ザリガーナさんの映画レビュー・感想・評価 - 16ページ目

ザリガーナ

ザリガーナ

映画(643)
ドラマ(7)
アニメ(0)

ゲッタウェイ(1972年製作の映画)

4.5

なんと言ってもゴミ溜めからの復活である!
並んで歩き、キスをする2人は映画芸術と呼ぶにふさわしい

ラストの粋な爺さんもいい!

わらの犬(1971年製作の映画)

4.0

乳首の浮いてるニット着た美女が町に来たらそりゃね

ギャングでもヤクザでもない、ただのオッサンが恐ろしすぎるが、現実で直面するとしたらあんな相手だろう

砂漠の流れ者(1970年製作の映画)

4.7

ステラスティーブンスええのお
美女と風呂で遊ぶのは男の夢である!
そうでしょう!ペキンパー先生!

奇妙な登場人物の楽しさが、砂漠に捨てられた男を癒すが、復讐は果たす。
男の悲しい性なのだ

戦争のはらわた(1977年製作の映画)

5.0

鉄十字章の取り方を見せてやる

スタイナー軍曹はドイツ軍の神話だという。
特別な戦闘能力があるわけではない。
ただ、職務を全うして己と仲間の身を守り続けただけなのだ。

3本の指に入る戦争映画である!

ガルシアの首(1974年製作の映画)

4.5

あんたのせいで25人死んだ!

ペキンパーは能天気な権力者がこの世で一番嫌いな人種なんだろうな

ウォーレンオーツの落ちぶれ感が素敵過ぎるぜ

何者(2016年製作の映画)

3.8

登場人物に説教したくなる映画は、
ワタクシのドス黒い優越感をくすぐってくれるのです!

結局同類なのよね

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

4.8

ノルマと見栄をキッカケに堕ちていく恐ろしさ!
綾野剛は虚勢を張る姿が似合うなぁ

ヤクザだの運び屋だのと手を組む、
仕事スタートの謎信頼関係いい!

上に見せる数字のために、現実を見ない感じは今のコロ
>>続きを読む

八つ墓村(1977年製作の映画)

4.0

渥美金田一の変なオヤジ感が、因習渦巻くこの物語唯一の救い

30人殺しとラストの炎上は心に焼き付くが、鍾乳洞ショボくね?

たまーに見返したくなるけど長いから止める映画

刑事物語(1982年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

武田鉄矢は必死な姿が似合うなぁ
カッコよくないのがカッコいいのよ

エンディングが美しすぎる!
夕陽に照らされた堤防に、ええ加減な奴ぅじゃけぇー!


健さん赴任のオチも大好き!

幸福の黄色いハンカチ(1977年製作の映画)

4.6

この頃の健さんが1番好きだなぁ
頼りになるが、心の奥底には暴力衝動の眠る男
世代は違うが、国民的ヒーローかくあるべし

スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

4.8

不謹慎コメディの中でも中々の傑作ではあるまいか?
独裁的な権力者と、それに群がるオヤジどもを暗闇から笑い飛ばす快感ったらたまらんぜ

追記
アマプラで吹き替え版鑑賞
英語に違和感を感じた諸君!
吹き替
>>続きを読む

チ・ン・ピ・ラ(1984年製作の映画)

4.6

プライベートストーリーが、飄々としつつもヤクザにまではいかないチンピラ2人にピッタリ!
オープニングの入りでもうやられましたわ

地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン(1972年製作の映画)

3.9

思えば昭和ゴジラを初めて見たのはこれだったなぁ。
駅前のビデオ屋でテープを借りてもらった思ひで。

ゴジラが喋った!?

VSに慣らされていた少年には衝撃であった

蟻地獄作戦(1964年製作の映画)

4.6

やはり愚連隊シリーズはいい
いつまでも続いて欲しいが叶わない。
個性的な仲間と憎みきれない敵たちが、右往左往死で暴れ回る。
今作のクライマックスは石橋を巡る戦いである。
作戦シリーズの総決算的な面白さ
>>続きを読む

脱獄広島殺人囚(1974年製作の映画)

4.9

檻に囚われていたくない、飯を喰いたい、女を抱きたい、そんな誰もが共感できる欲求を巻き散らすだけの男。
実社会じゃ関わりたくないが、映画館の暗闇ではこんな男を求めてしまうのだ!

