前作にはどこか美意識が感じられたのだが、今作には全くそれがなく、ただ痛く下品で気持ちの悪い作品へと成り下がっていた。それは、ムカデ人間を作るという行為に全く信念がないからだろう。
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ある事件に巻き込まれた女性のプライベート動画から始まるモキュメンタリーホラー映画。ラストまで派手な演出はなく、淡々と日常を撮影し続ける姿、そして徐々に奇妙な方向へと向かう姿が描かれていく。白石映画の特>>続きを読む
他作品からのオマージュやセルフオマージュ、その中で現代的にブラッシュアップされたホラー表現の数々。多くの見せ場のある作品。なのにこの短さ。観客、ファンを強く意識して作られたことが伝わってくる。
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今作で、ミア・ゴスはホラークイーンの地位を確実に築いただろう。とんでもないインパクトを残していた。パールの人格が完全に憑依していた。派手なシーンに目が行きがちだが、長台詞シーンが地味にすごい。
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なんかすんごい体験できた。『キングダムⅠ』の最初らへんは『ツイン・ピークス』感すごくてデイヴィッド・リンチ作品見てる感覚だったけど、徐々にトリアー監督らしさ出てきて、ラストにかけてのカオスのワクワク感>>続きを読む
『御手洗家、炎上する』で久々に見た北乃きい。そんな彼女の主演作である今作。岩井俊二が絡んでいるのでずっと見たかったものの、なかなか腰が上がらなかったが、無料配信ということで十数年の時を経てやっと見れた>>続きを読む
最初は女性の行動の真意が全く読めないが、それをしっかりと回収してくるストーリー。そして、そこから自分たちが生きている意味ってなんだろうという問いとともに、生まれてきたことを肯定してくれる作品だった。>>続きを読む
人にはどうしてもやめられないものがあるのだろう。それは趣味や性癖だったり。いきすぎると病気のように思えてくる。そして、それが人を殺めることだとしたら。
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人間は誰しも自分が生き>>続きを読む
気を衒っただけの作品かなと思ったが、精神病の患者(実際は違うが)が見えている世界をリアリティを持って表現されていて、なかなか良いホラー。ジャンプスケアよりの怖さもあるが、じわじわと精神が侵食されていく>>続きを読む
この映画の醍醐味である実は大人という設定をすでに知っている状態なので、続編を作ったところでどう面白く見せていくのだろうと思ったら、そこはやはり工夫があった。
また、主役であるイザベル・ファーマンは前>>続きを読む
大分前に見ていたのだが、再鑑賞。正直展開を知っていると面白さは半減してしまう作品ではあるが、それでもなかなか楽しめた。じわじわとその正体が見え隠れしていく描写が恐ろしく不気味で魅力的。
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中島哲也節効きまくり映画。さすがCMディレクター。日本版ティム・バートン作品って感じ?中島作品の中でもクセがかなり強いので苦手な人は苦手だろう。
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映像表現による様々な面で特徴>>続きを読む
前作でやり尽くした中、続編をどう面白くするのだろうと思っていたら、なるほど、テクノロジーとの関係が深い作品なので、時代が進めば進むほど新しい表現が生まれていく。作ろうと思えば続編を作り続けることが可能>>続きを読む
タイトル通りの内容。アイデアは良かったものの、そこからの広がりにかけていた印象。着地が微妙だった。ただカニバリズム映画をここまでスタイリッシュに描いた作品はなかったのでは。
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ありがたいことに、劇場で鑑賞。夏を正に感じれる作品だった。とにかくテンポがよく、気持ちの良い終わり方。リアルと仮想空間、ファンタジーが混じり合った理想的なエンタメ作品。夏といえばこれという定番映画にな>>続きを読む
ありそうでなかった設定の作品。だが、徐々に既視感が。ヘイリー・ベネットの『KRISTY クリスティ』も似た感じの作品だったような。。序盤の設定から逸脱せずに、それを膨らませて欲しかった。むしろホラーよ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
