ユウサクさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

ジェイコブス・ラダー(1990年製作の映画)

3.7

本当に夢を見ているかのような編集とホラー演出、特殊メイクが素晴らしい。ラストの静けさも。

ただ男を誘惑する女性を「悪魔」とし(半分天使とも言ってるけどそこは方便のレベル)精神疾患や身体障害を「地獄」
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テトリス(2023年製作の映画)

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相変わらず日本語の間が軽視されてるな。監修を雇えっつってんだろ。
あとマリオでも使ってたけど日本と洋楽の繋がりってヒーロー以外にないの?

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.4

どれだけ内容が空っぽでも音楽が良ければそれでいいと思って見に行ったけど、なんかそこまで満足させてはくれなかった。数えきれないほど名曲があるのに、適当なぽい劇伴にモチーフを織り交ぜる形の曲が多く残念。も>>続きを読む

カジノ(1995年製作の映画)

3.9

iTunes 4K HDR10
スーパー35mmのリッチな映像を堪能。

冒頭から「ボガーーン!」で爆笑。3時間あるけど流石の編集リズムで一瞬も澱みない。これ系は全員悪人もしくはバカでないと面白くない
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彼女 悪魔(1958年製作の映画)

3.0

メインキャストにアジア人がいて気になったので見てみた。程よくコメディリリーフで白人男女コンビより明らかに地位が下って感じでもなく、人種をいじりまくるわけでもないので20〜30年前の映画よりかえってフラ>>続きを読む

すべてが変わった日(2020年製作の映画)

2.6

ピーターの巻き込み方が嫌い。西部劇のプロット考えたけど先住民族の絡め方が思いつかず、かといって先住民族を無視することはあり得ないので適当にキャラを作って見せ場にも参加させたような雑な作り。本当にリスペ>>続きを読む

カランコエの花(2016年製作の映画)

3.4

「2018年にこれが評価されるのはわかる」という自分と「いやこれはダメだろ……」という自分がいる。
真に迫るものであるかを判断はできないけど諸々の演出に好ましくない作意を感じるのも確か。でも映画として
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ゴーステッド Ghosted(2023年製作の映画)

1.0

ある意味「駄作の最新系」なので見ておいて損はないのかもしれない。つまんない映画の要素がこれでもかと詰まっているので逆に勉強になる。2時間人生を無駄にする覚悟があれば。

割と本気でAI(Appleだか
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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

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『ダークグラス』と『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』に挟まれて公開したわけだけどいやまさかそんな……。

(1974年製作の映画)

4.5

2Kレストア版

怖っっっっわ………………………。怖いです。

たしかに難しいけど戦争の話だということさえわかればなんとなく察せるレベルだとも思う。あとは映像と音楽に身を任せるだけ。唐突なスタートとタ
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

2.5

感想に困る。「時効警察」のユーモアで育った自分にとっては普通に笑えてしまうギャグもあるし、岩松了の口から出てくる下ネタや韓国・北朝鮮をバカにしたようなシーンにはとんでもない不快感を覚える。集合体恐怖症>>続きを読む

名探偵コナン 灰原哀物語 黒鉄のミステリートレイン(2023年製作の映画)

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メインテーマが天国のカウントダウンのやつでアガった。
リマスターしてるフィルム時代のエピソードを上下トリミングでビスタにしてるのはもったいない。

スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号(2015年製作の映画)

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冒頭の4:3かつフィルムルックでの初代再現は面白かった。ミッチーはポーズも様になってるし革が似合う。

ラストの展開を見て「なんで仮面ライダーのレースゲームってないんだろう」と思って調べたら昔にSIM
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AIR/エア(2023年製作の映画)

3.5

史実に基づき白人が作った白人キャストメインの映画なので、「利用する白人と利用される黒人」みたいな構図に陥る危険もあったと思うんだけど、そうはならない絶妙なバランス感覚があった。ジョーダンがどうして本人>>続きを読む

ノートルダム 炎の大聖堂(2022年製作の映画)

2.8

IMAX以外はシネスコなのかと思ってたけど通常館でもビスタだったのであんまり画郭的な違いはないかも。
平日昼なのにかなり入ってた。フィルマークスのMark!はえらい少ないのでユーザー層の違いかな。
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ガール・ピクチャー(2022年製作の映画)

