zakicoさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

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肉体が失くとも、魂がそこに在る。触れず交わさずの愛は記憶をたどり、時を彷徨う。彼女が解いてくれるその日まで。

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

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この瞬間を笑うことだけで、明日が来ることを信じられる。それで十分。

彼が愛したケーキ職人(2017年製作の映画)

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この女たちは知っているのか、
この男が「彼」の愛した男であることを。
その視線の先に彼を映しているのか窺えない。

生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

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生きてるだけ、
それだけがどうしてこんなにも苦しいのか。それでも社会とつながりを求めてしまうのはどうしてなのか。

レディ・バード(2017年製作の映画)

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傷つくことは避けて通れない。
切り裂かれるような痛みも、
行き場のないもどかしさも、
それが愛おしい過去になるから。

心と体と(2017年製作の映画)

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煩わしいことが多すぎる。
心も身体も傷だらけ。
それでも、また面倒を選んでる。

あなたの旅立ち、綴ります(2016年製作の映画)

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嫌われ者のババアがとんでもなくキュートでファンキー。愛もわがままも詰め込んで駆け抜ける、その姿に感服。

ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ(2017年製作の映画)

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家族も恋人も友人も、仕事も趣味も、好きと嫌い、大切なものといらないものと、価値観と向き合うことは、自分の未来を作ること。

リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

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勇気ってなんだ。
愛するってなんだ。
生きるとは。
からまる青春、在りし日々。

犬猿(2017年製作の映画)

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血が繋がっているなんて、マジ勘弁。

ぶつかれるのも兄弟、
姉妹だからぶつかれる。

できることなら関わりたくはない。
それでも、いなくなったら寂しいけど。

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

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ぬくぬくしてたい。あったかいお布団にくるまって、なんならお花畑をスキップしてもいい。頭の中の恋人は私を傷つけないし、いつでも素敵。
現実はいつだって面白くないことが多すぎる。それでも生きていかなきゃな
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アランフエスの麗しき日々(2016年製作の映画)

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記憶と記録。
さいごを迎えるその日まで、
過ごした時間と紡いだ言葉たち。

南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

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どこかで掛け違えたボタンは、
どこかで絡まってしまった糸は、
気づいたときにはもう遅い。

掛け直せばいいだけなのに、
ゆっくりほどいていけばいいはずなのに。

月と雷(2017年製作の映画)

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ふつうにあったかい、それを求めただけなのに。どうして間違いとわかるほうの道を選んでしまうのか。心が進む、流るるままに、そこに温かな日常があったらいいのに。

パターソン(2016年製作の映画)

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ほんのちょっとのバランスの悪さがあってこそ、均衡が保たれる日常。詩を綴るように、言葉を紡ぐようにゆるやかに流れる日常は、ごくごく自然になじむ。

22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

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壊れてく。愛する人を失った者たちの、行き場のない壊れた心。行き場を失ったはずの思いは長いときを経て、形を変え、その狂気が社会に問う。

おとなの恋の測り方(2016年製作の映画)

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恋愛は勇気。
矛盾と葛藤と、ほんの少しの偽り。

その偽りは人を欺くためではなく、
自分を強くするためのもの。

カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

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人生においての悲喜こもごも。切なさと哀しみと、やりきれない夜も煌びやかなひとときも、軽やかに流れゆく。時は進むし、日々をとりまく環境も変わる。人も変わる。否その実、変わっているのか、変われないのか、変>>続きを読む

SING/シング(2016年製作の映画)

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夢がある。愛がある。喜びがある。

ひとりでは何者でもない彼らが、
歌と、仲間と、
そして、夢の力で輝く。

スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

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モラトリアムは続かない。おとなになって、そんなのはわかりきっている。まっただ中の彼女を見ると、その時間が愛おしく、羨ましくも思えてしまう。不器用で痛い少女がとんでもなくキュート!

おとなの事情(2016年製作の映画)

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知らなくてよいことは、
意外と身近に溢れている。

知らなければ幸せなのか、
知ることが不幸なのか、
知らないことこそが不幸なのか。

手のひらに、
その指先に秘密が潜む。

モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由(2015年製作の映画)

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ダメな男、ダメな女。
人生の巡り合わせなんてわからないもの。

出会ったそのときから、
それが運命だなんて、ただの思い込み。
すべては選択しているのだから。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

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夢とロマンスを音楽に、
あふれる感情をステップに乗せて。
ほとばしる情熱を鍵盤と舞台に映す。

すべての夢追い人に、
美しく在ることを問う。

幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

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愛するひとを失ってから、男はひとりだった。だけど、ひとりじゃないこと、思い出したら人生は幸福に包まれる。誰かの手をとり、肩を寄せ、少し頭をもたげれば、そこに温もりがある。

箱入り息子の恋(2013年製作の映画)

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一途で在ることは、強い。

…ところどころ最初から違和感はある。冒頭のお見合いシーンだって、彼のこれまでを鑑みるとたぶんない。

怒り(2016年製作の映画)

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信じる。言葉にすることは容易いのに、その裏にある、言葉にならない入り混じった感情に人は揺るぎ、惑い、ときに見失う。信じることこそが守り守られ、愛し愛され、赦し赦されることと思いたいのに。

さよなら歌舞伎町(2015年製作の映画)

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印象に残るはラストの数シーン…韓国のふたりの入浴、訳あり中年のふたりの自転車、ナゲットを囲むふたり。染谷将太、前田敦子演じるふたりの未来はまだ見えない。

イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

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女のあざとさと、強かさと。一方で男の純粋さと、幼さ。前田敦子の「たっくん」が、妙にハマる。

しかし、原作を読んで観てはダメ。そして、ラストの丁寧な種明かしも要らない。

マン・アップ! 60億分の1のサイテーな恋のはじまり(2015年製作の映画)

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ガサツで皮肉屋で頭でっかちで、そして臆病で。いつの間にか負け犬に転じてしまったアラサー女子と、妻に捨てられた40男。偶然も奇跡も全部、前に踏み出した者のみが、その一瞬を輝きに変えられる。

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

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ささやかなエピソードの記録。記憶をたどって、シーンをつなげて。恋人でも友だちでもない、男と女の500日のアルバムをパラパラと。

未来は今(1994年製作の映画)

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ファンタジックにドラマティックに、バカタレ青年の数奇な運命。人生操り操られ、偶然も必然も、瞬間の重なりが思いがけない未来を描くもの?

新宿スワン(2015年製作の映画)

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歌舞伎町で生きていくには、この男、優しすぎる。限りなく闇に近いグレー、その境界線に生きる者たちの明日。幸も不幸もない、今日を生きて明日を迎えるだけ、その繰り返し。

脳内ポイズンベリー(2015年製作の映画)

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頭で考えて考えて、
それでも、わけわかんないから人間。

必要なのは、その愛くるしさと滑稽さだけ。

余分なものが多すぎる。

ピースオブケイク(2015年製作の映画)

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ダメな男女の純愛なんて、
笑っちゃう。

甘すぎるふたりも、陳腐な過去も、
全然くだらない明日も、
笑っちゃうけど、ま、いっか。