AZさんの映画レビュー・感想・評価 - 38ページ目

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.9

実話を基にした映画。どこまで事実かはわからないが、戦地を通して悲惨な経験をした事、PTSDに悩まされた事、同じくPTSDに悩まされていた人を支援していたことは事実であろう。
戦争を扱った映画は数多くあ
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アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

3.9

放射能にも似た、見えない存在(害)への恐怖を強くこの映画から感じた。
謎の空間・領域に調査隊が入り、その中で起こる出来事・現象を描いた作品であるが、表現や映像が美しくて面白い。
特に灯台内での出来事の
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.8

この映画の詳細を知らずに最後まで見て驚いた。
幼馴染3人が大人になり、みなで旅行をしていた際に出くわしたタリス銃乱射事件を映画いた作品。

幼い頃のエピソードから、それぞれの成長が淡々と流れていく。
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ザ・サイレンス 闇のハンター(2019年製作の映画)

3.1

設定はよくある内容。
携帯の着信音を使った攻撃が、現代的で工夫してはあったかな〜。
それにしてもうすかったな〜。
Netflix映画の質ってこんなに低いの?
ROMAめっちゃ良かったのに。。

途中で
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バード・ボックス(2018年製作の映画)

3.3

このオチって何も解決してなくないかい?
そして映画のオチとしてダメじゃないかい??

得体の知れない存在がいて、よくわからないけれど見たら気が狂ってしまうので、視界を塞ぐ。何も見えない見ちゃいけない状
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.3

冒頭から迫力あるレースシーンで一気に映画の世界観にはまる。
AKIRAのバイクとかガンダムとか、ゴジラとか...。
このワクワクさせる技術すよいよスピルバーグ。

ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.9

思っていた全体像より、もっと大掛かりな裏があって、面白かった。
後半まで出てこない重要人物がいるのが良い。

章仕立ての仕組みを使うことで、段階的に展開が進む。
この仕組みを使うと、章ごとにテーマが設
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ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

3.9

ジャンゴがなんとか目的にたどり着いた時、あと少しというところまでいって一気に形勢が変化していく姿がすごく緊張感がありもどかしかった。
が、だからこそ復讐が達成される時が気持ちいい。

ディカプリオが演
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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

3.9

若き日のジャック・ニコルソンの代表作。
すでにハゲ散らかっているがそれでもかっこいい。

ショーシャンクの空にのような隔離された空間の中でも、屈さず自由に生きようとする姿はやはりワクワクとさせる。その
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殺し屋1(2001年製作の映画)

3.0

漫画版は相当昔に読んだ。映画化された時、「映画化するの!?」って思った記憶があるのでおそらく映画化する前に漫画を読んでいるはず...。ってことは20年前!?

三池さんって相当な数の映画を撮影している
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キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

3.8

Vol.2の感想書いたら、Vol.1の感想を書いていない事に気づく...。
かなり前に見たけれど、様々な過去の作品へのオマージュがふんだんに取り入れられていて面白かった...記憶がある。

パクリでは
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キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)

3.6

キル・ビル Vol.1を見たのが数年前だったため、若干どういう内容か忘れていたが、やはり見応えがある作品で面白かった。

ただ、1に比べてアクションシーンは少なめ。2はそれぞれのキャラの人間的な部分を
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.8

ジェイク・ギレンホールの演技がすごい。感情の読めない不気味なキャラクター。喋り方や目、姿勢など。ストーリーはフリーランサーのジャーナリストがネタを得るために過激になっていく様子を描いている。テレビニュ>>続きを読む

花とアリス殺人事件(2015年製作の映画)

3.6

あまり詳細も調べずに見たのだが、これは映画「花とアリス」の前日譚なのね。
ここからあの映画につながっていくのか。
岩井俊二監督は、「花とアリス」で友情の終わりを描いた。では、その友情の始まりはどのよう
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コインロッカーの女(2015年製作の映画)

3.9

久々に最後まで筋の通ったというか、
生ぬるい展開にはならない映画を観た。
始まりから終わりまで徹底的に暗闇の中を進んでいくような
希望も何もないストーリーだった。
だからこそわずかに見える日常の光景が
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キングスマン(2015年製作の映画)

3.9

常にワクワク感があり、戦闘シーンも迫力だけではない構図の面白さがあってよかった。敵のガゼルの動きもかっこいい。登場人物にしっかりとキャラクターがある。新人のエグジーが迫力にかけたのが残念だったが、基本>>続きを読む

メトロポリス(1927年製作の映画)

3.4

見ればわかるが1927年の映画にしては相当頑張っている。
特殊な映像効果も多用されており、魅力的なシーンがたくさんある。
エキストラの人数や大掛かりなセットなど、相当な制作費が注ぎ込まれている。
ただ
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.5

やはり戦闘シーンに迫力があり、ジョン・ウィックの強さが伝わる作品になっている。

だからこそ、中ボスやボス(?)的な相手も意外とあっさり倒してしまう。
伝説的な存在だからこそ、どうアンフェアな状況にも
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.1

