ずんさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ずん

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空白(2021年製作の映画)

3.0

事故の描写がトラウマに残るショッキングさ
誰しもがこの中の誰かになりうる恐怖
全員がもがき苦しむのに的を外す
なぜ?と問いたくなるは私が外野にいる証拠
片山礼子が古田新太の対比を描く
空白の中にも微か
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BLUE/ブルー(2021年製作の映画)

3.7

本当の強さは目には映らない
負け続けても勝ちたいと想い続ける男
ラストシーンの松山ケンイチはこの映画の余韻を熱く爽快なものにする
俺たちは皆人生の青コーナーにいる

東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

3.0

アニメ、実写を観て漫画も最新巻まで読みましたので映画と言うより東京リベンジャーズの感想をここに
面白い 確かに面白い
ただ設定がガバガバ過ぎて矛盾だらけ
キャラクターの発想 思考 行動が理解不能
不良
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くれなずめ(2021年製作の映画)

2.8

後半完全に置いてかれてしまった
映画ではなく舞台で観たかった
舞台と映画の共存の難しさ
若葉竜也と藤原季節サイコー
ウルフルズにグッとくる

お嬢ちゃん(2018年製作の映画)

5.0

主演 萩原みのりが凄まじい
みのりが色々と萩原みのりで萩原みのりのすべてで演じている
これほどまでに映画に愛される女優が他にいるだろうか?
この映画に映るのはあの頃の自分であり今にも残る自分である
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ミッドナイト・ランナー(2017年製作の映画)

3.5

テンポ アクション コメディ シリアス全てのバランスが抜群に良い
パク・ソジュン最高にかっこいい
尊敬する人は?と聞かれたらパク・セロイと答えてる
パク・ソジュンがマーベル作品出演するみたいなので普段
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シュシュシュの娘(2021年製作の映画)

3.4

コロナ禍で苦境に立たされるミニシアターの為に作られた自主映画
メジャー映画が背けがちな問題にシュールにコミカルに刺してくる
福田紗紀ってこんな魅力的な女優だったとは
あと根矢涼香が俺たちの根矢涼香で最
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うみべの女の子(2021年製作の映画)

3.6

原作をとても忠実に映す
石川瑠華と青木柚のキャスティングはこれ以上ないほどに完璧
映画好きなら誰もが知る若手注目株
石川瑠華は今年アカデミー賞 新人賞を獲る

ただ忠実に丁寧に映像化するが故に演出に違
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.2

ヤクザ映画のオールタイムベスト
全俳優の熱量が凄まじい
中村倫也の襲撃前のシーンに熱くなる
阿部順子こんな良い女優だったとは
ラストの松坂桃李が堪らなくかっこいい
ハイライトは煙草界最強
近日公開の2
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新テニスの王子様 氷帝vs立海 Game of Future 後篇(2021年製作の映画)

3.5

テニプリ最強キャラは圧倒的に跡部景吾
破滅への輪舞曲を何度でも見たい
新部長 日吉若めちゃくちゃかっこよかったです
跡部の後の氷帝学園を率いるのはこの男しかいない
ラストシーンはちょっと感動すらする
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新テニスの王子様 氷帝vs立海 Game of Future 前篇(2021年製作の映画)

3.0

氷帝ファン胸熱のドリームマッチ
立海で唯一好きな丸井ブン太の妙技が堪らない
向日忍足ペアのスカイラブハリケーン
真田柳ペアはチートが過ぎる
宍戸のシングルは泣いちゃう

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

4.7

映画の全てを詰め込んだ珠玉の青春映画
詰め込み過ぎてるのに絶妙なバランスと伏線回収と全登場人物への愛おしさで納得させられる
「映画ってさスクリーンを通して今と過去を繋いでくれるんだと思う」
そして未来
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消しかすの花(2020年製作の映画)

3.2

セリフで語らず映像で魅せる美しいショートムービー
あなたちちがいじめに労力を使ってくれたおかげで美しい花が咲く

前田建設ファンタジー営業部(2020年製作の映画)

3.0

実話だからこそのリアリティと日本の技術力にロマンを感じる
ただファンタジー営業部のやる気へのスイッチへの説得力にかけるキャラが数名
映画よりテレビドラマのが向いてる
岸井ゆきののオフィスカジュアルがか
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むこうぶち 高レート裏麻雀列伝(2007年製作の映画)

2.8

麻雀放浪記を観て麻雀映画観たくてむこうぶち
割と観れるのはVシネの不思議な魅力
こちらは麻雀知らないとなんのこっちゃってなります

麻雀放浪記(1984年製作の映画)

4.5

戦後の博打打ちたちをモノクロで描く最高の日本映画
脇役などいない全員が主役で魅力的
心に残る名台詞の数々
牌を映すカメラワークに目がバキバキになる
九連宝燈は命を天秤に掛ける
俺も麻雀、競艇と博打打ち
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愛うつつ(2018年製作の映画)

3.7

愛とセックスの形
愛してるからこそ抱けない感覚少しだけ分かる気がする
どこか性欲や承認欲求でセックスしてる自分を嫌になる瞬間が俺にもある
セックスとは裸で抱き合い眠る為のプロセスに過ぎない
その行為の
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疑惑とダンス(2018年製作の映画)