3.8

青春ものの新しい定番作品。「レズビアンの関係を親に認めてもらえるか」みたいな話には当然ならないし”女性アスリート”に関する会話や「まだ肉食べてるの?」というセリフなど、様々な点から今このジャンルの映画>>続きを読む

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.0

4K スタンダードサイズ

一旦設定に乗っかって見てて撮影も照明もいいなーと思ってたけどクライマックスの「作品」という言葉でスンッて引いて見た後よく考えてもやっぱりあんま良くないな……となって終わった
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ショーシャンクの空に 4Kデジタルリマスター版(1994年製作の映画)

3.9

iTunes 4K ドルビービジョン

600円だったので買ってみた。初見。言うまでもなくフィルム撮影なので映像は文句なし。

思ってたよりも渋い映画だった。「予想を裏切る驚きの展開!」とかじゃないし
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.7

冒頭の診療所の描写はよく今これできたなってレベルで酷かったけどその後はめちゃくちゃ笑った。会話にしくじって飛行機でしか見ないめっちゃ小さいウォッカをぐいっと煽り「クソクソクソ!」って感じで壁をぶん殴る>>続きを読む

生きる LIVING(2022年製作の映画)

3.4

1.48:1というスタンダード(1.33:1)よりも若干横に長いアスペクト比は35mmフィルムのサウンドトラック部分まで含めた時のもの。オリジナルに敬意を払いつつサウンドトラック部分が必要ない(そもそ>>続きを読む

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

3.6

お話はそんなにだったけどカットを割り過ぎず、それでいて振り付けにもなってない絶妙なバランスのアクションが楽しかった。冒頭のパラマウントロゴは前作『ゲーム・ナイト』とも通ずる遊び心を感じた。

クリス・
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エスター(2009年製作の映画)

3.2

新作が良いらしいので1作目を見てみた。
色々勘違いしてたけどこの頃は子どもに見える大人を普通に子どもに演じさせてたのか。だとしたら父親を誘惑するシーンとか演技でもやらせたらダメだと思うけど。

ネタが
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片袖の魚(2021年製作の映画)

3.9

theater for allのサイトで無料公開されてたのを見た。モラルに欠ける質問をされるや否やぶくぶくと泡の音が聞こえ始めてほとんど何も聞こえなくなる演出がつらかった。
あんなところでボールもらっ
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暗殺の森(1970年製作の映画)

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4K修復版

すごいのはわかるけど諸手を挙げて「最高!」とも言い難い。思っていた以上に変な映画だった。明らかに笑かそうとしてるシーンとかもあって戸惑う。

ファシズムや同性愛といった設定が舞台装置でし
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ゼイラム(1991年製作の映画)

3.6

冒頭のひたすら惨いことが起こるシーンはシン・仮面ライダーを想像した。モノクロではあるけど編集のテンポとかもかなり近いので参考にしてないとは言い切れないのでは……?見た目は普通の街だけど人っ子一人いない>>続きを読む

マッシブ・タレント(2022年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

小ネタでクスッとはさせられるものの余りに話がつまらなすぎて夢オチ、入れ子構造、メタネタとかで落としてくるのかと思ったら、中盤で「『誘拐』というモチーフで観客の気を引いといて実はイニャリトゥやトリアーの>>続きを読む

女は冷たい嘘をつく(2016年製作の映画)

3.3

「別れる決心」の批評で引き合いに出されていたので見てみた。たしかにミステリー要素もだけど回想と現在のシーンを繋ぐ演出がもろに似ていた。ちょっと剽窃じゃないかと思ってしまうくらい……。「別れる決心」の方>>続きを読む

シュレック3(2007年製作の映画)

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DVD持ってて12〜14歳の時何回も見た。原題の”The Third”って◯◯三世みたいなのとかかってたのか。

・Live and Let Dieのかけ方めっちゃカッコいい。移民の歌とBarracu
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.1

いきなりクライマックスからスタート。大迫力のチェイスからの謎のトラック積み積み壁爆破、遥か崖下に転落したのに無傷のルリ子。目を潰されそうになったその時、崖上に謎の男。

SE「ファンファンファンファン
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オマージュ(2021年製作の映画)

3.7

テーマやメッセージが良いのは当然のこととして、そのうえでの話だけどルックがテレビドラマみたいでちょっと物足りなかった。実際ドキュメンタリーが先にあるらしく手持ち多めなのも含めてNHKのドラマって感じだ>>続きを読む