ザリガーナさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

ザリガーナ

ザリガーナ

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2人のローマ教皇(2019年製作の映画)

4.5

ネトフリ沼に沈んでく…

世界にほぼ共通して、人知を超えた存在、神が共通認識で捉えられるって凄い発明だよな

神聖であったり厳格であった存在が、俗な行動をすることに親近感を覚えるシリーズ

ローマの休
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ロスト・シティZ 失われた黄金都市(2016年製作の映画)

4.1

秘境探検はロマンだ。
今まで信じられていた世界を覆す喜びは何者にも変えがたいことである!

目前での撤退、お手軽勲章を欲しがるプライド豚、無粋な戦争。

探究の火を消そうとする者に争い、ジャングルの奥
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さらば友よ(1968年製作の映画)

4.5

イェー

イェーーー!!

いい男がすれ違うと、友情の火花が迸る!
筋なんてどうでもええんじゃ!
ラストの切れ味の鋭さは永遠!

イノセンス(2004年製作の映画)

4.5

退廃的な世界観たまらんね!
ことわざで会話するカッコよさはアニメならでは。
人と機械の付き合いは、文明が続く限り終わらない。
攻殻機動隊も古びぬ!

風の向こうへ(2018年製作の映画)

3.9

この手の「未完の超大作」にはいつだってロマンを感じる。
完璧主義者の行き着く先が、偶然の芸術というのは面白い。
宮崎駿が専門声優を使わないのと同じことが。
いやそれにしたって複雑な映画ですのん

悪魔とアモルト神父 -現代のエクソシスト-(2017年製作の映画)

3.9

鬼対悪魔の対決!

とは言え映像は地味。
悪魔祓いの様子も見応えがあるとは言い難い。
おぞましかったであろう場面は語りで済まされ、殺害宣告を受けて退くしかないフリードキン。

得る物無く去る姿はフリー
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モンティ・パイソン/ライフ・オブ・ブライアン(1979年製作の映画)

4.5

側から見たらこいつら間抜けだよねって感じの攻撃的笑い炸裂!

勝手な理屈で人を犠牲にする彼らの厄介なところを悲劇で終わらせず、笑うしかねえ喜劇に変えてしまうのは流石!

バカだねえこいつら!
人生の良
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モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル(1975年製作の映画)

4.4

気になり続けてついに鑑賞!
下品で過激なギャグばかりなのに不快にならないのはリアリティある美術のおかげか?
勇者ヨシヒコのノリが好きなのでハマらない訳が無い!

L.A.大捜査線/狼たちの街(1985年製作の映画)

4.3

捜査を超えた殲滅闘争を走り抜く捜査官たち!
右脳でしか行動していないような突っ走りっぷりはもはやコメディ!
勿体ぶらないタッチも素敵、惜しむべきはBGMか?
何度か見れば慣れるか!

イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

4.4

ナチ相手なら何やってもいいという風潮を逆手にやりたい放題した結果、バスターズよりランダ大佐の魅力が増し増しになってしまう皮肉!

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

4.3

痛快!爽快!!爆破オチ!!
風来坊のテーマがまたいいのよ

我慢できなかった歯医者素敵!

ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

4.5

冒頭の像越しの雪原をバックにモリコーネ節から盛り上がるのなんの!
癖の強い登場人物の掛け合いは退屈とは無縁!

ビリー・ザ・キッド/21才の生涯(1973年製作の映画)

4.4

疲れた男とゲスな男を世界一上手く撮る男、サム・ペキンパー!

背中から撃つ男は背中から撃たれる。
これがペキンパーズウエストの法則。

コンボイ(1978年製作の映画)

4.0

映画に出る車は爆発しなければならない
大型車は建物をぶち壊さなければならない
そうでしょう!ペキンパー先生!

用心棒(1961年製作の映画)

4.8

荒野の用心棒に衝撃を受けた少年は当然の如く元ネタに辿り着き、あまりの面白さにクラクラ来たものだ!
ズタボロになりながらも不適に笑う三船敏郎は正に人生のヒーロー!

