかどうかって問題
ジャスティン寄りの気持ちで見たけども、もっと歳をとったらオードリー
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プリンセスと魔法のキス(2009年製作の映画)

4.0

思春期イケイケな男子が女遊びに飽きた頃合いに結婚するっていうのが一番正解だと思ってるから、ずっと仕事ばっかりだったティアナのベストチョイス感!お見事!
ティアナとシャーロットの友情が眩しすぎて、ウィキ
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ナポレオン・ダイナマイト/バス男(2004年製作の映画)

4.6

久しぶりに見直しても最最最高青春映画…アイダホ州はエモの宝庫だったのか…

スクールカーストの中でもがいてる自我がたまらない!最底辺でも一軍女子とダンスパーティーに行きたいし、生徒会に立候補したいのか
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アマデウス ディレクターズ・カット(2002年製作の映画)

3.7

今でこそ古典派音楽の代表だけど、モーツァルトみたいな天才と同じ時代を生きていたらすごすぎて受け入れられなかったんだろうなあ…しみじみしちゃう

影で貶めつつ善人面してるサリエリが恐ろしいけど、モーツァ
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脳内ニューヨーク(2008年製作の映画)

2.9

これだけのお金と時間と人を使わないと自分のこと客観的に見れなかったのかよ、としか思えなかった…
好きになれそうだっただけに鑑賞後の肩透かし感半端なくて、ちゃんと理解できてないのかなって思って悲しい…も
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サイコ(1960年製作の映画)

3.7

口裏を合わせたかのようにみんなシャワーシーンシャワーシーン言うけど、そんなすごいのかなって疑ってたけどほんと怖かった…ヒロインとシャワーシーンが揃ったら誰も殺せないと心のどこかで思ってたから…一応、念>>続きを読む

永遠の反逆児 ヴィヴィアン・ウエストウッド/ヴィヴィアン・ウエストウッド DO IT YOURSELF!(2011年製作の映画)

3.3

ヴィヴィアンってもっと夏木マリみたいな見るからに尖ってそうなおばあちゃんかと思ったけど、いい意味で予想を裏切られた!かわいい!
マニフェストの公演のぐだぐだゆるさもまた良し

フォーカス(2015年製作の映画)

3.5

ドレス着てないマーゴットロビーが、スポーツウェア着せられちゃったジェニーちゃん人形みたいにちぐはぐでよかった
あとウィルスミスの胸板厚すぎて皮膚のように見える防弾チョッキでした〜てオチかと思ったよね、
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.3

かっこよくてださくてかわいいじゃんか…
冒頭のコーヒーショップのシーンでハニーバニーの背景にトイレを探してるヴィンセントが映ってるとか芸が細かすぎて、DVD買うことは決まった(ついでにシャネルのヴェル
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リトルショップ・オブ・ホラーズ(1986年製作の映画)

4.2

好きになるって分かってたけどやっぱり好きで、ほらねって感じ
オードリーⅡがええ声なところと進行役の3人のコーラスがお気に入り!

アランメンケンが泣けるのはバックにディズニーがいるからかなと思ったけど
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なまいきシャルロット(1985年製作の映画)

4.0

田舎の思春期の焦燥感みたいなのわかるー!!夏休みだからといって無条件に浮かれられないよね!
クララの赤いドレスを着たけどしっくりこなくて、赤いワンピース買ってみるけど酷評で花柄のワンピースに収まっちゃ
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地球が静止する日(2008年製作の映画)

2.5

キアヌリーヴスが3秒に一回郷ひろみに見える病気にかかったかもしれない

人生初の彼氏と破局した原因はクリスマスにこの映画を見たからなんじゃないかなって気がしてきた
面白くもなければアースレイジほどツッ
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ミスター・ノーバディ(2009年製作の映画)

4.4

選択しないことで全ての可能性を残すっていう導入にケーキや女の子を使って分かりやすくかわいくて天才かなって思った
細かい分岐がいくつもあるけど色分けとか柄とかメガネでこんがらがっちゃわない上にかわいいっ
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巴里のアメリカ人(1951年製作の映画)

3.9

クレイジーフォーユー大好きだからガーシュウィンってだけでありがたいって話だけども、御都合主義すぎるラストには涙しちゃった!爆笑!しかもあんなダイヤのジャックみたいな妙ちくりんなジーンケリーで大団円!本>>続きを読む

