予備知識ゼロで見たので、ジャケットの印象とは全く内容が違って驚いた。「すべてぼくのもの」だっけ?あんな感じの映画のを予想してた。笑
本作は事実ベースで進み、いきなり始まる。💊
特にこの事件に関する…
このレビューはネタバレを含みます
ニューヨーク、メトロポリタン美術館。
1人の女性写真家と同じ気持ちでいる同志たちが一斉に薬品の容器を投げ始め、「サックラー一家は嘘つき。人殺し。」と叫ぶところから
ドキュメンタリーが始まる。
有名…
意図した形としてのスライドショー
個人的に音楽系のドキュメンタリーで何度か批判的に観ている、写真を垂れ流すだけのスライドショー形式。今作もそうした表現が見られるが、写真家を取り上げるという性質的に…
ドキュメンタリー系を見るのは初めてで、正直各国の社会問題等に興味を持ったこともなく、何も知らないままこの映画を見た。
安直で広い感想になってしまうが、ジャーナリズムやドキュメンタリー、社会問題から得…
彼女の過去と現在の彼女の活動を交互に観て、何故彼女が今あのような活動をするに至ったのか、彼女のカメラマンとしての人生をスライドショーと共に追っていく。
商業的に彼女は写真を撮り始めたのではなく、自…
そんなわけでなぜか今日は金獅子を2連続観ることになった。正直、こっちもつまんないってはじめは思ったんです。単体で考えていったとき、そんな薬物の社会問題があったんだとか、同性愛とエイズについての問題と…
>>続きを読む構成が素晴らしかった
ナン・ゴールティングの半生とPAINの活動が入り込んだ構成だったが、それぞれが切断されることなく、その流れは必然に思えた。
アートは政治家に、聖職者に、マスメディアに、世間に…
ナン・ゴールディンの伝記映画。もっとも主な語り手は彼女自身である。繰り返される美術館内でのオピオイドやサックラー家への抗議活動がとてもメッセージ性がありながら美しく、かっこいい。
芸術はあくまで「…
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