katoyuさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

4.5

カウリスマキ監督の新作に合わせて再訪。
と言っても30年ほど前の記憶…新作気分で鑑賞です。ただただ悲しく、無情なら小作。少女イリスの無表情からの喜び表現が悲しさをさらに誘います。ほぼほぼ無言劇で、これ
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真夜中の虹(1988年製作の映画)

4.5

鑑賞記録です。
カウリスマキ監督の新作!が公開されるというニュースを受けて、初期から再訪中。ほぼ記憶になかったので、改めて沁みる映画でしたわ。淡々と悲しいストーリーが展開される。喜怒哀楽が最小限なとこ
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白鳥(2023年製作の映画)

4.6

連日のウェスワールド!
こちらもよりギュッと凝縮された、ウェスワールドの読み聞かせ、ってことで濃密なコンテンツがふんだんに盛り込まれてます!こちらも何度も観れるなぁ。

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

4.8

待ちに待ったウェスさんの新作短編。ロアルドダールの短編映像化という事で、もうどっぷりとウェスワールドの40分間!実際に本を読みながら勝手に自分の脳内で映像化している感覚。とても楽しい。いや、これ原書で>>続きを読む

ジャン=リュック・ゴダール 反逆の映画作家(シネアスト)(2022年製作の映画)

4.3

2023年劇場鑑賞119本目。
朝から映画見まくるDAYの締めくくりはゴダール。35年前の大学生時代からシネフィル気取ってずっと観てきて未だに難解すぎる作家ではありますが、こちらのドキュメンタリーを見
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ダンサー イン Paris(2022年製作の映画)

4.5

2023年劇場鑑賞118本目。
スパニッシュアパートメントの監督作品ということで。まずはダンスシーンがとてつもなく圧巻!それもそのはずで、皆リアルダンサーさん。主演のエリーズ役の方がとにかく魅力的で惚
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.7

2023年劇場鑑賞117本目。
有給取って映画見まくるDAYの2本目は、こちら。超長尺映画にも関わらず、もうめくるめくアクション、殺し合い、ガン、犬、クルマ、刀、もうなんでもあり!とにかく凄い、キアヌ
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ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作の映画)

4.7

2023年劇場鑑賞116本目。
今日は有給取って朝から映画DAY、ということで一本目はこちら!いやぁ、ちょっと朝早めだったのでうたた寝心配していたのですが、もう全く無用!セスローゲンものってことで、や
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

4.6

鑑賞記録。
ウィック一気見!
これで準備整いました!
明日、最新作観ます!

期待マックス状態(^^)

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

4.5

鑑賞記録。
新作のために。
いや、ハマってます。
ガンアクション、凄い。
こんな簡単に?頭吹っ飛ばしすぎでしょ(^^)
続きがあるから、ジョンが死なない事はわかっていつつも、ハラハラするんだよなぁ、こ
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

4.5

鑑賞記録。
新作を見るために。
いや、これ面白い。キアヌ、ただひたすら凄い。不謹慎ながら、殺しまくり。次はどうなる?

ほつれる(2023年製作の映画)

4.6

2023年劇場鑑賞115本目。
なんかものすごく客観的に観ると面白かったけど、誰かに感情移入する感じでもなく、門脇麦さんの役柄や旦那(この人が一番すごかったかな、とことん嫌味で理屈っぽく、且つ自分のこ
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名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

4.4

2023年劇場鑑賞114本目。
これはまぁオーソドックスなwhodunitもので、よくできてました。ミッシェルヨーさん、よかったです。あと、熟年味を増した?ティナフェイもコメディエンヌ的要素も適量に、
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よみがえるブルース/トゥー・レイト・ブルース(1961年製作の映画)

4.6

2023年劇場鑑賞112本目。
カサヴェテス監督特集にて。監督2作目、後々の作品に感じる監督らしさが出まくっている。ジーナロウランズがいたら、彼女が演じただろうジェスというキャラ。最後の方はまさにこわ
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福田村事件(2023年製作の映画)

4.8

2023年劇場鑑賞112本目。
これは衝撃的。ものすごい映画でした…ホントこれ、必見なやつです。もう辛いです、観てて。ホントにキツいです。けど、観なきゃダメ、と言ってもいいかもです。役者、半端ないです
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パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

4.5

こちら鑑賞記録。
アキカウリスマキ監督を再訪、ということで初期作品から見直し…って思ったら、こちら未見でした、お恥ずかしい。労働者三部作の一作目、ってことで、カウリスマキの世界観出まくり、淡々とストー
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ピーター・フォークの ビッグ・トラブル(1986年製作の映画)

4.4

2023年劇場鑑賞111本目。
急遽思い立って、菊川のStranger でカサヴェテス監督の遺作?を鑑賞。保険金殺人?的なストーリーのスラップスティックコメディでしたね。朋友ピーターフォークのコメディ
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シーナ&ロケッツ 鮎川誠 ~ロックと家族の絆~(2023年製作の映画)

4.8

2023年劇場鑑賞110本目。
これは参りました…涙腺、普通に崩壊。87年、大学入学から軽音サークル先輩の影響で、サンハウスとかシナロケ、鮎川さんのソロなんかのはカバーバンドでギターを弾きまくってた身
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オオカミの家(2018年製作の映画)