荒野の用心棒(1964年製作の映画)

4.7

怪獣映画くらいしか見てなかった少年にとって午後ローで出会った本作は衝撃だった!
寡黙でワルな主人公!
荒れ果てた街!
決闘!
全てが男のロマンだと酔いしれたものである!

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

コロナが猛威を振るう今だからこそ、「感染してない」と叫びたくなる気持ちが分かってしまうもどかしさ!

どうしようもなくエゴに生きてしまうのだ、それでも親は子供のために命をかけて投げ出す時もある!

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黄昏のチャイナタウン(1990年製作の映画)

4.4

ジェイクギテスの物語をもう一度!

新仁義なき戦いと同じポジションに収まる。
チャイナタウン、ひいてはニコルソンファンのためのボーナスムービー。

しかし、影のある美女に惹かれる2人のジェイクには感情
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現代やくざ 人斬り与太(1972年製作の映画)

4.4

一度負け癖の付いた犬はそれっきり噛みつくことすら忘れちまうんだ

んっん〜!名言ですな!
出会った瞬間座右の銘確定である

バルジ大作戦(1965年製作の映画)

4.2

やはりヘスラー大佐の魅力とパンツァーリートに尽きる!

世代を超える共通言語っていい!熱い!

ラストシーンも味があって好きよ

サム・ペキンパー 情熱と美学(2005年製作の映画)

4.1

ペキンパー監督のドキュメンタリーにしてはパンチ不足感は否めないが、エンディングのカッコよさで何度も作業用BGVで使ってしまう!
やるなクリス・クリストファーソン!

あゝ決戦航空隊(1974年製作の映画)

4.6

戦争映画というと軍人のみか、その家族ドラマなんていうクッソ見たくも無い部分に時間を割いてしまいがちだが、児玉機関であったりヤクザであったり民間の登場でリアリティに厚みが増している!

徹底抗戦を主張す
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母なる証明(2009年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

真相はシンプルであれ

私自身の理解力の問題かも知れないが、サスペンスものの真相はシンプルな方が面白いというのが持論である。
本作はまさしくシンプルな答え、それが様々な視点を通してカオスの果てに行って
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未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

4.6

エンディングの虚無感は衝撃を受けた。
機械の街の悪夢を抜けた先に待つのは脳内電流が見せていたハッピーエンド!

しかし、我々観客も同じようなものかもしれない。
この虚無感を抱えさせて劇場から放り出すテ
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愛と銃弾(2017年製作の映画)

4.1

突然歌うよ!

アクションとミュージカルとラブとギャングと!
棺桶から歌う曲が妙に頭に残る

JK☆ROCK(2019年製作の映画)

4.2

テルズロックだけは聞いて欲しいの!
紫のランボルギーニも見れるよ!

ズートピア(2016年製作の映画)

4.0

いい映画だと思うが、高畑勲のような毒が恋しくなってしまうの

シグナル100(2020年製作の映画)

3.5

学校がサイケカラーに染まっていくのは嫌いじゃないよ!
サクッと見れるしね

止められるか、俺たちを(2018年製作の映画)

4.5

井浦新と若松孝二のシンクロ率にワクワク!
ガムシャラに突き進めた時代、出る杭を武器にして暴れ回る若松プロの姿は輝いている!
そんな中、チャンスはあっても生かせずに死んでいった女性が1人。
今も昔もいっ
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.7

大人には負けなきゃいけない時もある。
それでも次の戦いへの準備が始まる。
耐えるカッコよさ!

平成狸合戦ぽんぽこ(1994年製作の映画)

4.5

狸と人間の生存戦争!
いい映画だなぁ
「教育的」って何だろなと思わせる。
狸たちの間抜けな姿で中和されてるけど、ハードな話よね

さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

4.5

憎みきれないロクデナシ!
カッチカチに練られた犯罪映画に心惹かれないのはそこに犯人の心が見えないからだと思う。
その点、今作のようなゆとりある犯罪映画はいい!
魅力的なアウトローには笑顔が似合うもの。
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