必死な人間が必死に知恵
>>続きを読む

仁義の墓場(1975年製作の映画)

4.4

伏線もクソもなく突然現れて石川と同調する田中邦衛が面白すぎるんだよなぁ

地獄の黙示録 ファイナル・カット(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

やっぱりいいなぁ
カーツとの対話が始まった辺りで睡魔に負け、シェフの首が放り投げられて目を覚ますのは最早ルーティン。

疲れ果てて思考能力が失われた所にショックげ与えられて目を覚ます感じ、ウィラードと
>>続きを読む

新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

4.8

前半は戦争
後半は精神の奥へ
地獄の黙示録を90分に纏めたようで、
異様な魅力を放つ本作

初めて見たとき、ミサトさんの「大人のキス」で、初めてシンジの戦いが認められたように思えて目頭が熱くなった覚え

沖縄やくざ戦争(1976年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

国頭の死で終わる沖縄進撃作戦そのままに映画化してたら、国頭の化け物感は薄れちゃったかも
後半の、国頭が乗り移ったように戦闘服で暴れる松方あっての輝き

木枯し紋次郎(1972年製作の映画)

4.5

絵に描いたような殺伐とした世界に、
木枯し文太の醒めた鋭い目がよく似合う。
二本で終わっちゃったけどもっと見たかったなぁ

フィツカラルド(1982年製作の映画)

4.4

マジに船を山に引き上げちまうキレっぷり
狂人を描こうとしたら狂人になっちゃった感のある名画

山口組外伝 九州進攻作戦(1974年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

これでよかな・・・

舎弟の渡瀬恒彦への落とし前で腹をぶち抜く夜桜文太。

うーむ、痺れる

ラスト、白スーツに身を包んで銀次の残した銃を腰に挿す渡瀬。

うーむ、カッコいい

実録 私設銀座警察(1973年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

戦後の混乱期を暴れ回る野獣共!

初めて見た時の衝撃は凄まじかった。
陰惨ではあるが、笑えるところは笑えるし、カッコいいところはカッコいいし、何より見所だらけの映画だよこりゃ

ドブと同化した渡井がヌ
>>続きを読む

続・夕陽のガンマン/地獄の決斗(1966年製作の映画)

4.5

世間がドンパチ忙しいなか、自由気ままに金貨を探し回る男達に憧れちゃうのよね

夕陽のギャングたち(1971年製作の映画)

4.6

スタイナー軍曹といい、コバーンの戦いに飽きたけど戦いの中にしか居場所の無い男感ホントやばそにっく

GONIN(1995年製作の映画)

4.6

追うモンより追われるモンのが面白い
ジャージにビニ傘の殺し屋は紛れもなく大発明

プレデター(1987年製作の映画)

4.6

一対一の凄まじい緊張感!
だが、シュワちゃんの安心感が映画的な緊張とか不安を全てぶん投げてる気がしなくも無い?

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.1

社会派ブラックコメディ!
こんなことに必死になってどうすんのと
KKKをせせら笑うように思えるが、
相手がマジだと笑い事じゃいられないのよね

プロジェクト・グーテンベルク 贋札王(2018年製作の映画)

4.4

面白い!
宣伝がチョウユンファ万歳な感じだったので気楽に見始めたが意外にも贋作・代用品・主役と脇役をテーマにチョウユンファすらも駒にする大胆さ!

本命じゃない相手がヤンデレだったパターンイイ・・・

屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

真に恐ろしいのは、綺麗なパツキンネーチャンを追うホンカに何かを(自主規制)期待させる思考誘導

激動の昭和史 沖縄決戦(1971年製作の映画)

4.9

誰にも詫びません。
その必要はありません。
我々は万全を尽くしてきました!

一度は言いたいこのセリフ

にっぽん泥棒物語(1965年製作の映画)

4.5

フッと見た映画だったが思わぬ名画。
社会派コメディって何だか高尚な笑い感

大冒険(1965年製作の映画)

4.0

クレヨンしんちゃんに通じる冒険しても不自然じゃ無い男植木等!

ニッポン無責任野郎(1962年製作の映画)

4.4

無責任時代と合わせて見るとオチでびっくり!
かなりの倫理観綱渡りな悪党だが、植木等だと憎むに憎めない恐ろしさ

ニッポン無責任時代(1962年製作の映画)

4.4

何て痛快な映画だろーか!
いい加減なのに仕事はこなし、自分の利益もちゃっかり頂く
こんな男に憧れるが、真面目に働く人々がいるから生きていける男でもある