容赦無い戦場
これを観たらナショナリズムに燃えるボンクラも鎮火するだろな
どこが面白い、どこが良かったとか書く気が失せてくる。
フッと世界に浸りたくなるそんな映画
ある種コズミックホラー?
実写でも、3DCGでもない、アメコミ映画化の理想がそこにあった
王道極まりないストーリーをコメディチックをまぶしてテンポ良く纏めてある現代映画一つの到達点!
映画としてはともかく、
光の塔は紛れもない名曲で、
アリサがとあるシリーズ屈指のヒロインであったことは否定出来まい
曲がイイ!
名画は名曲ありきなのだ
科学技術館屋上の決戦!
個人の始めた戦いが組織「国家」を巻き込み、個人同士の戦いで終局を迎える。
カタルシスとはこのことか!
原田芳雄のいー加減だけどいざとなったら強い浪人像はホンマ勃起モンですわ
なんて頼りになるんだドンソク兄貴!
頼りになる人物がいる映画は安心して見られる。
例えどんな地獄染みた世界でも
いくら野球にのめってまヤクザの根っこは変わらない
説教臭さゼロ!映画は欲望に突っ走ってナンボ!
体面のためなら部隊全滅も厭わない狂気
しかし、左文字小隊は笑って狂気に対峙するのだ!
オモロイオモロナイを超えて世界観が好き
70年代に迷い込んだマーロウなんてもうね
下手に真似ようとするとクッソダサくなる危険性と誘惑を秘めている
密林×テクノが魔境感をヒートアップさせる。
もう一度観たいがどうせならテレビ画面でなく映画館で見てやりたい!
テーマに乗せ、刀を押さえて両の足を素早く全力で動かして走るアレ
川原をアレで走りたくなる名画
タッタカタタッタ・・・タッタカタタッタ・・・
横一列に歩く男たちにドラムが重なるアレ
腹を括った瞬間の人間見たさに映画を見てると言っても過言では無い!
なんと言っても一乗寺下り松の決戦である
もはや合戦かゲリラ戦かと言った様相の死闘は伝説的
飄々と愛犬と共に生きる男クリフ
クールガイの集大成!
カッコいいとはこういうことさ
このレビューはネタバレを含みます
鎌倉再上陸から東京駅で停止するまでの流れはもはや感動すら覚える
ヤシオリ作戦のテンションが最後のゴジラ凍結で何となく萎んだ感があり物足りなく思っていたが、まあエンドロールでブチ上がるからいいや!
修学旅行の班決めさながらに襲撃準備を整える巨大組織と、どんちゃん騒ぎするしかない愚連隊の対比!最高!