感覚に訴えるような作品。とても抽象的だった。
印象としては過去作を混ぜたような感じ。『風立ちぬ』のような世界観が繰り広げられるかと思いきや、『となりのトトロ』や『もののけ姫』みたいな雰囲気も出だし、>>続きを読む
85年という時代の雰囲気と潮風を感じながら、ほんのひと時の出会いと別れをドラマチックにシリアスに淡々と描いていく。言葉やストーリーとして吐き出すことで、自分と彼に何が起きたか、そして何を感じ何を思った>>続きを読む
ジャケットやタイトルから想像していたような作品ではなく、意外にもポップな作品だった。70年代のファッションや音楽と混じり合う、純粋無垢な青年の姿。ビジュアルに対して、淡々と残酷に展開されるストーリーの>>続きを読む
感想を書いてしまうと作品を汚してしまうのではないかと思うほど、崇高な作品だった。
この感覚をずっと持っていたい。
このレビューはネタバレを含みます
B級映画臭が漂っていたが、映像やカメラワーク等意外としっかりとしていて質の良い作品だった。ただホラー映画ではあるが、ジャンプスケアに大きく頼っているのが残念。いくつかオチを予想していたが、予想したもの>>続きを読む
おそらく10年以上ぶりに鑑賞。その為、ほぼ覚えていなかった。メッセージはとてもシンプルで、これでもかと言うほど光と闇の対比、反転、共存を表現していた。丁寧すぎると感じるほど。
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ダリオ・アルジェント製作総指揮の作品ということで鑑賞。設定上あまり期待せず見たのだが、その期待より下回ってしまった感じ。本当に映画館で人々が呪われて襲われていくだけなのだから。
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J・J・エイブラムス監督なので期待して鑑賞。過去作からの名シーンを引用したり、サービス精神を感じさせる作品だった。また、アクションシーンがよりレベルアップしていて楽しめた。
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久々のベン・アフレッグ&マット・デイモンの新作。二人が組めば間違いない。どこまでが実話で創作なのかは不明だが、ビジネスの世界をサクセスストーリーとしてドラマチックに描かれていた。アメリカのバスケット業>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
一見B級映画に見えるが、良映画だった。それは鉄塔の上というワンシュチュエーションの中で、どのように展開を作るのか、またその見せ方、カメラワークなど。主人公のパーソナリティを生かし、ドラマ性もしっかりあ>>続きを読む
以前新作を見て、そういえば昔にも映画化されていたような…と思い探してみたらやはりあった。グロい描写は弱いものの、不気味な雰囲気はしっかりと表現されていたと思う。ただ、ストーリーは唐突で、あるようで無い>>続きを読む
昔見た映画だが、再鑑賞。ほぼ覚えていなかった。。ビギンズというようにまさに始まりを描いた作品だった。その為か、かなりテンポよく話が進むため、長さを感じさせなかった。また、ブルースの表現しきれていない内>>続きを読む
トム・ホランド目当てで鑑賞。さすがスパイダーマンだけあって運動神経抜群。内容はインディ・ジョーンズやグーニーズに、アクション性をより加えた感じ。
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考古学的な謎解きって、本来も>>続きを読む
実際に起きた事件と酷似する内容もあり、リアリティがあるとともに危うさも感じる作品だった。ここまで表現しちゃって大丈夫かと。ただ、日本アカデミー賞で多数の受賞を獲得したという事実は強い励みになると思う。>>続きを読む
互いに隠し抑えていた心の蟠りが、嵐の夜に起きたある出来事によって浮き彫りにされ、状況が徐々に混沌としていく。誰がいったい犯人なのかわからない状況の中、真っ暗な豪邸をスマホのライトだけで逃げ惑う姿がなか>>続きを読む
「戦争の道」という意味かと思ったらロードはroadではなく、lordで「戦争の王」という意味だった。劇中では戦争王と言っていたが。世界の戦争の裏にあるお金の動きについて赤裸々描かれた作品だった。表面的>>続きを読む
漫画をしっかり映像化した感じで、不良漫画だがコメディっぽさがあり見ていて面白かった。今でもこの2人はかっこいいなと思えた。あと、みぽりんの存在がかなり大きい。
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初っ端からトオ>>続きを読む