映画のタイトルは、スイス・アーミーナイフから来ているそう。工夫をすれば様々な利用法がある。

とことんバカっぽさを追求していく潔さはよかった。冒頭のオナラと爽快な画とのギャップは魅力的ではあったのだが
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スリーピー・ホロウ(1999年製作の映画)

3.2

久しぶりにこういった映画を見た。ティム・バートン監督らしくジョニー・デップも生き生きしている。この頃のジョニー・デップ好き。

メッセージ(2016年製作の映画)

4.2

パラドックスの構造によりミスリードを誘っている為、予想していたものより面白い映画だった。厳密にはパラドックスとは微妙にニュアンスが違うのだけれど。

未知な生物が持つ謎のテクノロジーや言語。なんとか“
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ラヂオの時間(1997年製作の映画)

3.8

久々に三谷作品を鑑賞。

何かが始まりそうな予感を冒頭の何気ない会話から感じる。
伏線回収が面白いといわれていたけれど、そこまで伏線回収の面白さは感じず、それよりも辻褄を合わせれば合わせるほど辻褄が合
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.0

同じ人間でも、様々な種類・人種がいて
そして様々な価値観・文化・言語がある。
復讐劇を軸とした映画ではあるのだが、
当時の文化背景にとても興味がそそられた。

舞台が大自然な故、単純な復讐劇にはならず
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ビッグ・アイズ(2014年製作の映画)

3.4

実話を元にする映画って当たり外れがあるように思う。脚色しなければどうしても盛り上がりに欠ける展開になってしまう。この映画も、なんだかいまいちパッとしないストーリーだった。

物を作る人は自分をアピール
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.6

この手の作品はいくつか見たことある為、どんでん返しが例えあろうとも驚きがどうしても半減してしまうのが残念。単純に楽しめる映画ではあると思う。「カッコーの巣の丘で」でも出てきたロボトミーという治療法がこ>>続きを読む

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.9

序盤の印象からもう少し軽めの映画だと思っていたが、少しずつ、じわじわと雲行きが怪しくなっていき、最終的に恐ろしい映画に変わっていた。

映画のキャッチコピーが「疑え。惑わされるな。」なのだが、ここまで
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.8

ここまで話題になっているのだからと思い映画の日に見て来た。決して斜に構えて見たわけでなく、むしろ0:25から上映され終わるのが2:45分という夜中の回で、若干眠いコンディション。眠気を覚ましてくれれば>>続きを読む

ムーンライト(2016年製作の映画)

3.4

自分にはいまいちはまらなかった。アメリカの黒人差別はなんとなくわかるが、この映画の場合そこまでその部分を明確に表現しているわけではなかったから。それは自明のこととして、さらにゲイという要素がここに加わ>>続きを読む

犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.4

さすがウェス・アンダーソン監督。こだわりがものすごく、すべてが見所だった。すべてが画になる。芸がほんと細かい…。ストーリーやセリフのテンポがすごくいいのであっという間に見終わってしまった。わくわくさせ>>続きを読む

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.3

Netflixにて視聴。意外と面白くなかった。意外性が全くなかった。

ゾンビ映画の舞台が新幹線の中という移動型の閉鎖空間に置き換わっただけで、内容的にはゾンビ映画によくある内容だった。むしろ若干無理
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ダンケルク(2017年製作の映画)

4.2

クリストファー・ノーラン監督の映画はストーリーを面白くする仕掛けがある。

この映画はダンケルクの大撤退を描いた作品。ドイツ軍からどうやってイギリスに逃げるかという内容で、陸、海、空の3つの視点が設け
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.3

設定は正直新しいものではないけれど、かなりクオリティの高い映画だった為、いい映画だと思ったし、泣いた。

マーク・ウェブ監督はMVを作っていた人だけあってやはりテンポがいい。見せるべき、盛り上げるべき
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ホステル2(2007年製作の映画)

3.0

ホステルが意外と面白かったので、2も見てしまった。前作が男性3人組だったのに対し、今作は女性3人組。前作を見ていると正直展開が同じなので、どうしても面白みにかけてしまう。急に拷問部屋を案内されるあの唐>>続きを読む

ポーラー 狙われた暗殺者(2019年製作の映画)

3.4

個人的に、キャラクターデザインや映像の彩度が合わなくて一度見るのをやめてしまった...けれどタイミングを見計らって頑張って見た。。

スプリング・ブレイカーズでかなりビッチだったヴァネッサ・ハジェンズ
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ホステル(2005年製作の映画)

3.4

気になっていたカルト映画。冒頭はなんかB級のエロい映画っぽくて嫌だったんだけれど、見知らぬ地で出会う性質の違う地元民の奇妙さと、少しずつ淡々と何かが起こっていく怖さ、拷問シーンの躊躇のないグロさがなど>>続きを読む

クローバーフィールド・パラドックス(2018年製作の映画)

3.2

クローバーフィールド/HAKAISHAがめちゃくちゃ好きで何度も見た自分にとっては、映像のクオリティが上がっているのにかなりチープな作品に見えてしまった。"なぜ"を説明しようとするとこんなに面白くない>>続きを読む