メニルモンタン 2つの秋と3つの冬(2013年製作の映画)

3.3

わたしは結構人に話す時にきもち1.5倍くらい盛って話しちゃうんだけど、そういうことこの映画では全くしてなくて2週間前にジョギングしてる時にぶつかった女性が窮地にいるところを助けて結ばれて、妊娠して堕ろ>>続きを読む

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

3.4

こんな話だったんだ…
フレンチトースト作るシチュエーションだけで言ったら微笑ましいけど、2人の演技で最後の朝食っていうのがびんびん伝わってきて切ない〜
それにつけてもメリルストリープのふらふらふわふわ
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恋愛睡眠のすすめ(2006年製作の映画)

4.1

ステファンとステファニーこじらせ具合がかわいすぎて無理〜70歳になったら結婚してほしい〜〜ていうかシャルロットゲンズブールはなんでこんなにかわいいんですか〜?
段ボールの夢がかわいいのは言わずもがな、
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リザとキツネと恋する死者たち(2014年製作の映画)

4.0

これはハンガリー版レオンなんじゃないかなってくらいゾルタンの無償の愛に泣ける…いやリザはマチルダの3倍くらいの歳だけどさ…
トミー谷のポスターとか本の装丁とか、外国人が作った日本っぽさみたいな味がいい
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.7

どんな状況になっても前を向いて生きるしかないし一緒にいることだけが正解じゃないっていうか、注意一瞬火事一生超こわい

TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ(2015年製作の映画)

3.9

映画をみていたんだけどミュージカルとしても成立していて、舞台装置や場面転換が眼に浮かぶよう!
バス転落までのシーンだけで高校生活が凝縮されてる感じで、宮藤官九郎は2000年代に学生をやってたのかなって
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ヴィオレッタ(2011年製作の映画)

3.8

アナマリアちゃんの眼光の鋭さもイザベルの強引さもすごく怖かった
いかれた母親と思春期の娘の相性悪すぎて映画の八割が口論でやかましや…唯一の癒しポジションのバアバがいなくなってからは心の安らぎ一切なし…
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砂の器(1974年製作の映画)

3.8

別に会いに行けばいいじゃない〜とか思っちゃったけど、千代吉の「知らねえ!」で涙腺崩壊…ふたりの世界があったのね…失敬!
音楽で、設定で、演技で泣かせにかかるクライマックスが圧倒的で、そりゃ丹波哲郎も男
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欲望という名の電車(1951年製作の映画)

3.5

ブランチが精神的に病んでて、男にだらしなかったり老いに対する恐怖から異様に見た目を気にするところとか真に迫っててゾッとした
自分で思い描くブランチと現実のブランチのギャップを演出や照明でうまく表現して
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40歳の童貞男(2005年製作の映画)

4.3

童貞なのに非童貞ぶっちゃうスティーヴカレルが可愛すぎるし、40歳で童貞ってだけでシリアルキラーだと思われちゃうのも最高だし、童貞って分かった瞬間思い思いのお節介をしちゃう職場全体が愛おしい…
家電量販
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バレエ・シューズ(2007年製作の映画)

3.2

寄せ集めの3姉妹のわがままな様と幸薄な後見人(英国美女)のハッピーエンド見れて幸せ!

だけども巻き巻きな打ち切りくさいラストと超高速エンドロールがツッコまずにはいられない!おいBBC!
(そもそもバ
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サイドウォーク・オブ・ニューヨーク(2001年製作の映画)

3.9

街頭インタビューの後に実態がわかるような構成が面白かった〜性生活に対する個々の捉え方の違いとか、ドヤ顔でイキってたおじさんが愛人に捨てられてボロ雑巾みたいになる様とか、ギラギラの独身貴族のアドバイスで>>続きを読む

スリーピング ビューティー 禁断の悦び(2011年製作の映画)

3.4

隠しカメラつけた回が自殺ってショッキングだけど、根性焼きの方が怖いからまあラッキーだったんじゃないかなって思っちゃう

キキドモンパルナスみたいな下着の美女が沢山いる画が最高だし、俯瞰でBGMがほぼな
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