まっかさんの映画レビュー・感想・評価

まっか

まっか

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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相変わらずノーランがノーランしてた。
広島長崎を直接描かずに、精神部分を描くことで原爆の悲惨さをあそこまで伝えてくるのはすごい

名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

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知らない人いっぱいいたけど思ったより楽しく見れた。
時計台で告白するのは絶対にやめた方がいい。

14歳の栞(2021年製作の映画)

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どの年齢でもなく14歳の中学2年生を題材にしてるのがまず天才的。

どれだけかけて撮影クルーが異物じゃなくなるあの空気感を作ったんだろう。すごい。あのインタビューをそれぞれどのタイミングで撮ったのかも
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愛のゆくえ(2023年製作の映画)

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物語としての映画というより、表現のアウトプットの形が映画だったという感想が一番大きい。

軸はないわけではないんだけど、なんとなく全部抽象的で、結局なに?というか、でも伝えたいことはなんとなく分かる感
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

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濃厚すぎて一生終わんないんじゃないかと思った。

物語の面白さとかは一旦置いておいて、これだけの作り込んだ映像をこの長さかけてじっくり観れるのは最高の贅沢だなって、関わった人が多すぎて永遠に終わらない
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ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

良い意味でもっと予想を裏切って欲しな~、もうちょっと深掘りしてほしいな~感じはあるけど、伏線に全然気づかす試合シーンは泣きそうになった。

みんな良いキャラしてて応援したくなる。

監督が作品に出てる
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.7

めちゃくちゃ豊かな2時間だった。
とてつもなくフィクションだけど、ノンフィクションだったらいいなと思う。

あれだけかっちりルーティン組んでるのに、予想外が起きた時にも楽しめてるのは尊敬。

ニュージーズ(1992年製作の映画)

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歌とかちゃんと上手いんだけど上手すぎないボーイズの感じがすごい好き

カラーパープル(2023年製作の映画)

4.0

これまで社会にいたすべてのミス・セリーに心からの敬意を。

ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

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レディースのファッションの良さと、どのタイミングでとめても綺麗な背景だけで見る価値がある映画。

登場人物がそれぞれ、カット的にも内容的にも重なってつながる部分がありつつ、あえて「つながない」を選択す
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

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レディプレイヤー1よりもうちょっと現実よりの世界線。楽しかった

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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自分の思うように自分のやりたいことをして生きていきたいだけなのに、女だとそれを抑えこまれがちなのなんなんだろう。

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

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原作もアニメも履修済みだけど楽しめた。

最後のあそこでタイトル出すのはずるい。
ああこれから物語が始まるんだ、今作は壮大なプロローグなんだって血が沸く感じ。

途中キャラに寄せるためなのか、歌舞伎で
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ショコラ(2000年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ヴィアンヌのチョコは人の心を溶かして村に春が来たけど、同時にヴィアンヌ自身にかかっていた「北風とともに移動する」呪いも解けるという2重の構造が好き。
幸せなだけじゃないから、ミルクだけじゃなくてビター
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

YouTubeで鬼太郎誕生の1話だけ見てから観に行った方がいいという前情報だけいれて映画館に。

全然ビジュアルも違うし、アニメの方とどうつながるのか全然分からなかったけど最後までみたらめちゃくちゃ納
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ポトフ 美食家と料理人(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

あんなに愛してて悲しんでたのに立ち直って料理しちゃうの?腕がいい人見つけたら次の料理人に会いに行っちゃうの?と思った次の瞬間に、「妻としてと料理人としてどちらが好き?」「料理人だよ」のやり取りがあり、>>続きを読む

ウィッシュ(2023年製作の映画)

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色々思うところはあるけど、願いを取り戻すシーンが、それだけで評価プラスに戻るくらい本当に良かった

ブラック・レイン(1989年製作の映画)

4.0

羊たちの沈黙のアンソニー・ホプキンス。ブラックレインの松田優作と言ってもいいんじゃないか。存在感よ。

マイケルダグラスのニックと高倉健の松本のキャラクターが本当に良い。
逮捕した佐藤を警察署に連れて
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

初めてゴジラ観たけど面白かった。

主要な登場人物は多いけど、感情が丁寧に描かれてるから行動に納得感があるし、戦争とどう向き合うか・どう生きていくのかという部分が共通してるから散漫な印象にならない。
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私がやりました(2023年製作の映画)

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衣装と髪型が好きすぎる。
個人的黄金時代。

結構声だして笑ってる人も多かった。
エンドロールが良い。

さよなら ほやマン(2023年製作の映画)

4.4

全部がどうしようもなくてそこにいることしかできなかった1人のお兄ちゃんがもがいて苦しんで吹っ切って、一歩を踏み出す物語。

まっすぐ丁寧に力強い映画

ルー、パリで生まれた猫(2023年製作の映画)

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猫みれたからいいけど、人間のエゴすぎて好きじゃなかった

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

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本当にこの監督は虚構と現実の境界線を溶かすのがうますぎる。

福田村事件(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

地獄への道は、善意と正義で舗装されている。

集団において暴走してしまう日本人の怖さと、事実を単なる事実として自分の中に吸収することの難しさっていう森達也監督が他の作品でも発してるメッセージが上手くフ
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

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どストレートな恋愛物語で周りの人もみんな良い人という理想の部分と、人種や偏見、家族の関係性とかの課題を織り交ぜて、社会とか根本の問題は解決せずに自分たちが対処していくしかないっていう、とことん現実的な>>続きを読む

ラーヤと龍の王国(2020年製作の映画)

4.0

シンプルでベタなのかもしれないけど、人を信じることの難しさと大切さが染みた。好き。
スピンオフが見たい感じ。

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

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私には全く刺さらなかった。

画面のチカチカと荒いホームカメラの映像けっこうしんどかった。

裸足になって(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

絶望に次ぐ絶望の中で、奪われてたまるかという彼女の言葉が痛いほどに伝わってきた。

最初、センターを獲得する上手さがあるのに「深みがない」と言われてたフーリアのダンスが、意志と言葉が加わって雄弁になっ
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