3.9

ワンシュチュエーションの前編アドリブ会話劇
ヤったのか?ヤってないのか?終始この不毛な論争が続く
この不快指数高めなシュチュエーションを俯瞰で見るからこそ最高に面白い
アホほど笑わせてもらいました

残光に祈りを(2020年製作の映画)

3.0

この国は目を逸らしたくなる現実ばかり
そんな我々に最も必要なのは想像力と感受性
真実と向き合う事をやめてはならない
エンドロールで流れる尾崎リノ
そしてタイトル「残光に祈りを」
この短編が学生映画なの
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“隠れビッチ”やってました。(2019年製作の映画)

2.7

良くも悪くも村上虹郎に癒される為だけの映画
脇の俳優たちが豪華なのに主演女優が、、、
あとタイトルどうにかなりませんか?

蝸牛(2019年製作の映画)

3.2

セックスフラペチーノによる性春フェラチオ映画
エンドロールのスチールがとても良い

かたつむりの交尾について調べたらめちゃくちゃ面白いし、表現出来てる気がする

猿楽町で会いましょう(2019年製作の映画)

3.7

あなたの嘘が嫌いだったのはあなたが此処に居ないから
あなたは誰に抱かれていたのですか?
あなたといる時が何より孤独でした
悪い予感が当たるのは不幸の匂いが分かるから
そんな過去の記憶が蘇る

石川瑠華
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ビート・パー・MIZU(2019年製作の映画)

2.8

雑音に感じていた音も心地の良いビートに変わる
良くも悪くもムーラボ
石川瑠華は今年大注目の女優
今から「猿楽町で会いましょう」観に行く

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

2.8

ミステリーではなくホテルマンのお話
長澤まさみに怒られるキムタク羨ましい

なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

4.0

政治家を笑ってるうちはこの国は変わらない
あなたが馬鹿にする政治家はあなたが選んでるのだから
選挙に行かない人こそ観るべきドキュメント
ドキュメントでありながらとても映画的
なぜ君は総理大臣になれない
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ホムンクルス(2021年製作の映画)

1.8

映像化するならNetflixドラマでして欲しかった
序盤はまだ観れるけど、中盤以降が本当に酷い
豪華俳優陣もこの脚本なら断りなよ
俺は、何を見てるんだ?はこっちのセリフ
原作ファンだからハードル下げに
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朝が来る(2020年製作の映画)

4.7

「真実」を丁寧に丁寧に映す
それを演じる役者が全員素晴らしい
木と光と風がとても印象的に残る
エンドロールの最後の最後まで良い
蒔田彩珠が女優としてえげつない
アカデミー賞新人女優賞 他多数の助演女優
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最初の晩餐(2019年製作の映画)

3.0

窪塚洋介の存在感
いつも俺たちがキャンプですき焼きを辛鍋に進化させるの正解だったんですね

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

4.2

20年前の映画なのにとても前衛的であり刺激に溢れる怪作
最高に皮肉の効いたタイトル
全員サイコパスではなく全員人間らしい
想像以上のラストを迎える
ケビン・スペイシーが素晴らしかったので久しぶりにユー
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AWAKE(2019年製作の映画)

3.2

2015年将棋電王戦FINAL 第5局から着想を得たオリジナルストーリー
若葉竜也×落合モトキ×寛一郎は最強
高校囲碁部(仮入部1日のみ)だったので囲碁版だったらもっと熱くなれた
あと調べたら実際の電
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ダークナイト(2008年製作の映画)

4.0

これが主役を喰っちまうジョーカー
敵役史上最も魅力あるキャラクター
陰と陽の二面性、ジレンマがテーマとして散りばめられていて面白い
最後の最後のバットマンの選択からのラストシーン圧巻
前田敦子の総選挙
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

3.6

「普通」とは?と言うテーマを一貫しながら正解を押し付けて来ない素晴らしさ
有線イヤホンの清原果耶は無敵
時代の流れでワイヤレスイヤホンをする人が多いかも知れないけど、女子は絶対に有線イヤホンです
何故
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街の上で(2019年製作の映画)

4.5

感受性や想像力が乏しくなってしまうなら少し不幸なくらいで丁度良い
今泉力哉監督の映画を必要な人間でよかった
幸福感に溢れる劇場
たくさん笑わせていただきました
今泉力哉監督の世界で生きる萩原みのりと穂
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14歳の栞(2021年製作の映画)

4.7

14歳という子供でも大人でもない曖昧な時間
始まりでも終わりでもない「途中」を物語にするドキュメント
誰もカメラを意識せずありのままを映し出してる事への衝撃
編集 テンポ カメラワークがスタイリッシュ
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野球少女(2019年製作の映画)

3.7

情熱エンターテインメントは良い意味で嘘
現代人に必要なウイニングショットはひたむきなまっすぐさだと教えられる
男だから女だからは関係ない
スインから貰ったエールを胸に刻む

イ・ジュヨン美しく愛らしい
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