-

2023年劇場鑑賞108本目。
不覚にもほぼ7割寝落ち…すみません!
もうコメントする資格無しなので…鑑賞記録にとどめます。
宇多丸さんのアトロク批評を聞いた上で、またチャレンジするか、検討します(^
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波止場(1954年製作の映画)

4.4

初見。
鑑賞記録です。
ウェス監督新作について色々と調べていた流れで。
渋く、いい映画でした。

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

5.0

2023年劇場鑑賞105&106本目。
(もしかしたら107本目も?)
いやぁ、公開初日の初回から行ってきました!もう待ちに待ったウェスさんの新作ってことで、まぁ、実は意外と前作からあっという間ではあ
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ザ・ブルード/怒りのメタファー(1979年製作の映画)

4.4

鑑賞記録。クローネンバーグ監督作品をちゃんと観よう、ってことで。これは怖い映画でした。メタファーがエグい。そして、腫瘍…もうスタイル確立してんのね、この頃から。

エリザベート 1878(2022年製作の映画)

4.6

2023年劇場鑑賞104本目。
歴史的にちゃんとした知識なく観てしまって若干後悔しましたが…そんなことが気にならないくらい面白く切ない映画でした。とにかくヴィッキークリープスが魅力的過ぎ。実在のエリザ
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わるい仲間 4Kデジタルリマスター版(1963年製作の映画)

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2023年劇場鑑賞102本目。
同じく…ウトウト案件。
再度チャレンジします!

サンタクロースの眼は青い 4Kデジタルリマスター版(1966年製作の映画)

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2023年劇場鑑賞102本目。
こちら、本当に申し訳ないんですが…終始ウトってしまいました…。寝不足で見ちゃダメ。反省して、もう一度チャレンジします…。

ファルコン・レイク(2022年製作の映画)

4.7

2023年劇場鑑賞101本目。
これは傑作。ホント、思春期の淡い恋心とか、性への目覚めとか、そんなことが巧みにふんだんにこめられていて、遠い日の思い出的に登場人物に感情移入しながら、堪能してました。一
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戦慄の絆(1988年製作の映画)

4.2

こちら鑑賞記録。
クローネンバーグ監督最新作の予習、って全然なりませんでしたが(^^)この異常性はものすごい…

クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

4.3

2023年劇場鑑賞100本目。
不覚にも…前半からウトってしまい…結局なんだかイマイチわからないまま、この変態映画を鑑賞。これはやっぱりBLACKHOLEを観てから、もう一回チャレンジしなきゃです!
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ママと娼婦 4Kデジタルリマスター版(1973年製作の映画)

4.7

2023年劇場鑑賞99本目。
これは傑作!そして、3時間40分…たしかに長いけど、ずっと見ていられるほどに面白い。やっぱジャンピエールレオー、好きだなあ(^^)彼のあの捻くれて斜に構えた感たっぷりのキ
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ぼくの小さな恋人たち 4Kデジタルリマスター版(1974年製作の映画)

4.4

2023年劇場鑑賞98本目。
ジャンユスターシュというフランス後期?ヌーベルバーグの伝説的監督の最後の劇場長編作、ってことで初めて鑑賞。監督自身の自伝的な要素で少年期のヤンチャな性への目覚めをフレンチ
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無ケーカクの命中男/ノックトアップ(2007年製作の映画)

4.6

鑑賞記録です。
やっぱアパトーギャングもの、好きだなあ。そして、セスローゲンってホントいいやつだし、なぜかモテる(フェイブルマンズでもそーでした(^^)。
もうしばらく、続けてみようかと。

ヴィデオドローム(1982年製作の映画)

4.5

最新作を前に、過去名作見直し!ってことで、スキャナーズに続いてこちらを…と、また案の定、初見でした!そして、またしても、オモロイ。生きてるビデオ…発想がもうすごすぎ。あの腹の中ってどーなんてんだ??っ>>続きを読む

スキャナーズ(1981年製作の映画)

4.5

クローネンバーグ監督最新作の鑑賞前に遡って観れるだけ観ようという試み第一弾。これ、これ勝手に観たつもりになっていたパターンでした。よくあるんですが…初見にしてかなり面白い映画でした!スキャン合戦の描き>>続きを読む

天使の影(1976年製作の映画)

4.3

2023年劇場鑑賞97本目。
今回のレトロスペクティヴ企画最後の作品を鑑賞。ファスビンダー監督作ではなく、彼の脚本演劇をダニエルシュミットが監督。終始良質な舞台演劇を魅せられたような作品で、シーンごと
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クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男(2019年製作の映画)

4.5

2023年劇場鑑賞96本目。
QTさん、改めて10本で辞めないでほしいって思った。脚本にとどまったトゥルーロマンスやナチュラルボーンキラーズ含めて、全編見直ししなきゃなあ、と。それにしても、映画愛って
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ファニー・ピープル/素敵な人生の終り方(2009年製作の映画)

4.5

鑑賞記録です。
なぜか?わからないアルゴリズムで、TikTokにこの映画の切り抜き動画が入ってきて、久々に観たくなって。アパトーギャングの面々が芸人あるあるを出しまくる作品。セスローゲンもいいが、ジョ
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